風の中の小鳥

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はちみつ再訪

7月23日、「はちみつ」に行ってきました!

ここへは去年の10月、酔狂会で行ったんですが、ほんとにおいしくて。
その後、二度ほど予約を取ろうとしたのに、取れなかったんです~。
最近ここの店主さんは、某新聞のサービス雑誌でお料理を紹介しておられて
そのせいもあるのかもしれませんね。
アカンとなると一層募るのが恋心(笑)
今回は二週間以上前に予約を入れて、満を持してのリベンジです☆

ご一緒したメンバーの皆さんは、どなたもお料理が上手で熱心な方ばかり。
紹介者としては緊張します!

炎暑の中、辿りついて待つことしばし。
出ました!
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今月のメインは精進寿司。これが一つづつ味付けも中身も違う☆
小鉢はアボガドディップの乗った冷ややっこ、揚げ物はかぼちゃとゴーヤーの春巻き風(絶品!!)
アマランサスの万願寺唐辛子射こみ、冷や汁、自家製ハムの盛り合わせ・・・
たくさんの種類の食材を使い、ここまで手間をかける?と思うほど凝った料理法で、
しかも、自然なおいしさというこのお料理は、皆さんを驚かせたようで、
ご案内した私も鼻高々!

で、これがデザート♪
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ココナッツムース、レンズ豆の冷たいおぜんざい(美味しかったよ~)
チョコアイス(なめこが入ってるらしい!) 昔風の飴
大きな入れ物にこの四種類のデザートを見て、皆さん大喜び☆
やっぱりデザートは食事の大事な要素ですよね~♪

しかし、もうすんごくお腹一杯でした(笑)

どれもこれもおいしくて、しかも、今回お客は私たちだけだった(さすがに暑いのね)ので、
ゆっくりといただいて、大満足。
中に一人、普段から小食な方がいらしたんですが、お願いしたらちゃんと入れ物を持ってきてくださって、
ご自宅へともって帰られました☆

はあ、おいしかった。
ごちそうさまでした☆
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国宝十一面観音in 大阪

7つある国宝十一面観音を全部見たい!という友人のリクエストをうけて始まった国宝めぐりに、
7月18日に大阪府藤井寺市に行ってきました。

今回のお目当ては、藤井寺市の道明寺にあって、毎月18日に開扉されるんです。
この藤井寺市というところは、私の家から車でならすぐそこなんですが、電車で行くと、遠い!
せっかくここまで行くのだから近くに何かあるかしら、と検索してみたら、
藤井寺市には葛井寺(ふじいでら)というお寺があって、ここには国宝の千手観音があるとのことなので、それも見よう!ということに決定。

大阪府内の国宝仏像は4体で、そのうち2体がこの藤井寺市にあるんです~。
ま、このあたり河内飛鳥は、古市古墳群があったりして飛鳥時代より栄えたところ。
葛井寺は、百済王族の子孫である渡来人系氏族葛井連(ふじいのむらじ)の氏寺として、
8世紀中頃に創建されたと推定されるそうですし。
道明寺周辺は、菅原道真の祖先にあたる豪族、土師(はじ)氏の根拠地で、
道明寺は土師氏の氏寺として建立されたのが始まりだとのことでした。
確かに、近鉄の駅にも土師の里というのがあったり、道真ゆかりということで道明寺天満宮がありました。

午前中は今にも雨が降りそうだったのに、待ち合わせのお昼ごろにはものすごい青空(笑)
藤井寺の駅前からは彼女の車で、葛井寺までナビが連れて行ってくれます☆

国道を一筋入って、昔ながらの細い道が家並みの中を通って行くと
重要文化財の四脚門が
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この日は月に一度の千手観音の特別開扉ということで、西国三十三ヵ所参りのバスも来て
広々と明るい境内は結構にぎやかです。
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こちらの千手観音は脱活乾漆造り、ふつうは千手観音といっても40本ぐらいのお手があるだけですが、
ほんとに千本の手がありました(実際は1041本)。
ほんまもんの千手って、唐招提寺の千手観音とここぐらいかな?
このお手は全部外れるそうで、どれもかけてないって、奇跡的ですよね~。
天平仏らしいゆったりとしたお顔だちで、いいものを見せて頂きました!

近くで軽く休憩した後、お目当ての道明寺へ。
しかし、ここへ行くにはまたもや古い町並みを通って行くんですが、
道は狭いし、お寺の前の駐車場も門前にあるような、ないような(笑)。
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こちらは尼寺だそうで、如何にも尼寺らしい清らなたたずまいのお寺で
境内の白砂にはきれいな箒目が。
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こちらの十一面観音はカヤの木の一木造り。
金箔や漆を使用しない生地仕上げの檀像ですが、思ったより小さくて、それも尼寺らしいですね。
軽く右足を一歩前に出した動きのあるお姿で、請来仏ではないかとも言われているそうです。。
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本堂前の水盤には百合の花が浮かべられていました。
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この日はもう梅雨が明けたのかと思うほど暑くて、車のありがたみが身にしみました(笑)。

これで、私たちが見た国宝十一面観音は4体になりました。
次はどこに行こうかな~♪
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夏の着物☆

知り合いのカナダ女性が、8月に帰国されることになって
先週末に送別会をしてきました。

彼女は以前私たちの英会話のクラスの先生だったんですが、
その後、いくつかの大学の英語の先生をしておられて、
今回、母国のカレッジで教えることになって帰国が決まりました。
英会話学校から、最初は私立の日本の大学で教え、次の年には公立の大学と
着実にキャリアアップして、母国で教鞭をとる・・・・
将来をきちんと見据えてて、偉いですよねえ。
英語の専門的な知識も豊富だし、教え方も上手で、素晴らしい先生で。
大学へ変わられた後も、月に一冊づつ一緒に本を読みましょうと言ってくださって、
自分も楽しいからといって、ボランティアで指導してくださいました。
おかげで、ここ数年で何十冊読んだのかなあ?

ちょうど私たちの娘ぐらいの年齢ですが
とっても恥ずかしがり屋さんの女らしい性格で、
なんだか可愛くて、大好きでした☆
前に一度振り袖を着せたこの方です。
だから今回の帰国は、とってもさびしい・・・・

送別会は10人以上集まって、楽しく過ごしました。
これは最後のデザート。
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40㎝×30㎝ぐらいあって、お味は抜群・・・・・でしたが・・・・大きすぎる~!
みんなで切り分けて頂きましたが、あまりに大きくて最後は無理やりでした(笑)

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みんなからの記念品の桐の宝石箱の蓋の絵。

で、私の着物です。
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この着物は夏になるたび着てますが、麻とポリエステルの混紡で、麻の割合が多いのか、
着てると風が通って少しも暑くありません。
それに、帰ってきたらネットに入れて洗濯機で洗えるし、色も柄も好みで、
ちょっとそこまで行くときに着るのにぴったりで、大好き!
帯はこれも大好きな紫に、緑の葉っぱ、それに蛍かな?
帯揚げは千鳥の模様、帯締めは若緑に薄抹茶色の帯止めです。

最初はこちらの組み合わせで行こうかな、と思ったんですが、
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絹芭蕉のこの着物では、ちょっと浮くかも、と思ったもので・・・

いつかカナダへ行きたいです~。
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国宝十一面観音

6日の月曜日、国宝十一面観音を見ようと
桜井の聖林寺と室生寺に行ってきました。
今年の春、友人と二人で行った琵琶湖畔の渡岸寺の
国宝十一面観音が忘れられなくて。
日本に7つある国宝十一面観音を二人で全部見ようということになったんです。

聖林寺は一年中拝観できますし、室生寺は9月まで金堂が特別拝観中なので
この二つが手始めになりました。

桜井駅で昼前に待ち合わせ、聖林寺へ行ってもう一度桜井駅まで戻り、
近鉄電車で室生口大野まで。
室生口大野から室生寺までバスで往復
というのがこの日の予定なんです…

一番大きな問題は、足の悪さ(汗)
桜井駅から聖林寺へのバスも、室生口大野駅から室生寺へのバスも、
よくあって一時間に一本(大汗)

室生寺から室生口大野への最終バスの時間から逆算してみたら
桜井駅から聖林寺へはタクシーで行くしかなくて(劇汗)
いや、季節が良ければ歩くんですが、梅雨の晴れ間のカンカン照りで、
歩いたら熱中症間違いなし、っていう感じでしたので…・

