2020年 11月 30日
コロナと正倉院展と七五三
先週あたりからコロナの第三派が毎日ニュースをにぎわせています。
連休中、奈良への観光客が増えてきたなあ、という実感がありましたが、それにつれてでしょうね、奈良でも連日感染者は二桁。
年末年始はおうちにおこもり、ということになりそうです。
10月末から11月にかけて、奈良国立博物館で正倉院展がありました。
もちろん、日時指定の予約のみ。
私は10月26日の12時入場のチケットを予約しました。
奈良国立博物館の旧館、素敵☆
今年のお気に入りは、象の歯の化石?!?と 雄黄(鶏冠石)、大黄などのお薬類。
っていうか、象の歯の化石がお薬になるなんてウソでしょ(汗)
歯はカルシウムで出来てる?それとも石灰?
雄黄って、毒だったはず・・・などとブツブツ独り言を言ってしまいましたわ(笑)
見事だったのは、刺繍の帯や幡。
帯は繊細で美しい刺繍で彩られ珠で飾られていますし、幡は表からも裏からも同じように見えるように刺繍されてて、技術の高さに驚きました。
他にも、鏡や琵琶や、献物台、フェルトの敷物・・・・
何より、人数制限されてたので、ゆっくり楽しんで見られて、満足感がいつもの5割増しぐらい。
私的には、これからずっと日時予約でいいような気がしました。
ただ、会期が始まってからも、ネットが使えない方が何人も観光案内所に来られて、「正倉院のチケットはどうしたら買えるの?」と。
情報弱者にはつらいシステムですね。
会場を出たらおなかが減ったので、敷地内で売っていたお弁当を買って、テントで食べました。
いつも満員だから、こんなこと、できたことなかったわ~。
いつものカレンダーに鏡の模様の眼鏡拭き、マスクケース、そして正倉院模様の紙マスク!
紙マスクっていうことは、使い捨てなんですよね、悲しい・・・・・
この後、文楽に行った時と、七五三に行った時と、二度使ったので、残り三枚です。
来年の正倉院展まで残ってるかしら?
今年は、7歳の孫娘と3歳の孫息子の七五三の年だったのに、このコロナ禍です。
私も夫もすでに高齢者だし、夫は基礎疾患持ちの喫煙者で、もし罹患したら悲惨なことになりかねないので、
今回は息子一家で大阪住吉大社にいくことに。
ただ、私的には行きたい!
ちらっとでいいので、行きたい!
食事もせず、お参りしてさっと帰るということにして一人で参加してきました。
7歳の孫娘はこの七五三を楽しみにしていて、ことに、日本髪を結って簪がつけたいから、と髪を長く伸ばしていたんです・・・・
11歳のお姉ちゃんも、着物が着たいということだったので、手伝い方々行ってきました。
ママと7歳、3歳は住吉大社で着付けとヘアをお願いし、お姉ちゃんは私が着付け、写真も住吉大社の写真館が撮ってくれます。
住吉さん、さすが大阪ですね~、お商売がお上手!
良いお天気で、暖かで、七五三日和。
コロナもなんのその、たくさんの家族連れが来てましたが、さすがにおばあさんおじいさんは少ない!
ただし、男の子は着物には感動がないらしく、最初の一瞬は「タンジロウ」と喜んでましたが、しばらくすると動きにくいのか、しかめっ面~(笑)
この「タンジロウ」って、今はやりの「鬼滅の刃」ですよね・・・・三歳でも知ってるんだわ!
特に草履が歩きにくかったらしく、お参りの後スニーカーに履き替えたらご機嫌さんになって、あちこち駆け回ってました。
写真撮るときぐらいじっとしててよ~~。
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by nagiwi
| 2020-11-30 15:17
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