<   2010年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

トロッコ列車と保津川下り

暑い暑いと文句を言ってる毎日ですが、ついに最高気温が37度?!?の昨日、
友人と二人でトロッコ列車に乗って保津川下りに行ってきました。

JR京都駅で友人と待ち合わせ、嵯峨野線(昔でいう山陰線ですね)で嵯峨嵐山まで。
ここでトロッコに乗り換えです。
d0007913_1512291.jpg
トロッコ嵯峨駅

このトロッコ列車は旧山陰線を再利用していて、小さくて可愛くて、単線!
一時間に一本の運行なので、あらかじめ予約してありました。
夏休みに入ったせいもあるんでしょうか、ほぼ満員で、冷房もないんですが、
走り出すと風が心地いい!
特にトンネルに入ると、ひや~っと冷たい風が吹き込んで、冷房より涼しいぐらいです。
自然の風って、ほんとに気持ちいいですね~♪
保津川の流れや山の風景を楽しみながら走って、25分ぐらいでトロッコ亀岡着。

タクシーで保津川下りの船着き場まで行って、乗船です☆

梅雨明けから一週間ほどなので、水量はやや多め。
以前に乗った時よりスピードは速くて、スリルもしっかりあります!
一隻の船に船頭さんが三人。
二人が前、一人が後ろに乗ったはって、前の一人は竹竿で川底や岸の石を突いて船を進め、もう一人は櫂をこいだはって、後ろの人はかじ取り。
3人とも、汗みずく・・・・・・
流れの緩やかなところでは少し暑いけど、急流に差し掛かると風が急に冷たくなります。
やっぱり水の力でしょうか?不思議ですね~♪

一時間半ほどで嵐山着。
ほっと一息ついてる船頭さんです。
d0007913_1530664.jpg


船を降りたら…なんとまあ、暑くて暑くて、空気が煮えてる感じ!
お店に飛び込んで、かき氷を食べましたわ(笑)

その暑さの中でも、やっぱり川べりは涼しいのが不思議。
大きな木の下のベンチに座って嵐山を眺めたら、爽やかでした☆
d0007913_1533418.jpg

桂川にかかる渡月橋
嵐山はいつ、どんな風に見てもやっぱり絵になりますね。

現在、この桂川にかかる橋の北側は右京区、南側は西京区ですが、
昔はこの川から東が京の都だったとか。

行く前は、嵐山を少し散策しようかと思ってましたが、あまりの暑さにそのままバスに乗って帰りました(汗)

暑かったけど、楽しい一日でしたわ。
[PR]
by nagiwi | 2010-07-24 15:39 | 旅行 | Comments(8)

35度の猛暑の中

京都市立美術館であったボストン美術館展に行ってきました。
d0007913_032185.jpg

べラスケスやレンブラントからバルビゾン派やモネなどの印象派、20世紀のピカソやマティスら80点が展示されてました。
最近の美術展は、ガラス越しではなく直接見られることがあるんですが、ここもそう。
絵具のタッチまではっきり見えて、迫力がありました…が、人が多くて暑かった…・

実はこの日は、絵を見るのが主目的ではなく、8月に夫の祖母の33回忌の法要を営むので、その時の粗供養を探しに行ったんですよね。
来ていただくのはほんとに近親の女性だけなので、あると便利だけど、自分では買わないようなもので、しかも、綺麗で記念になるものはないかな~と、考えてるとなかなか難しくて。
そういうものはやっぱり京都かな、と京都に詳しい友人に一緒に行ってもらいました。

おかげさまで、あちこち歩き回って、綺麗な絽の小風呂敷をゲット☆

汗だくになりましたが、行った甲斐がありました♪

この炎暑の中を、なんと物好きな、とは思ったんですが、着物を着て行ったんですよ~(劇汗)
d0007913_020773.jpg

この着物は、母が結婚前に着てたもので、私も学生の時に浴衣代わりに着ていました。
その後、どこにあるのか分からなくなってたんですが、先日実家へ帰った時に見つけたんです☆
紫地に撫子の花を白く染め抜いていて、大好きな柄行きなので、少し派手かなと思いましたが、また着ることにしました~。

麻で、家で洗えるのが嬉しいんですが…・昔のもので、染めが悪いらしく、洗う度に色が落ちるのが難点です(汗)
そもそもは撫子は真っ白だったんですが、だんだん桃色がかってきてるという・・・・(劇汗)
赤系統の色が落ちてるらしい…当然、紫の色もだんだん薄うくなってきてますわ…
d0007913_0292753.jpg


でも、さっと着てさっと洗えるのが夏には嬉しい一枚です!
[PR]
by nagiwi | 2010-07-22 00:32 | 着物 | Comments(4)

