正倉院展、再び☆
以前は早めに昼ごはんを食べて12時ごろに入館、などということをしていたんですが、
最近はその時間帯が一番混雑するようで。
混雑情報によりますと、11時ごろには1時間程度の待ち時間らしい。
それではいっそ、地元の強みを利用して3時過ぎに入りましょうということになって、
囲炉裏ダイニングたなかで、お昼ごはんをゆっくり頂きました。
ふと気付いたらもう3時過ぎ!
とは言え、金曜日は正倉院展は7時までなので、
焦ることなく奈良公園をブラブラ歩き、
博物館に着いた時はもう4時前になっていたでしょうか。
博物館前には半分ぐらいの行列と15分待ちの表示がありました。
行列はたちまち3列に折れ曲がりましたが、待つほどもなく入館。
それでも中には結構な人だかり・・・・かるほさんの教えどおり、
一番最初の「羊木臈纈屏風」の前の人だかりをやり過ごして
「臈蜜」から見はじめ、人の少なそうなところから順次見て行きました。
4時過ぎになると、後から入ってくる人が減ってくるので、徐々に見易くなって
例の「紫檀金鈿柄香炉」はじっくりゆっくり、満足です☆
それでも、出てくると、夕方からの「オータム・レイト・チケット」で入場しようと待っている人の行列が出来てました。
これは、午後4時30分(金・土曜日は午後5時30分)以降に入場すると、一般700円、高校・大学生500円、小・中学生200円と割引されるシステムなんですね~。
博物館も色々考えますね!
秋の日は暮れやすく、地下でお茶を飲んで外に出てみたら、もう真っ暗で
少し冷たい風が心地よかったです。
この日の私の着物。
真綿紬に、臈纈の帯。
鳥も花もどこか正倉院風じゃないでしょうか。
着物で見る正倉院って催しがありましたっけ。
今度は私も…と思うけど、いつも小走りで会場入りするので、
はんなりした姿のまま見学するのは無理かもなあ(苦笑)
二度三度と行けるのは地元ならでは、よね。
あたくしももう一度行きたかったなあ(今年はもう無理だけど)
美しいのは着物です(笑)
着物で見る正倉院展って言うのは、留学生とか外国の人が対象だったと思います。
私も一度目は貪欲に見るけど、二度目は自分の見たいものだけをピックアップしてノンビリ見られるのがいいですね。
来年は是非、着物で優雅に見に行きましょ。
正倉院模様って、その頃の流行の最先端だったんでしょうね。どこかエキゾチックで、大好きです~。
油が飛ぶほどの焼き物じゃないのと、そんなにいい着物じゃないので平気です~。
この着物は30年前のもので、そもそもは白地にピンクで菊を織り出したお安い紬だったんですが、シミだらけになったので染め直しました。
とってもいい色に上がって、よさげに見えるでしょ(笑)