2007年 02月 18日
歴史地理学2日目☆
今日は野外学習なんですが、朝から空はどんより。
天気予報では、お昼頃から雨が降る・・・え~?昨日は夕方からだと言ったのに~と
ブチブチ文句を良いつつ、橿原神宮駅に10時集合し、バス二台に乗って
第一の目的地、葛城市歴史博物館へと向かいます。
博物館の正面には船形埴輪の複製が。
私たちは2階のホールで、昨日習った絵図について詳しく聞きました。
この絵図の場所にこれから行くんですものね。
この絵図は、
兄川の引水権を持つ村同士で起きた水論(喧嘩)を解消するために作成されたようで、
地図の精度が高いところを見ると、
専門の絵師に書いてもらい、水論の当事者によって大事に保管されてきたらしい。
兄川筋には、「番水」と呼ばれる複雑な引水システムがあって、
このシステムは天正年間には確立して、
6月から9月までの農繁期にきちんと守られてきたそうです。
午後からは、このシステムの要の一つである「分水石」を見るのも大事な目的。
出かける前に、博物館を見学。博物館の常設展示室です。
さあこれからだ、と外に出ると、そこは雨。や、やっぱりなあ・・・・・
とりあえずバスの中で昼食を食べて、傘をさし、とっとこ出かけました。
が、出かけるや否や、上り坂(汗)
雨脚は少しも衰えないし、晴れていれば見わたせるはずの奈良盆地も、もやっています。
って言うか、何にも見えない・・・
上り坂は衰える気配もなく、ひたすらせっせと上りました。
雨はいやだけど、このスクーリング、冬にして良かった~。
夏の日差しの中で歩くことを考えただけで、眩暈がします(笑)
それほど長時間ではないんですが、もう良い、という気分になった頃、山口村に到着。
分水石を見せてもらいました・・・丁度うまい具合に地元の方が出てきてくださって、
おいてあった土嚢を取り去り、お話も聞かせてくださいました。
何の変哲もない風景ですが、花崗岩によって川幅が3つに仕切られていますね。
この幅に応じて水が下流の村々に送られたのです。なるほど~。
この川の水は今も「五大字」に農業用水を供給し続けていて、
それを地元では今も「10日水」と読んでいるらしい。
歴史は脈々と今も生き続けてるんですね~!
近所では牛が飼われていました・・・
元の川筋と思われるところを下って(やった!下りだ!)(笑)歩いてると暖かです。
小さなため池を統合したのか、大きな「谷池」が。 やがて、笛吹神社に着きました。 笛吹神社の後ろには横穴式古墳が。
この頃から、雨は益々強くなってきました。
神社を出てすぐのところにある、「壷池」。これは絵図にも乗っているところを見ると、ほぼ300年前のものらしい~
雨の中をどんどん歩いて、バスが回送されてくるローソンに到着。
ここからは、近鉄で帰る人と、バスで先生のお話を聞きつつ大学まで戻る人に分かれます。
私たちは、大学まで戻るほうをチョイス。
奈良盆地のお話を聞きながら大学まで戻りました。
雨は残念でしたけど、なかなか楽しかったです☆
この後は、楽しいお食事会が待ってるんですが、その報告は、また明日のお楽しみ(笑)
とりあえずは、美味しいものの写真を一枚だけ、ね。(笑)
天気予報では、お昼頃から雨が降る・・・え~?昨日は夕方からだと言ったのに~と
ブチブチ文句を良いつつ、橿原神宮駅に10時集合し、バス二台に乗って
第一の目的地、葛城市歴史博物館へと向かいます。
私たちは2階のホールで、昨日習った絵図について詳しく聞きました。
この絵図の場所にこれから行くんですものね。
この絵図は、
兄川の引水権を持つ村同士で起きた水論(喧嘩)を解消するために作成されたようで、
地図の精度が高いところを見ると、
専門の絵師に書いてもらい、水論の当事者によって大事に保管されてきたらしい。
兄川筋には、「番水」と呼ばれる複雑な引水システムがあって、
このシステムは天正年間には確立して、
6月から9月までの農繁期にきちんと守られてきたそうです。
午後からは、このシステムの要の一つである「分水石」を見るのも大事な目的。
出かける前に、博物館を見学。博物館の常設展示室です。
さあこれからだ、と外に出ると、そこは雨。や、やっぱりなあ・・・・・
とりあえずバスの中で昼食を食べて、傘をさし、とっとこ出かけました。
が、出かけるや否や、上り坂(汗)
雨脚は少しも衰えないし、晴れていれば見わたせるはずの奈良盆地も、もやっています。
上り坂は衰える気配もなく、ひたすらせっせと上りました。
雨はいやだけど、このスクーリング、冬にして良かった~。
夏の日差しの中で歩くことを考えただけで、眩暈がします(笑)
それほど長時間ではないんですが、もう良い、という気分になった頃、山口村に到着。
分水石を見せてもらいました・・・丁度うまい具合に地元の方が出てきてくださって、
おいてあった土嚢を取り去り、お話も聞かせてくださいました。
この幅に応じて水が下流の村々に送られたのです。なるほど~。
この川の水は今も「五大字」に農業用水を供給し続けていて、
それを地元では今も「10日水」と読んでいるらしい。
歴史は脈々と今も生き続けてるんですね~!
近所では牛が飼われていました・・・
元の川筋と思われるところを下って(やった!下りだ!)(笑)歩いてると暖かです。
小さなため池を統合したのか、大きな「谷池」が。
この頃から、雨は益々強くなってきました。
神社を出てすぐのところにある、「壷池」。これは絵図にも乗っているところを見ると、ほぼ300年前のものらしい~
雨の中をどんどん歩いて、バスが回送されてくるローソンに到着。
ここからは、近鉄で帰る人と、バスで先生のお話を聞きつつ大学まで戻る人に分かれます。
私たちは、大学まで戻るほうをチョイス。
奈良盆地のお話を聞きながら大学まで戻りました。
雨は残念でしたけど、なかなか楽しかったです☆
この後は、楽しいお食事会が待ってるんですが、その報告は、また明日のお楽しみ(笑)
とりあえずは、美味しいものの写真を一枚だけ、ね。(笑)
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りら
at 2007-02-18 02:37
x
博物館も遺跡も神社も良いけれど~・・・・
最後のおご馳走が気になって・・・大勢での会食、楽しそうですねぇ。
って・・・・日記のテーマからズレてる!済みません。
最後のおご馳走が気になって・・・大勢での会食、楽しそうですねぇ。
って・・・・日記のテーマからズレてる!済みません。
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kinochanoma at 2007-02-18 15:47
なぎさん、忘れちゃうから‥とおっしゃいつつ、
やっぱりスク寝る前アップって凄いです。
今回もありがとうございました。
楽しいひととき、話も尽きずでございましたね。
これからもよろしくお願いいたします。
やっぱりスク寝る前アップって凄いです。
今回もありがとうございました。
楽しいひととき、話も尽きずでございましたね。
これからもよろしくお願いいたします。
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nagiwi at 2007-02-19 00:33
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by
nagiwi at 2007-02-19 00:34
by nagiwi
| 2007-02-18 00:49
| 学校
|
Comments(4)