いつまでも暑いけれど
とりあえず(?)
橿原考古学研究所附属博物館
に行って来た。
確か、古墳時代の玉造の遺跡からの出土品があるはず、
と思って行ったのだが(確かにありました)
それとは別に予期しなかった感動に遭遇。
なんか、テーマが見えてきたみたいな気が・・・・
それはさておき、
この博物館は、近鉄沿線の畝傍御陵前、と言うところにあります。
「香具山は 畝火雄々しと 耳成と 相争ひき 神代より かくにあるらし
古も しかにあれこそ うつせみも 妻を争ふらしき」
と中大兄皇子に歌われた、これがこれが畝傍山
昔は駅からまっすぐに美しい姿が見えたんですが、
最近はあちこち立て込んできて、ちょっぴり見えるだけ。
博物館の中は涼しくて静かで、見学者は私を含めてほんの数人でした(^^;)
中は写真禁止ですが、外にもいろんな展示物がありました。
これは修羅(復元)
石郭。
これは石棺、どちらも本物です。
よくよく見てきたはずなのに、見落としてきたものが有って
もう一度行かねば、
と思っています。
大切に磨かれた玉は交易によって、日本各地に運ばれていったでしょうね。勾玉って妙な形だなといつも思うのですが、あれは韓国や中国から伝播したものなんでしょうか?
大和三山は意外と小さいんだなあというのが始めて見た感想です。
やっぱりキレイなのは翡翠の勾玉ですよね~♪
翡翠と言えば新潟県の姫川が有名。一度行きたい・・・
そのほか、北陸には古墳から出土する碧玉石の装飾品の産地もあるみたい。一度研究に行こうかな(笑)。
翡翠海岸とか呼ばれるところもあるのですが、ほんとに翡翠の原石が拾えるラッキーな人はめったにいません。
勾玉と同じように三種の神器は朝鮮半島にゆかりがあるそうで、やっぱり天皇家のルーツはその辺りなんでしょうか?
日本の翡翠は縄文の頃から、姫川で取れて勾玉として各地に分布してるそうです。昔の人の目にも、美しくて力あるものに思えたんでしょうね!
三種の神器の中の八尺の勾玉も、不思議な美しさに輝いてたのかなあ・・・・