風の中の小鳥

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飛鳥周遊ォーク

5月17日、去年に引き続き飛鳥周遊ウォークに参加してきました。
近鉄飛鳥駅前に8時40分ぐらいに着くと、そこにはもう、
かるほさん、りぃさん、猫さん、の3人のお嬢さん方がお揃い。お久しぶり☆

今回は、水野先生と上野先生がご一緒してくださいます。
頂いた資料を見ると、今回のコースは全長13キロ
檜隈寺跡、定林寺跡、大官大寺跡、山田寺跡、と寺跡中心のラインアップ(笑)
じりじりと照り付けだした太陽の下、270人ほどの参加者がぞろぞろ歩きだすと
たちまち先頭ははるか彼方に、長い長い行列ができました。
ま、ぼちぼち行きましょう(笑)

午前中は水野先生の担当ですが、上野先生も一緒に歩いてくださって。
大きな声ではいえませんが(?)体格の割にフットワークが大層軽くていらっしゃいます(にやり)。
水野先生最初のミニ講義は檜隈寺跡
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これは平安後期の石塔婆。この寺跡には現在は於美阿志神社が鎮座してるんですが、この於美阿志神社は、倭漢直の祖・阿智使主氏を祀るとされています。
飛鳥には仏教と共に多くの渡来人がやってきて、国際都市だったんですね。

文武天皇天皇陵とされてる小山(笑)を通り過ぎました。
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水野先生によると、文武天皇は火葬だったんだから、中尾山古墳の方が文武陵には相応しい、そうです。

細い道をくねくねと通って、聖徳太子によって建立されたと言われてている定林寺跡へ。
小さな丘のようなところには、往時をしのぶものは何もなかった・・・・でも、発掘すると瓦や礎石が出たそうで。
蘇我馬子と共に物部氏を倒した後、聖徳太子は、物部氏のものであった莫大な財産で
大和、大阪に沢山の寺院を建立しはったそうで。
その一つがこの定林寺だったそうです。
・・・なるほど・・・自分で稼いだんじゃない財産なら、気持ち良く使えるってことか・・・・

それにしても、水野先生、今回は妙にお金の話にこだわらはるわ~。
大阪の財政のことでひどいご苦労があるんでしょうね。
あのねえ、大阪府知事!
水野先生を苛めたら、のろってやるからね!

閑話休題

ここを過ぎた頃から、道は少しづつ上り坂になり、
木立の中をどんどん上り坂になり
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見下ろすと随分登ったものです。
これって、朝風峠を通る旧道なんですね。
日頃運動不足の身(その上体重過多だし)で、登りはきつかったけど、
ふと気付くと稲淵に出てました☆
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ここの棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれてて、いかにも「美しい日本の原風景」って感じ。
ここには「祝い戸荘」と言う宿泊施設があるんですよね~。
ここで一度合宿したいわ(笑)!

この後、坂田寺跡(ここも目立った遺跡はなく、男根を模った石があっただけ・・・)から
石舞台に到着です。
去年より距離は短かったけど、上り下りがきつくて、結構疲れました・・・・

石舞台にベッタリ座りこんでお昼を食べ、
水野先生の「石舞台は蘇我馬子の古墳じゃないと思う」と言うお話を聞いたあと、
午後の部の上野先生にタッチ交代☆
万葉の恋心をめぐる旅、の始まりです。

日差しはどんどん強くなってきましたが、時折涼やかな風が吹く中、
橘寺に到着。
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階段の横には芍薬が咲いてました。
橘寺に入って、のんびりあたりを見回してると、どこからか上野先生の声が!
川原寺の木立の中で、お話が始まってて(汗)
半分以上聞き逃しましたわ~(大汗)
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川原寺から橘寺を見たところ・・・・・・・緑の山を背に堂宇の瓦屋根が美しい。

このあと、飛鳥寺から天の香具山に向かって中つ道を北上、大官大寺跡に着きました。
ここは、現在の大安寺の前身で、文武天皇の頃見事な寺院があったそうです。
で・・・・ここからが長かった(笑)
最初に貰った資料によると次は山田寺跡なんですが
なぜか来た道を戻り、村の中をひたすら歩き、なんだか少し登って・・・・
漸く着きました。
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ここへ来たのは何年ぶりでしょう・・・
この山田寺は、蘇我倉山田石川麻呂の創建。
大化改新の時、中大兄皇子のもと蘇我入鹿殺害の重要な役割をはたした石川麻呂は、新政府で右大臣となりますが、天智天皇への謀反の疑いを受け、妻子ほか8人とともに建設中の山田寺仏殿において自殺したとか。
天智天皇はこの石川麻呂の娘を二人も奥さんにしてて、その一人は後の持統天皇のお母さん。
それでも遠慮会釈なく殺しちゃうんだから、ってまったく天智って・・・・ねえ?
このとき倒れた東回廊がそのまま出土して保存処理され、飛鳥資料館で見ることが出来ます。

