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夏の京都・・・7月12日

梅雨が明けた京都に出かけてきました。
金閣寺であった「時の贈りもの」- GUCCI90年のアーカイブ展 -を見よう、と言うことになったのです。
私はブランド物がほとんど分からないんですが、金閣寺とイタリアブランドって面白い取り合わせだなあ、と。

有難いことにこの日は曇り・・・・とはいえ、暑いことに変わりはありません(汗)
お昼前に京都駅に着いたので、まずは腹ごしらえをしようと、京都駅グランヴィアの「浮橋」へ。
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韃靼蕎麦と籠弁当をいただいたんですが、青竹には韃靼蕎麦と柚子蕎麦、そして、涼しげな籠には、いろんな物を盛り付けてあって、いかにも京都らしい目でも楽しむお料理。
お酒は仙台の・・・・・なんとかいう(笑)日本酒を二人で一合だけ。
どれもこれも美味しかったんですが、中でも、お塩で頂く柚子蕎麦が、さわやかで、初めてのお味でした~♪

京都駅からバスに乗って、金閣寺へ。
金閣寺へ来るのは何年ぶりかなあ…そとまでは来ても、10年以上入ってない気がしますね。
あまりにも有名な観光名所なので、とっても良く知ってる気がしますが、実はそうでもない(汗)
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方丈のお座敷に、グッチのバッグや帽子ケース、スーツケースなどが置かれて、木漏れ日のような照明があてられてました。
ステンレスの台におかれてるのもあったんですが、違和感がなかったですね。
それに、クラシックなバッグばかりなのに、ちっとも古びてないのが流石ブランド、って感じかな。
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しばし方丈の縁側に座り込んで涼を取ったあと、かの有名な(笑)金閣を見に行きました。
金閣本体と、池に映る姿とが一体になって、流石に美しいですね~
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境内には涼しげな滝がありました。

この後、どこに行こう?と言うことになってふと気が付いたんですが、京都はそろそろ祇園祭りの季節。
この日は12日だったので、四条通ではもう鉾立てが始まってるよね~、と、鉾立てを見に行くことにしました。

祇園祭は平安時代に、悪疫の蔓延や地震の被害などの汚れをはらうため、始まったとされていますが、最近は夏の1大イベントになってますね~。

四条東洞院ではもう長刀鉾がほぼ立ちあがってました。
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長刀鉾は、毎年山鉾巡幸のの先頭を行くことになっていて、お稚児さんが乗ることでも有名なんですが、鉾先に疫病邪悪を祓う長刀をつけているため、長刀鉾と呼ばれています。
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鉾は、普段はバラバラにされて収納されてるのが、お祭りのときだけ釘を全く使わないで荒縄でしばって組み立てられます。
そして、見事な彫刻や絨毯で飾りつけられてるので、動く美術館とも呼ばれているそうですよ。

若い時は、宵山に繰り出して鉾を見て歩いたりしましたが、最近は、あの人ごみを想像しただけで汗がでるし(笑)鉾立てを見ただけで、十分満足して帰りました~。

この日は絹芭蕉の着物に絽の帯・・・・・・流石に暑さに疲れてヘロヘロの顔をしてます・・・
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by nagiwi | 2011-07-13 19:38 | 着物 | Comments(4)
ランチを道の駅で食べた後(ちなみに、道の駅のエビフライは有頭のでっかいエビが三匹も付いてました!)
うだうだ歩き(笑)に突入!
この頃になると少し曇って風も出てきたし、何より、山がちなせいか風が冷たくさわやかで、盆地を歩くよりは歩きやすかったです☆

道の駅から少し歩くと、阿騎野人麻呂公園。
このあたりから飛鳥時代の離宮的な施設が発見されたそうで、それが軽皇子が薬猟(くすりがり)に来られたのと同時期の遺跡であることから、軽皇子が宿られた安騎の野はこの辺りかと思われます。
この像は馬に乗って東の野を振り返ってみてる人麻呂さんです。
当時の馬ってこのぐらいだったんですね。
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そこから少し行くと、かぎろひの丘万葉公園があります。
万葉集にある、柿本人麻呂の
「ひがしの野に かぎろひの立つみえて かえりみすれば 月かたぶきぬ」
という歌は、とっても有名ですが、この歌は、軽皇子が父草壁の皇子をしたって宮廷の狩場であった阿騎野・・・つまり、このあたりのことです・・・・を訪れた時に、お伴の柿本人麻呂が詠んだ長歌
「軽皇子の安騎の野に宿りましし時、柿本朝臣人麻呂の作る歌」の一部です。
この辺りからかぎろいが出るんでしょうか…・
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そこから阿紀神社へ。
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ここは、垂仁天皇のころ、倭姫命が天照大神をまつった元伊勢の一つ。
天照大神は、伊勢にたどり着くまであちこち何十か所も旅行(笑)されたそうです。境内には能舞台もあります。
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元伊勢の名にふさわしく、そばには川が流れ、涼やかで。
川べりに降りてみそぎ気分を味わいました~♪
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける

なだらかな丘のようなところをうだうだ歩いて徳源寺を目指したところ・・・・ひろこさんから「多分徳源寺へは登るわよ~どうします~」との警告が私に発せられましたが、「な~に、まだそんなに歩いてないし、大丈夫でしょう」、と安請け合い(汗)。
最初のうちは緩い上り坂、と見えたものが、最後は急な上り坂!ヒ~ヒ~言いながら山道を行きました…
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徳源寺は織田松山藩の墓所。
境内裏の木立の中に、藩祖織田信雄はじめ織田家四代のお墓が並んでます。
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有難いことに、これで上り坂はお終い!
あとは一路下って、松山西口関門へ。
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松山藩の城下町として栄えた旧松山地区の入り口です。
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交通の要衝であったこの辺りには歴史的町並みが残ってます。
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中でも多いのは、勿論、薬屋さん!
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これは「薬の館」にかけられてる昔の看板ですが、これ一つで家が一軒建つほど高価だったそうです。
この「薬の館」は、代々薬問屋を営んできた細川家を改修して、薬の資料、昭和初期の薬看板など、薬に関する資料を展示していました。

ここで時間を見ると、4時30分。
通りには人の姿はなく、お店もしまってます…・お土産に買いたかった「きみごろも」のお店も閉めかけたはったので聞いてみたら、売り切れた、と(涙)。
それにしてもはや~い。
え?もしかしたら森野旧薬園も閉まってる???と焦りましたが、森野旧薬園は5時までだとか。
ゆっくり見てもらって構いません、と仰っていただいたのがとっても嬉しかったです☆
が、これがまあ、登る登る…・ちょっと登った所から見おろすと、U字形の葛を作る水槽が見えました。
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森野旧薬園は葛粉で有名ですが、享保年間に開かれ、「小石川植物園」と並ぶ日本最古の薬草園だとか。
これがまあ、ひたすら階段で登ることになって・・・・薬草園って言うより「薬草山」って感じなんですが、 約250種類の薬草木が植えられてます。
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まさか、一日の最後にこんなに登ることになろうとは(劇汗)

ここを出るともう5時で、大願寺は無理、と言うことになり、道の駅へ戻って行きました。
夏のこととて明るいから忘れてるけど、5時になるとお寺は締まるわよね・・・・

振り返ってみると、この日一日で一体何箇所回ったのか…・午前中に、神社が3つ、お寺が2つ、お墓が一つ、巨木が一つ、午後からは、公園二つ、神社が一つ、墓所(お寺)が一つに薬の展示場一つ、そして最後の最後に、山みたいな薬草園を登った・・・こんなに回れるなんて、タクシーの威力はすごい~、歩いてたら絶対無理やし、タクシーが病みつきになりそうね~!!!と、異口同音に話しながら、
道の駅で、かるほさんと私はソフトクリーム、ひろこさんはビールを楽しんで♪
やってきた、がらがらのバスに乗って榛原駅へと戻りました。


宇陀って、奈良からは比較的近いけど、ほとんど行ったことがありませんでした。
今回、こうして行ってみて、どのお寺も神社も公園も町並みも、清潔で良く手入れされているのに感銘を受けました。
そして、山と町が共にあって、空気ががさわやかで心地よくて。
何よりも、出会った人たちの暖かで親切だったこと!

ほんとに良い所ですね~♪
かる歩さん、ひろこさん、ありがとうございました。
また行きたいな!
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by nagiwi | 2011-07-02 00:59 | 奈良 | Comments(8)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi