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男の浴衣

最近は若い男性が浴衣を着るのが流行ってるみたいなんで、
長男に一枚と思っていたところ、
実家で、私の父が20代の頃に着てた、白地に蚊絣の麻の着物を発見。
勿論シミだらけの薄汚い着物でしたが、麻って丈夫な繊維ですし、
自分で洗ってみました。
洗剤をつけてゴシゴシ洗ったら、まあ、汚れが出るわ、出るわ!
シミには最初酸素漂白剤をつけてみたんですが、あんまり効果が無いので、
塩素漂白剤を薄め、歯ブラシの古いのでシミに付けて、こすってみました。
何度かやってるうちにシミは薄くなりましたが、完全には取れない・・・・
で、筆に濃い目の漂白剤をつけてやってみたら、
しみは取れましたが、一部蚊絣も白くなってしまった(汗)
でも、着るのに問題はないし、父と私の長男はよく似た背格好なので、
このまま着せようと思います!
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父は85歳ぐらい、長男は多分30歳ぐらい(をいをい)
半世紀以上もほったらかしてあった物でも、ちゃんと着られるんですから、
着物って、やっぱりすごいですね!


で、お勉強の方ですが(笑)
「西洋史概論」のレポートを書こうと、ギリシア関係の本を読み出したら、
これがまあ、オモシロイのなんの!
テキストのほか、サブテキストに載ってた参考図書を3冊ばかり読んで、
なぜかアリストファネスの「女の平和」を読んで、今は「リュシアス弁論集」
この後、ホメーロスを読みたくなってしまっていて、
レポートを書くのはまだまだ先になるんじゃないかと、困ってます(笑)
でも、考えてみたら、今年は三科目取ったら何とかなるんで、
ゆっくり時間をかけて楽しんでレポートを書こうかな、と。

考古学って言うものがあるって知ったのは、
子供の頃に読んだシュリーマンの伝記からだったので、
ある意味、ギリシアは私の興味の原点。

まあ、ぼちぼちやりますわ☆
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by nagiwi | 2008-06-22 23:08 | 着物 | Comments(8)

梅干な日々

ここ数年梅干をつけてなかったんですが
ことしは小梅をつけよう!と思い立ちました。
いつも野菜を売りに来て貰ってるおじさんのところの小梅が今年は豊作だそうで
とても綺麗な小梅が、大変安い。
まず、6キロ漬けて紫蘇もいれたら、なんか美味しそう~。
で、もう6キロ買って、一部は蜂蜜入り、残りは少し塩をきつめにして、
漬けました。
合計12キロ。
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どれもこれも、うまく梅酢が上がって、順調です☆
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by nagiwi | 2008-06-13 00:09 | 雑記 | Comments(20)

土曜日に

平城宮跡431次(中央区第1次大極殿院)発掘調査の現地説明会に行って来ました。
丁度復原工事中の大極殿の前あたり。
向こうに見えるのは朱雀門ですね。
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蒸し暑い日でしたけど、説明会の参加者は500人ぐらい。
今回は奈良時代半ばまで使用され、その後解体されたと思われる
大極殿院南面築地回廊の調査です。

南面築地回廊の基壇には、基礎となる地面をいちど掘り下げ、
土を搗き固めてから版築層を積み重ねる版築工法が用いられています。
基壇には柱を立てたと思しい礎石の抜取穴がいくつかあったほか
雨落ちの溝や、小石を敷き詰めた礫敷きの広場、
そして礫敷きの上には瓦だまりも見られました。
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この瓦は回廊が解体されたときに投げ捨てられたものらしく、
下の写真のようにはっきりと形が残ったものも。
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こういうのも出てきたそうです☆
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奈良時代の半ばと言うと、
聖武天皇が恭仁京から紫香楽宮そして難波へと宮を移し続けた頃。
ここにあった回廊の材木も、聖武天皇と一緒にあちこちさ迷ったのか・・・・

何時か皆さんと登った生駒山での
「奈良盆地を囲む山を材木を引っ張って越えるのは、さぞ大変だったろう」
と言う会話を思い出して、にやりとしてしまった私でした。
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by nagiwi | 2008-06-10 00:38 | 現地説明会 | Comments(11)

唐招提寺の

解体修理もいよいよ大詰めに差し掛かったようです。

5月31日から6月8日まで
仏像修理所の特別公開と、鑑真和上像の特別公開をしているので、
行って来ました。

午前中はしっかり雨模様でしたが、尼ヶ辻駅に着いた午後2時過ぎには青空も見え
田植えを前に、田んぼは満々と水を湛えて。
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垂仁天皇陵では鳥の鳴き交わす声が賑やかでした。

唐招提寺では、大屋根の周りにまだ足場が残ってはいますが、
覆屋はもう取り払われて、天平の甍がそこに!
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修理が始まってもう10年がたつんですね~。

仏像修理所で拝見できるのは、金堂に安置されていた
盧舎那仏坐像、千手観音立像、薬師如来立像、の三体。
盧舎那仏坐像は脱活乾漆、千手観音立像と薬師如来立像は木心乾漆技法で作られてて
勿論みんな国宝。
今回の修理は表面の剥落止めを中心としてるそうです。

明かるい修理所の中で、
ほんの一メートルの距離と言う間近から細部まで拝見できて、
盧舎那仏の指の水かきまで露わに見えました・・・・
ほんとに夢のよう!
千手観音立像は明るく、薬師如来立像は重々しく、
盧舎那仏坐像の眼差しは鋭く感じられ
暫し座り込んで見つめられていると、彼と我の間に流れた1300年の歳月が、
ふいと消えたような・・・・

さすがにいつもよりは拝観者も多いですが、
それでもざわつくまでは行かないのが唐招提寺の良いところ。
雨上がりに、ひときわ美しい苔の緑を楽しみながら、境内を暫く歩いて
御影堂の鑑真和上座像の拝観に伺いました。
「若葉して御めの雫ぬぐはヾや」と言う芭蕉の句どおり、
若葉の美しい季節に、鑑真和上にお目にかかれて・・・

心がとても静かになった一日でした。

今週一杯でこの特別公開は終わりです。
お近くの方は、是非どうぞ!

御廟所の瓊花はたった一輪だけ残っていましたよ。
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by nagiwi | 2008-06-04 00:04 | 奈良 | Comments(5)