あすか塾セミナー「日本国号の成立」

7月17日 明日香村稲渕の祝戸荘で、
東野治之先生の「日本国号の成立」のお話を聞いてきました☆

前日までのどんより灰色の空とジットリした空気が嘘のように、真っ青な空と白い雲!
完璧に梅雨明けですね~。

祝戸荘は稲渕の棚田のそば、石舞台から10分ぐらいだらだら上った所にあります。
二、三年前に古代米を食べにきたり、ピクニックに来たことはありますが、
セミナーに来たのは初めて。
東野先生のお話があるというので、予約してありました。
予約したのはまだ暑くなる前だったので、飛鳥駅から歩こうかな~なんて思ってたんですが、
前日には、石舞台までバスで行ってそこから歩こう、と思うようになり
当日橿原神宮前の駅から出て、カンカン照りの日に照らされ、駅前にタクシーを発見した途端、
心弱くも(何のためらいもなく)タクシーに乗り込んじゃいました(汗)

タクシーの車窓から眺める明日香村の風景は、緑豊かに爽やかでした・・・・
d0007913_16567.jpg
歩いてたら汗ダラダラだったでしょうね(劇汗)

セミナーは11時受け付け開始11時半はじまりのはずだったんですが、
タクシーのおかげで10時半ごろ祝戸荘に到着。
d0007913_16422.jpg

中に入ると朱雀さんを発見しました☆

セミナーは二回の研修室であるんですが、定員は60人ぐらいでしょうか、結構満員になってきそう。
配られた資料を見ると、東野先生らしく漢文が一杯・・…難しそうだわ(汗)
やがて独楽さんも到着されて、講義が始まりました。

この日のテーマは、「日本」という国の名前が定まった時代について。

「やまと」「倭」「日本」・・・奈良時代末までは、やまとことばと漢語とは共存したもので、
ことに人名や地名においてはその傾向が顕著でした。
「やまと」と言うのがこの国の本来の名前であって、漢字の「日本」は方便、外向きの名前であり
国際関係の中でどのように呼ばれるか(どのような名前で認められるか)は、
その当時の中国中心の国際秩序(中華思想)を受け入れて付き合うために必要だったんですね。

小野妹子が遣隋使として持って行った、例の(笑)「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや」という手紙に隋の煬帝が激怒した、というのは有名なお話ですが、
この場合、煬帝が怒ったのは「日出ずる処、日没する処」と云う記述にではなく、
天皇が「天子」と名乗ったことに対してだったそうです。
「天子」って名乗るのは生意気だ~ってことらしい。

その「倭(やまと)」から「日本」へと呼び方が変わったのは、唐の正史である「舊唐書」「新唐書」東夷伝などの記述から、大宝律令制定後に遣唐使によって、唐に申請され、702年に則天武后によって認証されたものと思われるそうです。
遣唐使が長く中断された後再開され、国際社会に参加する意思表示として、唐に、国の名前を「日本」としたいのですがいかがでしょう、とお伺いを立て承認されたんですね。
ちなみに、「日本」というのは唐から見て日が昇る(東)という意味で、この名前なら則天武后はOKするだろうと考えたんじゃないか、というお話でした。

お話は、昼食をはさんで二時間余り。
d0007913_172817.jpg

素朴なお味で、美味しかったです☆

なにしろ先生は淡々とお話しされる(笑)のと、漢文が難しくて嫌いなので(汗)
時々眠気は襲ったものの、結構頑張って起きてました(笑)

講義の後、朱雀さんにお願いして古墳に連れて行っていただけることになりました☆
しかも、この日は朱雀さんは車で来ておられたのです♪
きゃ~、歩かないで良いんだ、しかも、朱雀さんにお任せなんて、ラッキ~だわ~~~☆

それに、独楽さんがyumekoさんに電話されて、夕食の場所のセッティングしていただくことになりました。
ますますラッキ~~☆

まず最初の行き先は、安倍文殊院。
こちらの文殊さんは鎌倉時代、快慶作なんですが、今は修理のため獅子から降りたはって、
それが参観できます。
以前にまほろばソムリエの講習で来たときは薄暗い中でぐるぐる巻きになったはりましたが、
今回は明るいところでくっきり見えました。
すっきりとした爽やかなお顔立ちでしたわ~。

次に、同じく桜井市倉橋の天王山古墳へ。
d0007913_183781.jpg

ここは、多武峰の尾根に作られた、古墳時代後期の代表的な方墳ですが、石室の中に入れるんです!
が、雨の後だし、入口は小さいし、例によって私はスカート・・・・なんですが、
朱雀さんがビニールシートをひいてくださって、
入って行かれるのを見てたら、つい、入ってしまいました(笑)
d0007913_1163692.jpg

