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お面製作以外の2日目

一日目は造像の技法の技法について、2日目は仏像修理の歴史について学んだ。
仏像修理について学ぶためには、仏像の種類と形を知ることが肝心と言うことで、通学生の学生さんが如来、菩薩、明王、天に扮してくださった。

d0007913_23395099.jpg 「天」
帝釈天、とか梵天、等、インドの神々が仏教に取り込まれて守護神となったもの。
鎧は実はキルティングでできてます(笑)が、こういう風に見せていただくと、着方等とてもよくわかります。
d0007913_2346590.jpg「如来」
如来とは、真理より来たれるもの、と言う意味だそうです。
この布地は、今回のスクーリングのためにあちこち生地屋さんを探して見つけてこられたとか。
北魏式に「通肩」と言う着方をしています。

d0007913_23503230.jpg これも「如来」
「偏衫衲衣」と言う着方です。 
このままで「ビルマの竪琴」みたいだね、と先生は仰いました(笑)。
確かにとってもよく似合ってました。

d0007913_23514183.jpg「不動明王」
真言を伝えるものが明王ですが、その仲でも不動明王は、煩悩を打ち破り衆生を守るそうです。
モデルさんの歩き方も堂に入ってきました。かっこいいですね!


d0007913_075762.jpg「菩薩」
衆生を済度し、自らもさとりに向かう修行者で、やさしいイメージなので、女子学生さんがモデルです。
これは百済観音菩薩のつもり・・・

こういう見せ方をしていただくと、興味も持ちやすいし、仏像の着衣がきちんとしたルールに則ってるのだということがとてもよく分かりました。
Commented by さとか at 2005-08-22 11:26 x
う~~ん,お面の修復も面白いですが,この仏像の形も面白いですね。
色鮮やかでとってもわかりやすいので,なんだかこの写真を眺めていたら無性に絵を描きたくなりました。
漠然と「こういうイメージ」っていうかんじであまり仏像を詳しく眺めたことはないのですが,こういうものをちゃんと踏まえて絵を描くのとかかないとでは大違いなんじゃないかと思います。ちなみに「不動明王」と「菩薩」のコスプレが私的にはツボです(笑)。
Commented by marie004 at 2005-08-22 19:14 x
手を打って喜んでしまいました!
これこれ、これが知りたかったんです。仏像の衣紋からなんとなく想像していたことがすっきり分かってよかった。
わたしは帝釈天がツボですね。中学時代、男子に菩薩に似ていると言われた暗い過去を思い出しました(笑)。
Commented by なぎ at 2005-08-22 23:08 x
これ、面白いでしょう!
さとかさん
仏像の衣装なんて、造形的な美しさを狙ってるのかと思ったら、ちゃんとした着付けのルールがあったんですよ~。
私も不動明王が気に入りました。だってとっても可愛いモデルさんだったの(笑)。

marieさん
如来さんが着てるのは「衲衣」不動明王は、「条帛」を肩からかけ「裙」と言うスカートを穿いて、「腰布」を巻いてます。
菩薩は、「裙」「条帛」の上に「天衣」という布をかけてます。

外面如菩薩内面如夜叉かな?(笑)
Commented by 茶葉 at 2005-08-22 23:28 x
うわ~素敵!
服飾史大好きな物で、こういう企画は嬉しいですね~(^^)
モデルさんもちゃんと似合う人が着てるみたいですね。
もっと詳しく知りたいなあ…
Commented by なぎ at 2005-08-23 11:36 x
有難うございます~♪
実際に着たところを見ると、とっても興味がわくし、分かりやすいし。
菩薩さんの「裙」(スカート)の前に白いリボン状の飾りがあるでしょう?あの下部分の裙は、襞とフレヤーを出すために折りたたんであるんですが、一見普通のオジサン(スイマセン!)の先生がとっても上手に畳まれるの。修復家って言うのは、良き彫刻家であり、画家であり、芸術家なんだなあ、ってその手元から生まれる綺麗なヒダヒダを見ながら実感しました。
by nagiwi | 2005-08-22 00:19 | 学校 | Comments(5)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi