芸舞妓の衣装展
織成館がある西陣を少しうろうろしてたら「首途八幡宮」と言う神社が。
これ、かどではちまんぐう、と読むそうで、金売り吉次の屋敷跡になるともいうそうです。
奥州に旅立つ源義経が道中の安全を祈ったとか。
間口は狭いけど奥に長い神社でした。
そばには本隆寺と言うお寺があって、ここは京都を焼き尽くした明暦の大火にも焼け残ったため、不焼寺(やけずのてら)ともよばれてるそうな。
ランチは蕎麦屋にこらで。
ここはミシュランで一つ星を獲得してるそうですが、そんな気どりはちっともなくて良い感じ~。
お蕎麦も良いけど、お料理がおいしい、とのことで、「旬菜セレクト」一つととお蕎麦を註文。
これは旬菜セレクトの一皿目、鮭のマリネ、サバの生寿司カルパッチョ風、柿の白和え
お蕎麦は十割そば。
私はおろしそば、友人は九条ネギの暖かいお蕎麦を頼んだんですが、あまりの美味しさに、写真を忘れました(汗)
ハッと気付いた時にはこのありさま(笑)
北杏と南杏の両方を使って作ってるそうで、甘みの中にほのかな苦みがあって、フルフルと柔らかで、それにかけてある蕎麦の蜂蜜の濃厚な香りが合いまって・・・美味しゅうございました~!!!
次回はぜひ「お任せ蕎麦コース」を食べに来ましょう、と固く約束しました☆
ランチのあと、少し歩くとそこに織成館が。
ここでは、西陣帯の工房で実際に機を追っておられる所も見学できます。
この日、私たちが見たかったのは・・・・
古典的な柄行きですが、見事な染めに刺繍に彩られてましたわ~~。
他にも黒留袖、色留袖、振り袖とかが沢山あって、目を楽しませてくれました。
しかし、こういうのって、仕事着なんですね…・
その後、近所の手焼きのおかきやさん(関西では醤油味の煎餅のことをおかき、と言います)でお茶して帰りました~。
うむ~、実に充実した美味しい一日でしたわ~☆
芸妓さん舞妓さんの衣装の意匠って、特別な華やかさがあるし、かかっているお金も違うでしょうし、近くで見たら素晴らしいでしょうね。
真ん中の朱赤の帯なんて、帯だけ見たら「うー・・・」っと思うような色なんですけど、これをこの紫の着物に合わせるのか!と思って見ると、はんなりと華やかとはこのことだなぁっと思えます。
美味しそうなお料理画像とともに、こういうお楽しみは本当に羨ましい!!です~。
ほんとに眼福の一日でした☆
こういう衣装って、華やかなものと言うイメージがあったんですが、一つ一つは古典的で派手と言う感じではないのが驚きでした。帯もそれだけ見てると割に普通かな・・・って言う感じなんですが、取り合わせによってぐっとあでやかになるんですよね~。
舞妓さんのでの衣装は貝桶の模様なんですが、裾の方は大きく、上に行くに従って貝桶が小さくなるのに唸りました。
すらっと背が高く見える工夫ですよね!