入口から滑り込む朱雀さんです!
すごく狭いのがわかりますよね!
いや~、途中まではほんとに狭くて、頭や背中が天井にあたるし、下はジュクジュクだし、
大変でしたが、
入ってしまうと、広い!涼しい!
何より、石棺がある!!!!
d0007913_11173551.jpg

両袖式の石室に、でっかい刳り抜き式の石棺がどかん!とあるんですよ~♪
この石棺には盗掘穴が開いてるんですが、その周りに方形の彫りこみがあるのが珍しいですね。
d0007913_11181990.jpg
盗掘穴と方型掘り込み。

同じ尾根の上には、天王山二号墳、三号墳もあります。
d0007913_11201044.jpg

二号墳三号墳にも入りました☆
こちらは比較的入りやすかったですが、石室は少し小さめで、
石棺はありませんが石礫が敷いてありました。
d0007913_11205685.jpg

内部は天王山古墳(一号墳)と同じ雰囲気ですね。

何度か石室に入って思うことですが、背が小さいほうが背中や頭がつっかえなくて、
入りやすいです(笑)

この近くの倉橋ため池には古墳慰霊碑があると云って、連れて行っていただきました☆
d0007913_11214062.jpg
青空が水面に映えてます☆
このため池を作るために壊された古墳があったんですね~。
d0007913_11221756.jpg


最後に、越塚古墳へ。上り坂の途中で車を置いて歩きだすと、これが結構急な坂・・・・
独楽さんとヒ~ヒ~云いながら登っていくと、民家の裏山にいきなり古墳。
入口の石の大きいことに驚いてたんですが、
d0007913_11225419.jpg

入ってみたら、天井石も、石室の石積みもほんとに大きくて圧倒されました。
d0007913_11235711.jpg

床面には石礫が敷かれて、石棺の棺底石と石棺の一部が残ってたので、組合式の石棺があったらしいのが分かります。

一日に三つの古墳に入るなんて、なかなかできることじゃありません。
朱雀さんのおかげで、ルンルンルンの私でした☆

夕食はyumekoさんにお世話いただいた橿原の「田楽」へ。
ここは藤原京跡のそばにあるんですが、yumekoさんによると、藤原京では今、黄花コスモスや蓮の花が満開だとか。
その様子はyumekoさんのブログ万葉人の心 悠久の奈良でどうぞ!

さすがyumekoさん、美味しいものが次々出て来ます☆
d0007913_11252057.jpg
冷や奴にきゅうりの一本漬と何かのサラダ(?)
d0007913_11255148.jpg
エビのブルギニヨン風(?)
d0007913_11262868.jpg
カルパッチョ
d0007913_11265953.jpg
里芋の天ぷら(美味しかったよ~☆)
他にも馬刺しや豚の角煮、焼きなすのなんちゃら(笑)マグロのカツ・・・・まだあったような・・・・・
とにかく、ワンサカ食べて軽く飲んで、すごく楽しかったよ~♪

もしかしたら、うるさく喋って朱雀さんを辟易させたかな?(にやり)

お開きにして外へ出た時はまだ辺りは明るくて、でも、気温は少し下がったようで。
ほ~んとに良い一日でした!
朱雀さん、ありがとうございました、またよろしくお願いします☆

ここから帰るのに、yumekoさんにどこか電車の駅で降ろしていただこうと思ったら…・
なんとまあ、家まで送ってくださると・・・・だって、方向がまるで違うでしょ???
独楽さんを送るついでに?
それにしても、あまりにも厚かましい…とは思ったものの、誘惑に勝ちがたく、
お願いすることにして(汗)さっさとyumekoさんの車に乗り込んだ私・・・もうちょっと遠慮せんかい???

天理街道を橿原から奈良に向かって走ると、左手に鮮やかな夕焼けの中に二上山が。
前日までの雨もせいか、この日は空気が綺麗に澄んでいて夕焼けがひときわ美しく、そこに浮かぶ二上山のシルエットが幻想的・・・
そして右手を見ると三輪山。
素敵な夕暮れの中のドライブでしたわ~ん♪

やがてあたりに闇が落ちてきて、私は家の前まで送っていただき(!)充実した一日が終わりました。

朱雀さん、yumekoさん、そして独楽さん、
素晴らしい一日をありがとうございました。
ほんとにお世話になりました☆
またよろしくお願いします~♪
[PR]
by nagiwi | 2010-07-19 01:02 | 奈良 | Comments(10)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi
プロフィールを見る
画像一覧