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ミュージアム三つ

明日から9月と言うのに毎日ほんとに暑いです!
で、暑い日は博物館へ、と言うかるほさんのお勧めに従って、奈良国立博物館、東大寺ミュージアム、京都国立博物館へ行ってきました(ハシゴしたわけではありません、念のため)(笑)

奈良国立博物館では、9月17日まで頼朝と重源ー東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆と言う特別展が開催中です。
この暑さに加え展示もそこそこ地味なので(をいをい)館内はそこそこの人出。

平家による南都焼打ちの後、後白河法皇に続いて東大寺復興に尽力したのは、頼朝と鎌倉幕府でした。
新しい武士の時代が幕を開け、その生き生きとした活力が生み出したのが、現在の東大寺南大門仁王像に象徴される鎌倉時代の仏像だったんですね。
数年前の重源展に出品されて見たことのある物も多かったんですが、今回は頼朝関連のものも多く有りました。
有名なところでは、神護寺の頼朝像とか~(もっとも、最近は、この頼朝像に描かれてるのは頼朝じゃない、って言う説が有力になってるそうですが)
鶴岡八幡宮から出品された見事な太刀とか!
それに、兵庫県浄土寺の阿弥陀如来立像、手向山八幡宮からは僧形八幡神坐像も出てたし、重源上人坐像は流石の迫力だったし。
それに加えて、最後に見た「珠玉の仏教美術」では地獄絵の特集展示をやってて、国宝の地獄草子のまあ無気味だったこと!
ほんと、夏にふさわしい展示でしたわ(笑)

次に行ったのは東大寺ミュージアム
ここで見たかったのは不空羂索観音の天蓋と宝冠☆
観音像は昨年このミュージアムがオープンした時から展示されてますが、宝冠は4月から、そして法華堂の天蓋は7月からの展示です。
宝冠は観音像からはずされて水晶玉と一緒に目の前で見られました~♪
いや~~、すごかった~~。
銀と宝石で造られたこの宝冠、奈良時代にはどれほど輝いていたことでしょうね~。
ん~~~、玉好き、宝石好きにはたまりませんでしたわ~~!!

そして今日は京都国立博物館で開催中の大出雲展を見てきました。
今年は古事記編纂1300年です~。
出雲関連のモロモロをこんなに纏めて一度に見られる機会ってなかなかないでしょうね。
古事記や風土記の最古の写本に始まり、人物や、鹿(可愛い~~!)や、家型などの沢山の埴輪、
出雲大社境内遺跡から出土した宇豆柱(写真okだったんですが、暗くてなんだかよくわかりませんね)
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古代出雲大社の模型
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私の大好きな瑪瑙の勾玉、管玉、碧玉、水晶に加えて
何より、あの荒神谷と岩倉遺跡から出た、銅剣、銅鐸、銅矛☆
いや~~、沢山の弥生青銅器祭祀を目の当たりにして、ときめいちゃいましたわ~~♪

ほんとに力のこもった展示の数々で、出雲への興味がモリモリ湧いてきました☆
大和と出雲の関係って、興味深いです!
帰ってゆっくり楽しもうと図録を買ったんですが、まあ重かったこと(笑)

ところで、京都国立博物館は三十三間堂のまん前にあります。
折角ここまで来たし、この三十三間堂(蓮華王院)は清盛と後白河法皇ゆかりだし、っていうことは先日見た頼朝の時代ともかぶるしな~、と久しぶりに入って来ました。
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ちなみに三十三間堂と言う名前は、間口が三十三間あるからで、
そこに千体の千手観音に囲まれて本尊の千手観音(丈六の坐像です)が安置されています。
そして、その前に国宝の風神雷神と二十八部衆があるんですが、
この風神雷神と二十八部衆は、鎌倉彫刻らしい、躍動感のある力のみなぎった彫刻で
天衣や甲冑、さまざまな持物など、個性的な魅力にあふれていました☆

しかし、千手観音をあんなにぎっしり並べるなんて・・・・人間の欲にはきりがないからかしら?(笑)

京都駅まで戻ったころには空模様が少し怪しくなってて…・
京都タワーの向こうにあるのは雨雲かな?
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帰宅途中の電車の中で雨が落ちてきて、駅に着いたら土砂降りだったらしい形跡がありました。
お陰で今は結構涼しい~♪

夏には博物館で涼むって、実にいいアイデアですけど、早く秋らしくなってほしいですね☆
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by nagiwi | 2012-08-31 23:12 | 博物館&資料館美術館 | Comments(4)

奈良燈花会☆

13日、夏恒例の奈良燈花会に行ってきました☆

今年は夫はゴルフで、お嫁ちゃんはお腹が大きいので洋服ですが、息子と孫娘と私は浴衣を着ました♪
5時半ごろに車で奈良公園に到着しましたが、この時間だとまだ県営駐車場も空いてて。
下々味亭で早めの燈花会ディナーで腹ごしらえ・・・・サラダとビーフシチュウで1000円だったんですが、このシチュウ、とっても美味しくて。
写真を撮り忘れたのがすごく残念でした!
7時ごろになると、店主の方がライターを貸してくださって、息子と孫娘で蝋燭に火をつけさせて頂きました!
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この時はまだ仄明るかったのに、15分もすると辺りは夕闇。
そして、闇が迫るのと同時に、ものすご~~~~く沢山の人が(汗)
あちこちから春日野園地に押し寄せてきました!

で、孫娘の興味は、蝋燭よりも鹿!
「シカさ~~ん」とひたすら呼ばわっておりましたわ。
その甲斐あって、念願の鹿を撫で撫でして、大ニコニコ。
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燈花会は奈良公園一帯で行われていて、去年は猿沢池周辺、おととしは浅茅が原あたりを散策したんですが、この春日野園地の蝋燭は色とりどりでなかなかいい感じ☆
しかし、ほんとに蒸し暑いし、人は多いし、鹿もグロッキー気味でしたわ・・・・・夏の奈良って、昔は人なんかいなかったんですけど・・・・燈花会の威力恐るべし。

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公会堂の前の道には面白いオブジェがあって、普段は気がつかないんですが、灯りがともると綺麗ですね。
これはマンボウかな。
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これは灯りを見上げる柴犬。
可愛い~♪

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向こうに東大寺のシビが見えて、とっても綺麗でした~♪
でも、写真にするとうまく映らなくて残念です。

8時半を過ぎると辺りは人でいっぱいで、しかもまだまだ増えてきて。
小さい子供を連れていると、この辺りが限度だろうということで、帰宅しました。
この前日と翌日は夕立があったので、丁度いい日に行ったようです☆

来年は、孫二人を連れて、お嫁ちゃんも浴衣を着て、夫も一緒に来たいです☆
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by nagiwi | 2012-08-14 20:18 | 奈良 | Comments(6)

真夏の京都

7月19日から京都国立近代美術館で行われているKATAGAMI STYLE 世界が恋した日本のデザインを見てきました。
着物を染めるための型紙(伊勢型紙と呼ばれています)は、江戸中期から明治に最盛期を迎えたのですが、19世紀末にしばしば行われた万国博覧会で欧米に紹介され、アールヌーボーなどに多大な影響を与えました。
今回は米英仏独ベルギーオーストリアなどの美術館博物館から、その型紙と型紙の影響を受けた作品が沢山出品され、たいそう充実していました。
この展示を見て初めて知ったのですが、リバティープリントも、ティファニーのランプも、エミール・ガレも、型紙の影響を受けてたんだそうです!
着物の模様の面白さは、いつも感じてるところでしたが、世界中に影響を与えてるなんて、ほんとにすごいのね~~~!!!

お昼御飯はお洒落な Cafe&Zakka ROLLOTで、私は冷たいパスタ。
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お店の前で
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店内にはいろんな雑貨があるし、隣はギャラリーです。
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この日の私の着物は夏紬に博多帯でした。
暑い日でしたが、見た目は涼しそうでしょ(笑)


そして6日には、東京からの友人と一緒に紫織庵で行われてたセールに行ってきました。
紫織庵は古い京町屋をそのままの姿で保存しつつ、お洒落な襦袢や羽裏を販売してる、人気のお店です。
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リーズナブルな襦袢地をゲットして御機嫌の私たち!

ゆっくりお買い物した後のランチは、レストラン蒼
ここも、京町屋の京和風フレンチ☆
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素敵なお庭です!
前菜
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トマトとスイカのガスパッチョ(美味しかったです!)の後のメインはナントカ豚(笑)
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デザートも充実してた~♪
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このレストランは、落ち着いた雰囲気だしつかず離れずのサービスがとっても良くて、お気に入りです☆

この日10時に会ってから4時にお別れするまで、三人でず~~~~っと喋りっぱなし(笑)
よく食べ、よく喋り、よく笑い、好奇心いっぱいの私たち、さぞかし長生きするわね、と意見が一致しましたわ(笑)
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by nagiwi | 2012-08-07 20:04 | 博物館&資料館美術館 | Comments(10)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi