久しぶりに着物を着ました☆
今年の9月はほんとに暑くて、単衣の着物を一度も着ないままアフリカに行ってしまったので、
久しぶりに着物に袖を通しました。
あんまり間があいたので、うまく着られるか不安でしたけど、まあ、なんとか(笑)
友人と私の着姿です・・・彼女はベージュの紬に八丈の帯。
帯締めが素敵!
高島屋は1831年に京都で呉服商として開業、竹内栖鳳や神坂雪佳などの一流の画家に下絵を描かせて(!)一流の技術で染織刺繍された美術染織品を制作するかたわら、美術品を収集して展示、販売するなど、現在の百貨店と言うイメージよりもっと文化的な活動をしてたんですね~。
今回は、高島屋が所蔵してる沢山の作品・史料の中から、京都画壇の巨匠や文化勲章受章作家の作品や、刺繍、染色などの見事な伝統工芸品、100点ほどが展示されていました。
竹内栖鳳(何作もありましたが、水墨画風の「ベニスの月」が素敵でした)、横山大観(沢山あって「蓬莱山」には圧倒されたんですが、下村観山との共作の竹の金屏風が面白かった~!)、東山魁夷、富岡鉄斎(好き!)、平山郁夫、小磯良平、梅原隆三郎(高島屋に因んで薔薇の絵でした)、北大路魯山人、河井寛次郎(烏の鉢。良かったあ♪)・・・ううう、きら星のような有名作家ばっかりでした!
そういう人たちに緞帳の下絵や、博覧会に出品する友禅の下絵などにしたと・・・・
贅沢ですねえ。
その中で、ものすごい総刺繍の風景画(金閣寺?)には驚かされました。
下絵の作家は分かってるのに刺繍した人の名前が不詳になってました・・・・
他にも、有名作家の絵になる扇子やうちわがたくさん~。
着物も何着かありましたが、思ったより少なかったのが残念でした・・・みんな売れちゃったのかな?(笑)
高島屋って、お金持なのね~、高いはずやわ~と再認識してしまいましたわ(笑)
その後、白川沿いまで歩いてぎをん森幸でお昼ごはん。
このほかに、炒飯があってもうお腹一杯だったんですが、結局全部食べちゃいました。
どれもこれも、味付けが上品で、味付けや舌触りがそれぞれ違って、楽しく食べられました~☆
この辺りは、のどかでゆったりした空気が流れてました…
この後、堺筋のオ・グルニエ・ドールでケーキを食べて(まだ食べるんかい!)帰りました~
美術館で少しばかり教養を高め(笑)美味しいものをしっかり食べて、秋の風の中を散策し、久しぶりの京都遊びを満喫した一日でしたわ。
派手すぎず、地味に沈ます、難しいバランスだと思います。
お友達のコントラストの利いた取り合わせも素敵~。
それにしても、着物で行くにふさわしい催しがいっぱいあって、羨ましいです!
そして・・・・今回も美味しそうな物が並んで、涎垂れそうですわ!
あら~、おほめ頂いてほんとにうれしいです~☆
秋の京都は着物にぴったりで、久しぶりなのと相まって新鮮な気持ちで着物を着ました。
この帯と着物は、あってるのかおかしいのか、着てる本人にもはっきり分からなかったんですが(笑)こうしてみると、違和感がなかったんでほっとしてます。
この中華屋さん、なかなかおいしかったので、是非ご案内したいですわ~!
着物もただ着るだけじゃつまりませんもの。やっぱりそれにあったロケーションやイベントがないと!
高島屋さん、高級呉服というイメージなんですが、きっとお高いんでしょうね。
なぎさん、着付けもですがポーズが決まってますね! 一瞬、モデルさんかと思いました。体をS字にくねっと曲げるのがコツなんだそうですが、なかなか…
京都は着物が似合う町ですし、そのせいもあるんでしょう、最近は着物姿の人が増えたように思います。
高島屋はたかものや、とも言われております(笑)
モデルさんなんてありがとうございます、でも、褒めすぎやわ~。