五條の火祭り

1月の上旬は凍り付くほど寒い日が続いていました。
最高気温が3度とか4度の日も(ブルブル)

そんな中、14日は依水園の定点ガイド。
手水鉢まで凍り付く寒さでした・・・
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この日は四組ご案内したのですが、その中にオーストラリアからの姉弟のゲストがおられて、
弟さんのほうは半袖のTシャツ姿でした(激寒)
オーストラリアは今夏休みで最高気温が40度なんて日もあるそうです・・・・暑さから逃れて日本に来られるのかな。

さて、この日は少し早めに帰らせていただいて、五條市へと向かいました。
五条大津の念仏寺陀々堂で行われる「鬼走り」を見る予定☆
例によってかるほさん作成のスケジュールに載せていただきました♪
鬼走りは夜九時から始まるので、私は6時に五条新町の山田旅館に入って夕食、そのあと念仏寺に向かうことになりました。
山田旅館は、五条と二見の間にあるので五二館とも呼ばれるそうで、
吉野川の筏師が材木商と売り買いの交渉をしたりして栄えた、市内で一番古い旅館だそうです。
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ここ、前回五条に来た時に覗いてみたら、玄関がしっかり閉まってお留守らしかったんですが、
今回はかるほさんが予約してくださいました!
江戸時代後期の作りの建物なんですが、私たちは二階の六畳の次の間付の八畳の部屋へ泊めていただきました。
各部屋にはきれいに花が生けられ、磨き上げられていました☆
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床の間にかけられてるキルトはおかみさんの手作り。

この旅館から念仏寺へは徒歩で30~40分ぐらい。
かるほさんとなら徒歩圏内です・・・が、旅館の女将さんたちからは驚かれてしまった(笑)
確かにとっても寒くて暗かったけど、歩いてる間に体は暖かになりましたわ。
念仏寺陀陀堂の鬼走りは、三匹の鬼が燃え盛るたいまつを振り回しながら、お堂の中を走り回るので有名で、
国の重要無形文化財に指定されています。
鬼が災厄を祓うのは珍しいですね。
それほど広くない境内には早くからを地元の人やカメラを持った人でいっぱいでした。
待つことしばし、お堂の中に明かりがともり、水天の人たちが杉?檜?の枝に水を含ませてお堂の天井やかまちを湿らせます。
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で、三匹の鬼の登場☆
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三匹の鬼は60キロ以上の重いたいまつを抱えて、堂内をめぐります。
めらめら燃え上がる炎は天井に届き、時々床に落ちたり、天井板に飛び火したりして、
その度に水天さんが水をかけて回ります。
鬼さんは三度堂内をめぐって、境内におりて戻っていきます・・・
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この鬼の面は、室町時代のものの複製だそうで、なかなかハンサムです~♪
境内に詰め掛けていた人が三々五々帰っていくと、急に寒さが!
人の気配で暖かかったんだわ・・・・・

帰りも勿論徒歩。
私たちのためにおかみさんが待っててくださった旅館に帰って、お風呂に入って寝ました☆

翌日は九時前に旅館を出ましたが、明るくて話好きの楽しいおかみさんで、ぜひまたお泊りしたいです!

この日は、五条駅からJRに乗る予定で、あんまり人のいない五条新町をぶらぶら歩いていると、
右手の吉野川に降りる小道が有ったので、一寸曲がってみました。
この写真で、私の立っているのは吉野川の堤防。
そこから一度下がっていて、家の建っているところはまた一段高くなってます。
堤防のできるまでの吉野川は、この一番低くなった所まであった、ということですね。
真ん中のお宅には石垣があって、そのあたりまで川が流れてたんですね~。

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ここは多分昔の船着き場。
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昔は吉野川はもっと水量が多かったでしょうし、台風が来たりしたら怖かったでしょうね。

さて、五条新町には有名な大福餅やさんがあります。
ここは、おじいさんとおばあさんでやてって、なくなり次第お店が閉まるので有名(笑)
何度か前を通ってますが、一度も変えたことがありません・・・・だって、たいてい午後にしか通らないし。
でも、この日は念願かなって買えましたよ!
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大福もちをゲットしてJRに乗り、吉野口に向かいます。
この日の目的地は御所市の「水泥北古墳」「水泥南古墳」♪
前回吉野をタクシーで廻ったとき、この二つの古墳はさらっと見ただけでした。
というのも、この古墳、北古墳は鍵がかかってるし、南古墳は個人のお宅の中にあるんです!
今回はそのリベンジ。
かるほさんが御所市に電話して見せてくださるように頼んでくださいました☆
嬉しいわ~~~!!!!

このお宅の中に南古墳があります・・・・
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奥様が豪壮な長屋門の玄関を開けて待ってくださってました。
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先ず先に北古墳へ。
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古墳の中には石棺が二つあって、真中あたりに電気の明かりが!
奥の石棺は二上山の石、手前の石棺は当時貴重品だった竜山石(兵庫県産)だそうで、
手前の石棺の縄かけ突起は、狭い羨道に置けるように削られてるそうです。
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ここは蓮華文石棺で有名なんですが、これがその蓮華文☆
石棺に仏教の模様である蓮華文が彫られているということは、持ち主が深く仏教に帰依してたってことでしょうか。
盗掘用の穴が開いてますね~。
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そして、お屋敷うちの南古墳を見せていただいたんですが、門を入って、横手から奥に入って、どんどん行くと
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お庭の端に古墳が現れます!
思わず「うわ~~~~!」と叫んじゃいましたわ。
ここにも電灯が設置されてるし、羨道の高さも十分たかく、中が広い!!!
下の写真は中から外を見たところ。
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これは外から中を見たところ。
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五輪塔
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石舞台とどちらが広いかしら、と思うほど大きくて立派な古墳で、昔は蘇我馬子の古墳かも?とも言われていたそうです。
天井石はめっちゃ大きく、普通は風化している石の削り跡がとってもクリアで、もうときめいちゃいました~~♪

このあたりは「御所」という名前の由来となった「巨勢氏」の勢力範囲なので、その一族のものだったのかしら…

長屋門の一部屋には、出土した須恵器や金張りの耳輪などを展示してあり
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それにしても、このお宅は見事の一言。
あちこちにお花が生けられ
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部屋数は20以上、築180年だそうです・・・・お庭やお部屋の掃除を考えると眩暈がします(汗)
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お掃除はともかく(笑)このお宅を訪問して一番心に響いたのは、
何代にもわたって二つの古墳を大事に守ってこられた、この屋の主たちの、文化に対する理解や教養そして思いの深さ。
屋敷内にある古墳を、面倒な煩わしいものとは思わず、大事に保全して今日まで伝えて頂いたおかげで、
今日私たちがお邪魔して見せていただくことができるのは、とても有難いことです☆

ゆっくり一時間以上かけて古墳を拝見させていただいて、徒歩で葛の安楽寺に向かいました。
古い町並みの道をぶらぶら歩くと、どこもかしこも豪邸ぞろい!
この辺は木どころだし、どの家もみんな普通に大きい(笑)よね~。
これが安楽寺

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ここは安楽寺塔婆で有名。
もとは鎌倉時代の三重塔だったのが、上層が痛んできたので、江戸時代に一重に改築されたとか。
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安楽寺は沙羅の花でも有名だそうで、またその頃に行きたいかも。

安楽寺のすぐそばには新宮山古墳がありました。
民家の横の何とも細い道を上がると、そこに入り口が!
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この扉は閉まっているわけではなくて、入ろうと思えば入れるのかな?
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中には石棺が二つあって、奥のは吉野川の緑泥片岩でできてるそうです。
入りたいなあ~~~~
でも、下が湿ってて滑りやすそうだし、狭いし、入るのは諦めました。
次回行くことがあればブルーシートと軍手をもって行かねば!

というわけで、この日の予定は終了。
近鉄葛駅まで歩いて、帰りました。

今回のツアは例によってかるほさんのおかげで、たいそう充実して、しかものんびりとした、とても楽しいものでした☆
そして、快く古墳を見せて下さった奥様に深い感謝をささげたいですね♪

ああ、楽しかった!












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Commented by 独楽 at 2018-01-27 01:02 x
いつもながら濃密なスケジュールのエクスカーションですねぇ・・・うらやましい。
御所のお宿もよさそうですね。

いつ奈良に行けるかなあ・・・
Commented by nagiwi at 2018-01-27 12:26
独楽さん
今回はいつもに比べるとゆったりしたスケジュールで、しかも中身の濃いエクスカーションでした☆
五条、御所って豪壮なお屋敷が林立してて、すごかったですよ~、ぜひご一緒しましょう!
とっとと(笑)奈良においでくださいませ♪
by nagiwi | 2018-01-21 23:25 | 奈良 | Comments(2)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi