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風の中の小鳥

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「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・

コタキナバルからブルネイへ その4 テンブロン!

この日は朝早く起きて、テンブロンに向かいます。
このために、前夜、アルコールを控えめにしたんですよね~、残念だったわ(笑)

これは朝ご飯に出していただいた、カヤジャム。
カヤ、というのはココナツのことらしいので、ココナツジャムってことですね。
美味しかったので、いくつかお土産に買いこみました☆
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テンブロン国立公園は飛び地になってるので、一度ブルネイ川から海に出てマレーシア領へ入り、
改めてブルネイ領のテンブロンに行くことになります。
ですので、車で船着き場まで行ってボートに乗り継ぎ、
もう一度車に乗り換えてジャングルの中をドライブ、旅行社のロッジに到着しました。

ロッジで出してもらった、モーニングティ。
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朝から揚げ物ですね(汗)
これがおいしいの~、困るわ~(笑)

ロッジには遊具や宿泊施設もあります。
ここでキャンプを張るのも面白そう!!
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朝のお茶を楽しんだ後、ロングボートで国立公園へ!
前日の雨で川は相当濁ってますが、普段はきれいだそうです。
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ジャングルクルーズを楽しんだ後、国立公園の受付に到着、入園受付。
国立公園はガイドさんが一緒でないと入園できないそうです。

入園受付を過ぎるとすぐに熱帯雨林に入るんですが、
地面を歩くのではなく、通路も階段も地面より一段高くなってて、そこを歩きます。
入ってすぐ、野生の(当たり前か?)胡椒発見!
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この胡椒を求めて、15世紀の大航海時代、ヨーロッパの人々はアジアを目指したんですよね~。

ガイドさんの手に乗ってるのは、でっかい蟻!
噛まないそうですが、でかすぎ・・・・・
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この足の持ち主は私です。
900段の階段に備えて、足袋型の靴を履いていきました。
足指が地面をホールドしてくれて、特に下りの階段で威力を発揮してくれましたよ。

黄色い花は、ブルネイの国の花、シンプール。
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花弁が散るとこうなります。
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階段を登ったり下りたりして、つり橋到着(涙)
写真ではわかりにくいですが、つり橋は川にかかっていてその距離60m(汗)
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でも、まあ、両側にはネットが張ってあるし、あんまり揺れなかったし、足元はそこまで見えないので、何とか渡り切りました。
そこからは、ひたすら、階段です・・・・
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熱帯雨林に覆われてて日陰なんですが、ところどころ階段が滑るし、湿気が多くて疲れる~。
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でも、かわった植物が目を楽しませてくれます。

この階段、どこまで続くのか、もう三分の一ぐらいは来たかしら、と思ったところで、
「あと三分の一ぐらいですよ」という優しいお言葉が!
良かった~~~、これなら大丈夫だわ!とホッとしましたわ。
おかげさまで、ガイドさんが気を使ってしょっちゅう休憩を入れてくださったのもあって、
そこまで辛いと思わずに上がれました☆

そこで私たちを待ってたのは、こういうものです。
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なんだかよくわからないでしょ(汗)
工事現場の鉄パイプの足場みたいな鉄塔がびゅ~~っと立ってて、そこから通路が伸びてるんですね。
これが、キャノピー・ウォーク、というものらしい。
高さが40~50m、長さが80mぐらいあるらしいんですが、定員は5人。
一度に5人しか登れないし、一度登ったら最後まで(80m)行かないと、途中でリタイアする場所がない・・・・
ど、どうする???
途中で足がすくんで動けなくなっても、誰も助けに来れない・・・・
でも、でも、せっかくここまで来て登らずに帰ったら一生後悔しそうで、やっぱり登ることに決めました!
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登り始めてみると、下をのぞきこまない限りあんまり怖くなかったです。
階段もキャノピーウオークも、両側にしっかりした鉄パイプ製の手すりがあったせいだと思います~♪
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かるほさんが撮ってくださった、後ろ姿の私。
肩に力が入って、へっぴり腰ですね(汗)
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一度40mぐらい登って通路を歩き、また5mほど登ってまた通路、そして、これが最後の階段!
あのてっぺんまで登ったところがこちらの写真!
大興奮してバンザイしてるところです♪
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ここに立って360度見回すと、ずっと遥かかなたまで、すべての熱帯雨林が眼下に見えました!
あんな素晴らしい風景はこれまでも見たことがないし、これからも見ることはないでしょう☆
ほんとにほんとに、すごいものを見てしまいました~~~!!!!

いいもの見たね~と興奮しながら、900段の階段を下って帰途につきました。
階段って、よく言われますが登りより下りが怖い。
疲れてるし、ほっとして不注意になりがちだし、滑るし。
ガイドさんに注意してもらいながら、ゆっくりゆっくり下りましたが、私はあの足袋型靴だったので、
思ったよりずっと楽に下ることができました。

ロッジへ戻るのは同じロングボートなんですが、実は往路の川岸に、とっても綺麗なオレンジ色の花を見つけたんですが
うまく写真を取れなかったんです。
ボートの運転手さんがそれを覚えていて、同じところに来た時にスピードを落としてくださいました。
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そして。一度ターンして花の真下へ。
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少しづつ色の違う花がほぼほぼ満開で、とっても綺麗!!!
私たちみんな、花の美しさと運転手さんのやさしさに感動して、大喜びでした。
そして、ボートを降りるときにまた驚きが!
運転手さんが花を一枝手折ってくださってたんです。
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ほんとに優しい~~♪

ロッジでは、ローカルフードのランチです。
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これがメチャメチャおいしい!!!
上のお鍋の中に入ってるのが、バンブー・チキン。
若い竹を鍋にして、チキンと生姜とレモングラスだけで、水を入れずに煮ると、竹のジュースが出て煮えるそうですが、
もう、絶品!
特にスープがおいしくておいしくて、長粒のお米にかけてガツガツ食べちゃいましたわ☆
下のお皿は、胡椒風味のチキン。
これもおいしかった~。
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ビーフの煮たのと、蒸したもち米、豆腐と湯葉の煮もの。
他にも川エビやお魚の酢豚風もありましたが、どれもほんとにおいしくて、ほぼほぼ間食☆
ごちそうさまでした!

この後、エンパイアホテルのアフタヌーンティを予約してあったので、市内へ戻ったのですが、そのお話は、また次回。






Commented by かるほ at 2016-12-24 21:09 x
なぎちゃん仕事早い!(てか私が遅いのか)
まだフワフワした旅行気分が抜けないままなので、
ずっとこの旅行記の続きのような日々でございますが。
それでもこれ読んで、うんうん、そうそう、そうだったねーの連続です。

そうだ、私の迷子の(?)ハガキちゃん、無事届きましたよ♪
クリスマスに愛をこめてになりました(^^)
Commented by marie004 at 2016-12-25 06:05 x
わたしも一緒にその高あいところまで階段を上がっていったようなドキドキ感を味わいました!さぞ絶景だったことでしょうね。
竹のエキスの染み出たスープ…食べてみたい!やはりそこで食べられているものが一番美味しいのでしょう。
Commented by nagiwi at 2016-12-26 10:17
かるほさん
旅行気分、なかなか抜けないよね~。
旅行中、すごく沢山食べたからか、胃袋が大きくなった感じで困ってます(笑)

あのはがき、着いたのね、良かった☆
でも、結構時間がかかってない?
それもブルネイ流かな?(笑)
Commented by nagiwi at 2016-12-26 10:20
marieさん
いや、もう、絶景ってこれなんだ!って感じでしたわ!

現地の食事は現地の気候や食材から生まれてるから美味しいんでしょうね。
バンブー・チキンは、今回食べたものの中で一番おいしかったかも。
キャノピー・ウォークは、ほんとに素晴らしい経験でしたわ☆
Commented by ひろこ at 2017-01-10 16:55 x
なぎさん
やっとわかりましたよ!あのボートから見た花の名前!!
「バウヒニア・コッキアナ」!!(苦労したわ~)
でも、覚えられない(汗)
あと、ヤシに交じって植えられていた扇状に広がったヤシのようなのは
ヤシではなく、ショウガの仲間で「トラベラーズツリー」というそうです。
そういえば、根元にもショウガみたいな葉っぱがわさわさ伸びていましたっけ。
本当に楽しい旅でしたね~またよろしくお願いします。
Commented by nagiwi at 2017-01-12 11:35
ひろこさん
コメントありがとうございます!
あの花の名前、調べが付いたんですね☆
さすがひろこさんだわ!
で、バウヒニア・コッキアナ???ムツカシイ~~!!(笑)
それに、あの椰子は椰子ではなくて生姜のご親戚なのね。
名前のない花はない、名も知らぬ花があるだけ、って言いますが、バウヒニア・コッキアナも正しい名前で呼ばれて喜んで・・・るかな?(爆)
またご一緒しましょうね!
by nagiwi | 2016-12-24 01:03 | 旅行 | Comments(6)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi