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風の中の小鳥

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「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・

AIロボット

近鉄大和西大寺駅に、AIを使って案内するロボット、「ARISA]と「RYN」が登場!
これがARISA
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日、英、中、韓国語をしゃべる・・・・
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駅構内や、乗換案内、観光情報も教えてくれるらしい。
こちらがRYN
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せっかく設置されたのに、誰も使ってる人がいません・・・・
だって、外国人観光客が誰もいないんだもん(涙)


# by nagiwi | 2020-07-14 23:08 | Comments(0)

吉城園

吉城園は依水園の隣。
奈良県の持ち物で、昔は少しばかり荒れていたのですが、近年整備が進んできれいに整ってきました☆
それに、昨年からは誰でも入場無料になってるので、梅雨のお庭を見に行ってきました。
ここは依水園と同じく、明治期に開発された豪商の別荘だったそうですよ。
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高低差を利用した東屋から、池とお座敷が見下ろせます。
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巨大な手水鉢!
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お茶室へ続く小道沿いの燈籠。
苔むした手水鉢も~。
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お茶室の向こうには広々した苔庭が広がっています。
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梅雨の時期は苔の色がひときわ鮮やか!
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庭の一角では、主に、お茶室に飾るためのお茶花を育てています。
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このお庭はアップダウンが結構あって、どこへ行くのも石段を通って行かなくてはなりません。
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庭の中の小さいほうの池(っていうか、ほぼ水たまりぐらいの大きさです)(汗)には
モリアオガエルが住んでいて、
池のそばの木の枝に、もこもこした泡を産み付けます!!
この泡の中に卵が産みつけられていて、一週間ほどで孵化し、池の中へ落ちるらしい。
このカエル、大人は森など陸上で生活し、産卵は池のそばの木の上の泡の中という生態が珍しくて
奈良県では絶滅寸前らしいです・・・・
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池のそばの気の葉の下にモリアオガエル発見!
小さすぎてわかりにくいですね・・・・

☆梅雨時ならではの風景でした☆



    

# by nagiwi | 2020-06-20 15:21 | 奈良 | Comments(0)

薬師寺東塔

梅雨入り直前の暑い日、薬師寺に行ってきました。

CORONAウイルスの感染拡大で、各寺院の拝観もほぼできなくなっていましたが、
6月に入って、拝観はできるようになってきました。
それでも、たくさんの人が集まるような行事はほぼ中止です。
いつも楽しみにしている唐招提寺の鑑真像の拝観も中止・・・さびしい。

薬師寺でも、東塔の平成大修理が終わって落慶法要が五月に予定されていましたが、中止。
でも、東塔は覆いを取ってそこにあるし、で、見てきました。
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周囲はまだフェンスに囲まれていますが、その姿は記憶の中の美しさ☆
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青空に映える「凍れる音楽」
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西塔と何度も見比べましたが、同じ形のはずなのに、なぜか違う気がする!
たぶん、品格が違う?
西塔は彩色されていますが、この東塔は歴史の中で色を失い、品格を得たのではないかと・・・・・
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弥勒堂からは、金堂越しに二つの塔が見えます!

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いつものように、大好きな東院堂で聖観音を拝観してきました。

例年なら受付で梅の実がいただけるんですが、今年はありませんでした・・・・残念!!!!

 









# by nagiwi | 2020-06-12 12:51 | お寺と仏像 | Comments(2)

山辺の道を歩く

6月1日に緊急事態宣言が解除され、電車の乗客も増えてきました。
各博物館も開館され、小学生は登校するし、私の行ってるスイミングもデパートも再開。
プールでは、お友達に久しぶりに会って、笑いあう時間が戻ってきました☆
町は少しづつ明るくなってきた感じ。
でもでも、まだまだ第二波、第三波が怖いですね。

5月の中頃に山辺の道を3~4時間ほど歩いてきました。
ちょうどいいハイキングって感じですね。
JR柳本駅から徒歩数分での行燈山古墳(崇神天皇陵)。
全長約242m、4世紀後半(古墳時代前期後半)の築造。
緑が鮮やかで周濠に沿って歩くと気持ちいです。
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ここから山辺の道を北に、トレイルセンターから長岳寺に向かいました。
長岳寺は平安時代、弘法大師によって開かれ、釜の口山の中腹にあることから「釜口大師」として親しまれていて
狩野山楽が描いた「地獄絵図」でも有名です。
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肘切門
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長岳寺は四季折々の花が美しくて、関西花の寺の札所の一つ。
この日はまだヒラドツツジが満開でした。
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平安時代建築の鐘楼門(重要文化財)
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池の周りにはカキツバタ~池の水面に映りこんできれい☆
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池の周りをぐるっと歩くと、本堂が♪
本尊は1151年作の阿弥陀三尊で、平安時代の定朝様式とは違い鎌倉の写実的な作風のさきがけと言われています。
この三尊像は玉眼が入っていて、玉眼を使用した仏像の中で制作年代のわかる最古の例。
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本堂から池を見るとこんな感じ。
様々な緑が折り重なっていますね。

ぶらぶら歩いていくと、そこここに古墳や小さい神社があって楽しめます。
そんな神社で猫ちゃんズが休憩中。
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このあたりで、こんもりした所を見つけたらたいていは古墳だと思います~。
有名なところでは 手白皇女衾田陵(西殿塚古墳)や中山大塚古墳とか。この二つは写真を撮ってもちょっとした森にしか見えないのが悲しい・・・
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これはいかにも古墳らしい古墳ですね☆
西山塚古墳。
手白皇女陵は実は西殿塚古墳ではなく、年代的にはこちらではないかと言われています。
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夜都伎神社(やつぎ、が正式な読み方ですが、やとぎ、やつき、などとも・・・)
この辺りは乙木町(おとぎ)で古くから春日大社とのかかわりが深かったとか。
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見事な茅葺の本殿。
素敵ですね☆
近年、山辺の道の整備が進んで舗装され、道標はあちこちにあるし、確かに歩きやすいのですが、
私の記憶の中の山辺道はこんな風。
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今は脇道になっていて、この横に広くて舗装されたルートがあります。
わたしはこの良い感じのこのルートを取りましたが、凄く急で、でもあっという間に新しい車道兼用の道に合流しました・・・・
この後、内山永久寺跡のあたりではこういう道も通ります。
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これぞ、山辺の道、って感じ☆
この日は、竹ノ内、萱生の環濠集落にはいかず、西側の道で石上神宮まで行って、自宅に戻りましたが、このルートだと結構上り路があったような。
環濠集落に行ったらどうだったのか?
昔はそっちの道を歩いたのかな?
石上神宮から南行したほうがアップダウンは少ないのかな~
などと疑問がいくつかあって、そのうち石上から環濠集落をとおって行ってみたいと思っています。。



















# by nagiwi | 2020-06-04 12:23 | 奈良 | Comments(4)

天理を歩く☆

「とにかくおうちにいなくちゃ!」とひたすら息を潜めていた連休は終わりました。
奈良ではここ三日ほど新しい感染者が出ていないので、少しホッとする気分です。
電車に乗るのはマズいけど、家の周りを歩くぐらいはいいかな~、
名残の八重桜が見たいな~、と、先月末に石上神宮まで行ってきました。
我が家から石上神宮の間には、天理教本部があります。
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赤みを帯びた新緑がきれい☆
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この辺りには天理高校や大学があるので、いつもはもう少し人がいるんですが、見事に無人・・・・
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植え込みや花鉢は、誰も見てくれる人がいないのに、きれいに咲きそろっています。
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お目当ての八重桜が天理教の構内にありました!
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新緑との取り合わせがいいですね。
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向こうの山は竜王山かな…。
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石上神宮もひっそりして、神鶏が高らかにないてました☆
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この前ここに来たのはお正月で、初詣の人が列をなしていた境内も静か。
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鶏小屋にも、構内にも、色とりどりのニワトリさんがいっぱい!
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1318年に建立され、重要文化財に指定された楼門。

昔は鐘楼と呼ばれ、鐘がかかっていたそうですが、その鐘、明治の神仏分離令で取り外され、売却されたとか!
なんかすごい・・・・
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国宝の拝殿。
白河天皇が、永保元年(1081)に宮中の神嘉殿を寄進されたものだとか。
鎌倉時代初期のものだそうで、現存する拝殿としては最古のもの。
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この道をずっと行くと、山の辺の道に続きます。
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この先は奈良へと続く山の辺の道。
さあ、歩こう!と誘われてるような気がしますね。

三時間ほど、人気のない道をのんびりゆっくり歩いて、なんだかホッとしました☆












# by nagiwi | 2020-05-07 22:20 | 奈良 | Comments(4)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi