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パソコントラブル!

ここしばらくディスクをクリーンアップしてもパソコンが遅くて。
とうとう写真が表示され亡くなりました。

最初にハードディスクを分割して貰ってあるんですが、cドライブのあき領域が無くなってしまったようなのです。
このままでは新しい記事のアップが難しいし、再分割する方法を聞くためにサポートセンターに電話しようとしたら、WINDOWSの無償サポートは終了してるって(汗)
有償でも良いから電話するか、お嫁ちゃんに頼むか…・
悩み中です・・・・

箱根や七五三の写真が沢山あるのになあ・・・・・
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by nagiwi | 2012-11-22 00:50 | 雑記 | Comments(6)

秋はお勉強の季節?(笑)

11月に入ってすっかり秋らしくなり、夏の間眠っていた私の向学心も少し目覚めたようで(笑)
3日、4日、5日と、少しばかりお勉強にいそしんで来ました(笑)

まず、3日は橿考研の公開講演会「古事記の新たな世界」。
この日は3つの講演があって、会場は1000人入るという郡山城ホールです。

最初は前園実知雄先生の講演で「『古事記』」編者太安万侶墓の発掘からわかること」。
太安万侶の墓誌が発見されてから今年で33年がたちますが、最近、この墓誌に墨書の痕跡があったことが話題となりましたね。
この発掘に関わられた前園先生のお話はとても興味深かったですが、なかでも、土地の公有化によって古墳時代が終焉し、都の北方、東方に公葬地が設定されて皇族や官人が葬られたというお話は面白かったです☆
確かに、生駒山近辺には行基墓、美努岡萬呂墓、都の東方の大和高原では太安万侶墓、小治田安萬呂墓、光仁天皇、志貴皇子も葬られていまし、平城京北方には元明、元正天皇、聖武天皇、光明皇后、那富山墓もありますね・・・

休憩をはさんで次は、今尾文昭先生の「考古学から見た古事記の世界」-「舒明」期再見。
これまで、さしたる事績を残さなかったといわれている舒明天皇ですが、実は、推古期と舒明期を比べるとそこには大きな差があって。
桜井市吉備池で発掘された大寺院の跡が、舒明天皇が作らせた百済大寺とみられているのですが。
このお寺は歴然とした方位性を持っていて、推古以前は方位性を持たなかったと飛鳥岡本宮などとは明らかに違っている。
このように、舒明期以降は方位性のある寺や宮が造営されたし、王陵は方墳から八角墳となっていきました。
つまり、古事記に言うところの「上古の時」は推古以前、「今の時」が舒明期以降を差し、それ以降舒明天皇に連なる王統が正統となった新たな時代が到来したということでした。

最後は千田稔先生の「天武天皇と『古事記』ー天武天皇の世界観と史書」
古事記と日本書紀の記述に色々と違いがあるのはよく知られていることですが、古事記には天武天皇を中心とする飛鳥朝の影響が大きく、日本書紀は奈良朝の(藤原氏の?)意図による歴史書で。
古事記においては、天孫降臨神話が天武天皇とかかわりの深い海神宮神話へと転換されるなど、天武天皇の石が色濃く反映されています。
しかし、日本書紀には古事記で重用された神が表れないことや、国生み神話における淡路島の扱いの差などに、古事記と日本書紀を書かせた人の意志の差が如実に表れている・・・と言うようなお話でした。
ただ、千田先生、時間配分を少し間違えられたようで、ど~っと走ったところと短~くはしょられたところが混在しておりました(汗)

千人入るホールがほぼ満員だったし、一時から四時過ぎまでの長い講演会だったのですが、一度も眠くならなくて(笑)、なかなか面白いかったです!
しかし、一番面白かったのは、最初の講演が終わった時、目の前に立っておられた朱雀さんを発見したことでした・・・・ほんとに意外なところでよくお会いしますね☆


さて、翌日4日は、近鉄奈良駅前の商工会館で行われた、まほろばソムリエ支援セミナー。

午前中は高橋先生、午後からは来村先生がみっちりお話してくださいました。

高橋先生は、「地形図大和の歴史を読む」がテーマで、例年通り数枚の地図を配られましたが、今年は、奈良市、高田市、桜井市~天理市、大和郡山、吉野、でしたね。

来村先生は今年、試験対策参考資料と言うレジメを作ってくださいました!
内容は、「主な川とダム」とか、「天然記念物」とか、「史跡」とか、「陵墓」とか、「歴史人物」とか、「各種遺産」などがびっしりとまとめられていました。
濃い~~~内容で、もしかしたらラッキーかも?!?

ただ、この日、会場はびっしりと満員で・・・どうも風邪をひいたような気が…・

5日は正倉院展へ。
某旅行会社のやってる奈良博の西山先生の講演会があったので、それに参加してお話を聞いてから行きました。
西山先生によると、日本中の博物館員の中で梱包が一番上手なのは奈良博の館員だそうで。
それは、正倉院御物と言うたいそう梱包しにくいものを毎年梱包しているからだとか・・・なるほど、確かにそうですよね!
奈良時代の絹織物なんて、触っただけで崩れるそうですもの・・・・・
その他にも、「紫檀金銀絵書几」は書見台らしいがどうも使いにくそうだな~と思っていたら、古い中国の絵の中に同じようなものを発見した、とか、今は使われていない楽器(笙?や金属板?)も、同じく古い中国の絵の中に出てくる、とか、「紫檀小架」はどうしても使い方が分からない、とか面白いお話が満載でした☆
他にも、日本産の鉛ガラスはとっても重い、とか、大仏開眼をした菩提遷那の署名のある文書が出てる、とか・・・・・そうそう、今年の目玉である「瑠璃杯」は照明にとっても苦労されたとか。

そう言うお話を聞いて奈良博に着いたのは2時半ごろ?
なんとまあ、行列がなかったんです!!
まあ、行列のない正倉院展なんて、何年ぶりかしら(涙)
いそいそと中に入ってみたら、やっぱりそこそこの人出で、瑠璃杯の周りには例の(笑)グルグル巻きが20分待ちで出来てましたが、実際にはあっという間に最前列まで行けたし、とっても見やすかったです~♪
瑠璃杯のほかにも、クチナシ型、とんぼ玉、ねじり玉などのガラス玉が多数出ていましたし、その他にも、材料のガラス板、黄色と碧の小尺などガラス製品が沢山ありましたが、今回私が一番気に入ったのは、青いガラスの露玉。
3センチほどの洋梨のような形の露玉は、日本産の鉛ガラス。
1300年の時をその中に閉じ込めたように、美しかったです☆

他にも、先生のお話に出ていた、楽器類や書几、小架、菩提遷那の署名のある書類、をしっかり見たのは言うまでもありません♪

お話を聞いた後でゆっくり拝見すると理解が深まるようで、面白かったです☆
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奈良博の敷地に有るお茶室「八窓庵」。
一本だけ紅葉していました。
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by nagiwi | 2012-11-15 02:22 | まほろば検定 | Comments(4)

雨の熊野路

大学時代のクラブの先輩に誘われて、10月27日28日と一泊で熊野古道に行ってきました。

一般に関西で熊野古道と言うと、和歌山の田辺から入る中辺路、高野山から行く小辺路、あるいは、奈良検定的な(笑)大峰奥駆道のどれか、というイメージですが、今回は伊勢神宮から熊野本宮に至るルートの途中の熊野市で先輩が語り部をしておられるので、そこを訪問し松本峠を歩く、ということになったのです。
今回は10人余りの先輩と御一緒だったんですが、実は私はその中のお二人しか知らなくて、ちょっと気が重かったんですが、この伊勢から入る熊野古道は、誘っていただいたときでないと行くことがないだろうと参加することにしました。
ところで、この熊野市って、関西から行くとすご~~く遠い感じがします!
まず、近鉄で松阪まで行ってからJRに乗り換えて熊野市まで行くことになるわけで。
これって紀伊半島を横断した後で紀伊半島を半分ぐらい南下するイメージで、我が家から熊野市までまっすぐ行ったら、直線距離は半分ぐらいかもしれません。
それができないのは、紀伊半島南部が紀伊山地に属する外帯山地で、ほぼ山また山(汗)大台ケ原や大峰山は奈良県内にその最高峰があって、山越えがとっても大変なせいですね。
そのうえ紀伊半島の海岸線には平地はほとんどなく、JRはひたすら海のそばを走ったわけですが、その海岸沿いの線路には山が迫っていて山ほど(笑)トンネルがありました。
それなら、と紀伊半島の西側の海岸線を下っていっても所要時間はあんまり変わらないそうです。

とは言っても、12時頃に家を出た私が熊野市駅に到着したのは午後四時ごろ。
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これを遠いというかどうかは、日頃が都会暮らしか、田舎に住んでるか、によって違うようです(笑)
それに、松阪からは先輩と合流したので、それからの二時間ほどはず~~っと喋りっぱなしで楽しくて、ちっとも遠いとは思いませんでしたわ☆

熊野市の駅前には、語り部の先輩とこの日の宿泊場所 里創人熊野倶楽部のバスが待っていてくれました。
バスが海岸線を走っていると窓から獅子岩が見えました!
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こういう風に動物の名前のついた岩って、時には首をかしげたくなったりするんですが、これはほんとに獅子が海に向かって吠えているように見えました!
天然記念物で世界遺産に指定されてるって聞くと、それはそうでしょう~って感じ♪

山を登っていくと山の上の方に熊野倶楽部に到着したんですが・・・・空模様がイマイチで・・・明日古道を歩けるかが不安になってきました。
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熊野倶楽部は広くて新しくて、スタッフさんがとってもフレンドリ~♪
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私たちの部屋は「桃」という名前で、私たちはこの部屋に二人で泊まりましたが、4人ぐらいは泊まれる感じ。
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お部屋のテラスからは向かいの山の眺めが見事でした。
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お風呂は内風呂もありましたが大浴場はすこし下った先にあって。
先輩と二人でぶらぶら歩いて夕方の空の下、露天風呂を楽しみました。

この旅行の目的は熊野古道ですが、実は先輩後輩の親睦を深めるためのものだそうで、そうなるとメインはやっぱり宴会でしょ(笑)
というわけで、宴会へ突入です~~!!
これがメニュー、お酒は飲み放題だからいくら飲んでも良いわよ、と先輩(笑)。
分かりました~~と割り勘負けしたことのない私はニコニコでしたわ・・・・・

これがメニューです。
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前菜
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サンマのバジル風味
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これはワインにぴったりでした!
お造り
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このあたりでお酒の登場ですが、この熊野三山と言うお酒はほんとに美味しかった~☆
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メインの熊野牛のステーキ。お魚をチョイスすることもできるようでしたが、熊野牛って美味しかったですよ
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秋ナスと熊野地鶏の肉みそ。このお味噌が美味しくて、これをなめるだけでいくらでもお酒が飲めそうでしたわ(酒飲み好み?)
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この後むかごご飯とみそ汁があってデザート。むかごって初めてでしたが、栗の柔らかいのみたいなホコホコした感じでした
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宴会の一番末席で先輩と二人でひたすらお料理に舌鼓を打ち、お酒を酌み交わしてはぐびぐび(笑)
実に楽しい一夜でした~♪
これが全員の記念写真
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恥ずかしながら、半分ぐらいの人しかお名前が思い出せませんが(汗)皆さん、とっても楽しそうでしたわ☆

さて、私と同室の先輩は大変行きとどいた素敵な方で、この熊野市には丸山千枚田というのがあると調査済み☆
この千枚田は日本の棚田百選にも選ばれていて、日本でも最大規模のものだそうなんですが、宴会で酔っ払ってるさなかに、語り部の先輩に、翌朝朝一番で連れて行って下さるように交渉して下さいました!

翌朝起きてみると空は真っ黒でしたが、雨はまだぽつぽつ程度。
お約束の7時より早く語り部の先輩が迎えに来てくださって、千枚田へ出発しました。
どうも私たちの予想より千枚田は遠かったらしく、車がすれ違えるかどうか、という細い山道をぶっとばして走ること30分弱。
眼下に見事な風景が広がりました!
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一枚の田んぼの小ささと、それを積み重ねてできたこの風景に、しばし言葉もありませんでした。
違う角度から見るとこんな感じ。
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かつてはこのあたりを木の国と呼んだそうですが、いかにもと言う山の深さで、山のそこここからも川筋からも白く霧が上がって流れていました。
語り部さんによると、この辺りは日本でたった一か所、インドのアッサムから持ち込んだ紅茶が根付いたところだそうで、それはこの辺りの霧の多い気候がアッサムのそれと似ていたからでしょう、とのことでした。
帰り道を行くと雨脚がひどくなってきてて、ザザぶり…
熊野倶楽部に戻って朝食。
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朝食を終えても雨は上がる気配もなく、って云うかどんどんひどくなる一方で…・
熊野古道の松本峠を歩くことは無理、ということになり、花窟(はなのいわや)神社へバスで送っていただくことになりました。
花窟というのは、イザナミノミコトがカグツチノミコト(火の神さま)を産んだ時に焼かれて亡くなった後根の国に葬られた、と古事記にある日本最古の神社だそうで、世界遺産に登録されています。
御神体はそのイザナミノミコトを葬ったといわれる窟のある岩そのものだそうです。
土砂降りの向こうに古色豊かな鳥居☆
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この神社は御神体の岩の上から、花や扇子などを結び付けた170メートルの長さの縄を、境内南隅の松の御神木にわたす縄掛け神事でも有名だそうで、その縄の余った分(?)をここに巻きつけてあるんですね。
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悪天候のせいでよく分かりませんが、そのお縄の飾りつけ・・・・見えにくいですね。
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御神体はとにかく大きな岩でした!
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この写真でもわかるように、とにかくひどい雨で、足元を雨が流れ、ついには警報らしきサイレンが響くというありさま。
神社前の土産物店でお土産を買ったりお団子(美味しかった!)を頂いたり、色々してるうちに、JRが尾鷲で立ち往生しているというニュースまで流れました(汗)

神社から熊野倶楽部に一度戻り昼食の後、JR熊野市駅に戻ってみたら、ニュースの通り確かにJRは遅れておりました(劇汗)
それでも、仲間があるというのはありがたいもので、先輩と一緒にあれこれ色々お喋りしてると時間がたつのは早く感じられ、結局一時間半ほど遅れただけで無事帰宅できました。

雨にたたられはしましたが、先輩のおかげで美しい景色を見、美味しいお酒を酌み交わし、心は学生時代に戻って、なんとも良い時間を過ごした旅でした。
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by nagiwi | 2012-11-01 20:52 | 旅行 | Comments(6)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi
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