2007年 02月 17日
歴史地理学の
スクーリングが今日から始まりました。
去年の9月以来、5ヶ月ぶりのスクーリングのせいか、
朝、何時の電車に乗るんだったか思い出せなかった・・・
え~?これって歳のせい・・・・じゃないと思いたい(汗)
卒論を書いてる間は何度か図書館に通ったけど、教室に入るのは久しぶり。
203の教室に70人弱の学生で、適正規模ですね(笑)。
最初に三日間の時間割を丁寧にご説明いただき
次に小さな白紙を配られて何かしら?と思ってたら
「何故このスクーリングを受講したか」を短くまとめて提出せよ、と。
う。
単位が欲しいから・・・・ではあんまりだし。
スクーリングの野外実習が好きだから、と書きました(汗)。
おんなじかな(笑)
時間割にきちんと添って講義が始まりました。
まず最初に、歴史地理学とは何ぞや?と言うお話です。
歴史地理学は地理学の一分野で、
系統地理学>人文地理学>歴史地理学と言う感じらしい。
研究対象は地表に関する諸現象ですが、その性格上、歴史学との交流が多いんですね。
かつては
「時の断面説」すなわち「過去におけるある特定の時間断面を研究する」
という立場を取ったそうですが、批判を受けて、
現在では独自のプロセスや結論を追及するようになったそうです。
この歴史地理学には
1, real world 2, imagined wold 3, abstract world の
3つの領域があり、今回のスクーリングは1を中心に行われるそうな。
このあたりまで来た所で、丁度お昼。
早めの休憩に入って、
かるほさん、りぃさんたちと食堂へ行ったら、少し遅れて猫さんも現れ、
そのうちみぴさんが私たちを見つけてくださいました。
旧交を温めつつ、明日の時間を打ち合わせてたら、もう教室へ戻る時間!
みぴさん、方向音痴の猫さんを明日はちゃんと連れてきてくださいね(笑)
眠気が起こる午後からは、
かんがい水利と水論・・・・奈良盆地の自然環境と農業的地域性・・・・と言う
なんか面白そうなオハナシになってきました。
奈良盆地は年間降水量が1400mm程度、
大和川水系と木津川水系の二つの河川がありますが、
どちらも川の奥行きが短くて保水量も少なく、氾濫が多い。
土地の景観の特徴としては、条里地割、集村、溜池、という三つの特徴を持ち
耕作の水源には河川、溜池、湧水をフル活用してるんですけど、
やっぱり奈良盆地の特徴は溜池でしょうね。
溜池には、傾斜の低い地域の「皿池」と、傾斜の高い地域の「谷池、壷池」があるそうです。
ここで、プリント資料の地図を見比べて作業・・・・なんですが、
どこかで見たような地図だなあ、と思ったら、
ありゃりゃ、この地図、うちのご近所・・・・うちも載ってるわぁ。
うちのあたりは奈良盆地の典型的な地形なのか?
それとも、開発が遅れて「条里制、集村、溜池」の典型地形なのか?
そういえば、水争いやら灌漑の話やら、色々聞いたことがある・・・
溜池は一村所有、とか、水利慣行が色々あるとか、大変馴染みのあるお話でした・・・
午後の眠気に襲われる暇もなく、続いて、絵図や地図を配布され、
自分で絵図を読み解くことになりました。
絵図の場所は、明日行く笛吹神社近辺。
最初は何をどう読めば良いのかも分からなかったけど、
見てるうちに疑問が次々わいてきて、なんだか楽しい。
この頃の絵図って、今の地図とは意味も目的もみんな違う・・・
明日の野外学習が益々楽しみになって来ました。
願うらくは明日、お天気が持ちますように!
そして、野外学習のあとには、楽しいお食事会が待ってます♪
明日もよろしくお願いします☆
去年の9月以来、5ヶ月ぶりのスクーリングのせいか、
朝、何時の電車に乗るんだったか思い出せなかった・・・
え~?これって歳のせい・・・・じゃないと思いたい(汗)
卒論を書いてる間は何度か図書館に通ったけど、教室に入るのは久しぶり。
203の教室に70人弱の学生で、適正規模ですね(笑)。
最初に三日間の時間割を丁寧にご説明いただき
次に小さな白紙を配られて何かしら?と思ってたら
「何故このスクーリングを受講したか」を短くまとめて提出せよ、と。
う。
単位が欲しいから・・・・ではあんまりだし。
スクーリングの野外実習が好きだから、と書きました(汗)。
おんなじかな(笑)
時間割にきちんと添って講義が始まりました。
まず最初に、歴史地理学とは何ぞや?と言うお話です。
歴史地理学は地理学の一分野で、
系統地理学>人文地理学>歴史地理学と言う感じらしい。
研究対象は地表に関する諸現象ですが、その性格上、歴史学との交流が多いんですね。
かつては
「時の断面説」すなわち「過去におけるある特定の時間断面を研究する」
という立場を取ったそうですが、批判を受けて、
現在では独自のプロセスや結論を追及するようになったそうです。
この歴史地理学には
1, real world 2, imagined wold 3, abstract world の
3つの領域があり、今回のスクーリングは1を中心に行われるそうな。
このあたりまで来た所で、丁度お昼。
早めの休憩に入って、
かるほさん、りぃさんたちと食堂へ行ったら、少し遅れて猫さんも現れ、
そのうちみぴさんが私たちを見つけてくださいました。
旧交を温めつつ、明日の時間を打ち合わせてたら、もう教室へ戻る時間!
みぴさん、方向音痴の猫さんを明日はちゃんと連れてきてくださいね(笑)
眠気が起こる午後からは、
かんがい水利と水論・・・・奈良盆地の自然環境と農業的地域性・・・・と言う
なんか面白そうなオハナシになってきました。
奈良盆地は年間降水量が1400mm程度、
大和川水系と木津川水系の二つの河川がありますが、
どちらも川の奥行きが短くて保水量も少なく、氾濫が多い。
土地の景観の特徴としては、条里地割、集村、溜池、という三つの特徴を持ち
耕作の水源には河川、溜池、湧水をフル活用してるんですけど、
やっぱり奈良盆地の特徴は溜池でしょうね。
溜池には、傾斜の低い地域の「皿池」と、傾斜の高い地域の「谷池、壷池」があるそうです。
ここで、プリント資料の地図を見比べて作業・・・・なんですが、
どこかで見たような地図だなあ、と思ったら、
ありゃりゃ、この地図、うちのご近所・・・・うちも載ってるわぁ。
うちのあたりは奈良盆地の典型的な地形なのか?
それとも、開発が遅れて「条里制、集村、溜池」の典型地形なのか?
そういえば、水争いやら灌漑の話やら、色々聞いたことがある・・・
溜池は一村所有、とか、水利慣行が色々あるとか、大変馴染みのあるお話でした・・・
午後の眠気に襲われる暇もなく、続いて、絵図や地図を配布され、
自分で絵図を読み解くことになりました。
絵図の場所は、明日行く笛吹神社近辺。
最初は何をどう読めば良いのかも分からなかったけど、
見てるうちに疑問が次々わいてきて、なんだか楽しい。
この頃の絵図って、今の地図とは意味も目的もみんな違う・・・
明日の野外学習が益々楽しみになって来ました。
願うらくは明日、お天気が持ちますように!
そして、野外学習のあとには、楽しいお食事会が待ってます♪
明日もよろしくお願いします☆
by nagiwi
| 2007-02-17 00:20
| 学校
|
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