というわけで、聖林寺に到着し
駐車場でタクシーを降りて坂道を登るとほどなく
苔むした石垣と門が!
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石段を登りきると、桜井の町から大和平野が眼前に広がって見事な眺めです。
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受け付けには歩き始めたばかりの坊やがいるという、生活に密着したお寺。
小さな境内ですが清らかなたたずまいで、鳥の声が聞こえて。
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聖林寺の本尊は子安延命地蔵菩薩で、
これが実に大きな石のお地蔵さまで、びっくり!
安産、子授けの霊験あらたかだそうです♪

お目当ての十一面観音は観音堂に安置されていました。
これはもとは三輪神社の神宮寺であった大御輪寺で秘仏とされていたものが
明治の廃仏毀釈の1868年、こちらへ移され、フェノロサと岡倉天心によって開扉されたもの。
天平時代の木芯乾漆造、
身の丈2メートル余り、均整のとれたお姿は豊満で量感に満ちている一方
左手に持つ平瓶からのびる花茎の優美なライン、指先のたおやかさ、天衣のひだのあでやかさ、など
いくら眺めても、見飽きませんでした。

半時間以上も眺めた後お寺を出たんですが、バスが来るのにまだ少し時間があったので、
次の停留所までぶらぶら歩き、やってきたバスに乗って駅まで戻りました。
炎天下とは言いながら、田んぼを渡る風はさわやかでしたよ。
暑くても、歩くのは楽しいですね☆

桜井から室生口大野までは15分余り、駅を降りると空気が違います!
どこもかしこも緑が濃くて、風はひんやりしてて
都会っ子の友人は、大喜びでした。

バスは数人の乗客を乗せて発車、大野寺の磨崖仏の横を通って室生寺へと向かいます。
室生川と緑濃い山を見ながら走って、20分かからなかったんですが、距離にしたら相当ある…
バスを降りる時、運転手さんが最終バスの時間を教えてくれて、
くれぐれも乗り遅れないように、と助言してくださいました。
そりゃあ、そうです~、この距離は歩けない・・・・っていうか、
歩いてるうちに真っ暗になる??(笑)

室生川の清流の音が心を洗うようです。
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朱塗りの美しい山門は、気のせいかこじんまりと愛らしく、参拝の人影もまばらで。
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十一面観音のおられる金堂は、9月30日まで特別拝観できます。
山がちなこのあたり、時折雨がぱらついたり、かと思うと薄日が差したり
緑の中にたたずむ金堂はほんとにきれい!

金堂の中には、国宝の釈迦如来(平安前期の榧の一木像)を中心に、
右側に薬師如来と地蔵菩薩像、左に文殊菩薩とお目当ての国宝十一面観音像
その前には十二神将がずらっと並んでおられます。
こちらの仏像は室生寺様といわれるものだそうで、聖林寺より少し小さい感じ。
お顔もあどけなく、ふっくりとした頬や唇は少女のようで
女人高野といわれる室生寺に、如何にも相応しく立っておられましたよ。

十一面観音への信仰は、「現世安穏後生善処」と呼ばれる功徳が授かり、
現世利益を求めて、奈良時代末から平安時代にかけて盛んになったようで、
その流行はやがて平安中期に千手観音へと移って行ったそうです。
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室生寺といえば、石楠花と五重塔。
この党は先年の台風でひどく傷んだんですが、今はもとの姿に修理されました。
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階段の両側には石楠花が植えられていて、花の時期にはとても賑わいます

今は静か、そして、とても涼しい・・・・
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国宝の勧頂堂。屋根の反り具合がなんとも美しい。
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静かな境内を堪能したあと、朱塗りの反り橋から振り返ったところ。
山を背景に、静かにたたずむ室生寺です。
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このお寺は、女人高野の名の通り、どこもかしこも愛らしく清らかで、
室生川の川のせせらぎの音と、鳥の声が聞こえ、
山清水の滴り、湧水が心を洗うようでした。

そのせいか、境内には山から下りてきたのか、若い鹿が一頭。
恐れる風もなく私を眺めていました。
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下界へ戻るとうだるような暑さでした・・・・
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