広々とした芝生に座り込んで上野先生のお話をうつらうつらしながら聞くと、
明日香風が吹き渡り、眠気を一層誘うよう(笑)

午前中歩いたのは、古墳(墓所)のある明日香。
午後の前半は甘樫の丘から飛鳥寺あたり、政治の中心の明日香。
そして午後後半は中心を外れ、大きなお寺のあった明日香・・・・
山田寺に向かって歩いた道は、
かつて、柿本人麻呂が妻の一人の元に通った道なんですって。
奥さんに会うのも大変だったのよね・・・・。

ここで4時半ですが、
かるほさんもりぃさんも猫さんも、飛鳥資料館でキトラの「子、丑、寅」を見るって言うし。
夫はゴルフで夕飯は要らないし。
ソフトクリームは食べたいし。
で、
飛鳥資料館前の売店でメロンソフトクリームを食べて資料館に行くと
な、なんと!
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160分待ちだ!
げっそりしながらも、4人で並んでると、芝生の所では夜の部の「光の回廊」の準備中。
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かるほさんの持ってはった万歩計によると、
この日一日で2万5000歩は歩いたらしいんですが
その歩きより、じっと立って並んでた160分が辛かった(涙)
それに、分かってた事とはいえ、
子、丑、寅って、とっても小さい~(汗)。

でも、見られるときに見ておかないと、高松塚みたいに一生見られない、と言うこともありうるし。
何とか実物を見て出てくると、
あたりはもう闇だけど
そこには、光の回廊が待ってくれててました・・・
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空には月も輝き、光の朱雀も飛んでたんですが・・・それはうまく撮れませんでした・・・

このあと、りぃさんは船で四国へとんぼ返り、かるほさんは夜行バスで出雲へ、奈良泊まりの猫さんも吉野へ行くと言う・・・・
なんとまあ、みんな若い!元気!すごいねえ~♪

今回も良いお天気に恵まれ、たっぷり歩いて、しっかり並び(笑)
初夏の飛鳥を堪能しました(にっこり)
お世話くださった皆さん、有難うございました☆

さすがに私は帰宅するなり、入浴してベッドへ飛び込みました(笑)
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見学会色々

この春はキトラも高松塚も、特別見学会をやってて
特に高松塚は事前申し込みが必要だったんですが

昨日、「落選」の通知がきました(涙)
ゆずさんのところでお知らせを見てすぐに申し込んだんですが、
それでも遅かったようです・・・
確か先着順の一日500人限定だったと思うんですが
ゆずさんもダメだったようなので、私が当選できるはずはなかったのね・・・・
これでほぼ一生見られないかと思うと、
まったく残念です・・・・

キトラは前回ほどの待ち時間はないそうなので、
そのうちきっと、
並んでやる
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京の奥座敷

10日11日と、夫と一緒に京都へ一泊旅行に行ってきました。
お嫁ちゃんが貴船の「右源太」と言う料理旅館の宿泊券をプレゼントしてくれて
な、なんと、新婚旅行以来始めての夫との二人旅です!
で・・・・・この二日間どこへ行こうか、困りました・・・・・・
夫は、
普段は車ばかりで、公共の交通機関に乗ったことがない。
どんなに綺麗な風景でも、ゴルフ場以外のところを歩くのがキライ。
歴史にも文化財にも興味なし。
人ごみと知らないところに行くのがキライ。
何時でも何処でもビ~ルを呑みたい。
こ~ゆ~人を満足させるような旅行の計画って、どうやったら立てられるのでしょう(汗)
しかも、どこに行っても神社仏閣ばっかりで、歩くか電車や地下鉄が便利で、
日曜日の京都で、ですよ~(劇汗)

で、私の立てた計画は
一日目
鞍馬寺(弁慶とか、牛若丸とか、天狗、とかぐらいなら夫も知ってる)から貴船へ。
二日目
貴船から京都市内を東から西へと横断して嵐山まで行き、嵐山散策。
トロッコ列車に乗って亀岡へ、そこから保津川を下る。
移動は公共交通機関を利用する。
夫をうまく騙して(笑)、出来るだけ歩く。
というものでした。

残念ながら、10日はそれまでの暑さがウソのように冷たい雨が降ってましたが
天理で竹田まで近鉄、そこから四条烏丸まで京都市営地下鉄でいき、
ここで3000円のスルッと関西を買いました。
軽くランチのあと、京阪四条駅まで歩きます・・・・・ここはアーケードがあるし
あちこち寄り道して、ご機嫌はまずます(笑)。
四条京阪から出町柳までは京阪、出町柳から鞍馬までは叡山電鉄ですが
この叡電は、小さくて可愛くてレトロ☆
市原を過ぎると、そこは山の中、出町柳から30分あまりで鞍馬に到着。
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駅前には天狗さん!
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雨はいっこうに止みそうもないけど、緑は一層美しく、仁王門前には参拝者も少ない・・・
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出来れば本堂まで歩きたかったんですが、雨には勝てずケーブルで多宝塔まで登り、そこから本堂まではほんの一息・・・とは言え、ずっと階段・・・・息も絶え絶えの夫でした・・・
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雨であたりは靄ってたので、早々に又ケーブルで下山。
丁度うまい具合に電車が待ってます。かわゆい~♪
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鞍馬から貴船口までは一駅。
ほんとは旅館に電話したら迎えに来てくれるんですが、私としては、駅から旅館までの30分ぐらいは、貴船川沿いに歩きたい!
で、迎えに来てくれる話はせずに(ニヤリ)駅前のバス停から京都バスに乗り、
終点から10分ほどは歩くことにしました。
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清冽な流れです!
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この辺り、夏場は川の上に床を張り出してそこで食事する「川床料理」で有名で、
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右源太もその中の一軒です。
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広々したお部屋からは山が一望でき
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露天風呂までついてると言う贅沢さ。
夫のご機嫌がたちまち良くなったのは言うまでもありません。
早速ビール片手にお風呂に飛び込み、山を眺めて一本また一本(笑)
夕飯は超豪華版で、お酒は美味しく、お風呂は心地よく、
差しつ差されつしてるうちに、すっかり出来上がり、
夫は8時、私も9時過ぎには寝てしまいました。お子ちゃまみたい(笑)

さすがに翌朝は6時にはオメメぱっちり、朝風呂に入って散歩に行きました。


貴船神社には、坂の下から上に向かって、「本宮」「結社」「奥宮」の三社があるので、
私としては三社ともお参りしたい・・・・
まずは旅館の前の坂道を少し下ったところにある「本宮」にお参り。
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ここは水の神様で、ご神水に浮かべて吉兆をうらなう「水占みくじ」で有名。
本殿では宮司さんがお勤めされてました。
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ご神木は桂の木。
このあたりで歩くのに嫌気が差した夫・・・坂を上って旅館まで来たのを「もう少し」と励まして「結社」近くまでいったんですが、彼はそこでリタイア。旅館に戻りました。
勿論、私は心も軽く(笑)歩き出しました。
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少し登るとだんだん料理旅館の数が減り川が美しさを増して。
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最後の角を曲がるとその先は
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がらりと雰囲気が変わりました。
ここはまさしく神域。
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古社中の古社といわれる奥宮です。

貴船神社は水の神であると同時に、すでに平安中期には、縁結びの神として、或は呪詛の神として信仰されており
平安時代中期の女流歌人和泉式部が夫の藤原保昌とのあいだが疎遠になったとき、
復縁を願って貴船神社に参詣し、
「ものおもえは 沢の螢も わが身より あくがれいづる 玉かとぞ見る」と歌ったとされていたり。
鎌倉後期には嫉妬に狂った女による「丑の時参り」の物語が生まれ、室町時代の「鉄輪」の能に結実しました。

「うわなりうち」は貴船神社の本意ではなかったのでしょうけれど、それほどの呪力を持つ強い神がこの地にはいたのかも、と思わせられる、不思議に美しい場所でした。
歩いてよかった・・・・
結社には和泉式部のこの歌の碑があったんですが、残念ながら工事中でした。

一時間あまり歩いて旅館に帰ると、朝ごはんです☆
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すごいでしょう!これで朝ごはんです♪
しっかり歩いたお陰でお腹ペコペコの私たち、この朝ごはんを余さずペロリと頂きました。

この日はお昼ご飯が食べられませんでした~。

10時過ぎに旅館を出て、叡電で出町柳まで、そこから京都市バスで北野白梅町へ行き、
京福電鉄(嵐電)に乗りました。
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これは一両!
嵐山ではなぜか美空ひばり館に入り時間を潰した後、トロッコ嵯峨からトロッコ列車で亀岡に向かいます。
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いよいよレトロ度が上がりますね(笑)これはJRですが、サービスも良く、乗ってて楽しい!
予約で満員なのも納得でした☆
亀岡駅からバスで乗船場まで行って、そこから保津川下り。
20人弱の乗船者に、前に二人後ろに一人の三人で、汗みずくになって漕いだはる・・・・。
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前日の雨で水量もそこそこ有り、時折しぶきも掛かるなど、丁度良いスリル感(笑)
トロッコ列車で25分ほどのところを1時間半で下ります。
あたりの山々は、青葉、若葉がきらめくようで、所々に藤の紫、つつじの桃色が彩を添え
見飽きると言うことがありませんでした。

嵐山近くなると、屋台船が横付けして、イカ焼きやみたらし団子、ビールやお酒を売る!
なるほど~。
丁度一杯欲しくなる頃合ですね(笑)
夫は勿論、イカ焼きと燗酒を頂きました(笑)

嵐山に戻るともう4時過ぎ。
私としては、阪急で四条烏丸まで戻り、地下鉄、近鉄と乗り継いで帰りたかったんですが
夫から「もうしんどい」との申し出(笑)
やむなくタクシーに乗って京都駅まで戻り、夕食後帰宅しました・・・・

お嫁ちゃんのお陰で、二人では決して思いつかない小旅行が出来て、
おかげさまで一度の口喧嘩もなく、私も夫も楽しく過ごせて☆
ジツに充実した二日間でした。

この二日間で利用した交通機関は、
近鉄、京都市営地下鉄、京阪、叡山電鉄、京都バス、京都市バス、京福電鉄(嵐電)、JR(トロッコ列車)、船(保津川遊船)、そしてタクシー。
多分、阪急電鉄以外の京都市内を走ってる公共交通機関に、全部乗ったんじゃないかしら(笑)

阪急に乗れば完璧だったのに、惜しかったなあ(笑)。
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連休の奈良公園

連休真っ只中の今日、遠来の友人marieさんをお迎えして奈良公園に行って来ました。
近鉄奈良駅から東大寺方面に向かうバス道は人の波だし、気温はぐんぐん上がるし。
あんな道をぞろぞろ歩くのは大嫌いだし、
ちょうど北円堂では特別公開をしてるし、
ということで、東向通りから北円堂に向かいました。
流石にいつもよりは人が多いけど・・・
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年に二回しか公開されない、無着、世親さんを見るためならこのぐらいは辛抱できます(笑)
鎌倉時代に再建された、こじんまりと美しい八角円堂の中には、
運慶作の弥勒如来、無着菩薩、世親菩薩、平安初期の木心乾漆の四天王、という
7体の見事な国宝があって、拝観料は300円・・・安いですよね?
連休にこのあたりに出没することってあんまりないので、
北円堂に入ったのは随分久しぶりでしたが
改めて、運慶作の写実性や力強さに感じ入りました・・・・
無着さん、世親さん、どちらも少し年老いた男性特有の背中の丸さや後姿を
余すところなく作り出してました・・・やっぱり、すごいわ・・・・・

marieさんは例の「鹿男」がお気に入りで、鹿を見てとっても喜んでくださったのですが
鹿のほうは連休の人出で鹿煎餅にも食傷らしく、木蔭でぐったり(笑)
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食べすぎでお腹を壊さないでね~(笑)

この後、興福寺国宝館で阿修羅や点燈鬼、龍燈鬼、金剛力士、山田寺仏頭など、
30体以上の仏像を500円で見ました。
今年この国宝館に入るのは2回目かな、3回目かな・・・値段にこだわりますが、
この国宝館はほんとに割安!
あんなに沢山の国宝がこのお値段で!・・って、ね(笑)

場内整備の係員さんによると、14日のNHKテレビ「そのとき歴史は動いた」で
興福寺が取り上げられるそうです。

国宝館を出た後、博物館の前をとおりバス道に出ると、
まあ、ものすごい人、人、ひと!
丁度お昼だったので、先日行った「ふれあい回廊」に有る「サリーレ」でランチしました。
サリーレの中は、そとの喧騒がウソのように、静かで落ち着いた雰囲気☆
marieさんとアレコレ積もる話に時間を忘れました~♪

ランチの後は、先日下見をしておいた「春日大社神苑」へ☆
神苑の前では、「藤が見頃です」とマイクでがなってたので、ちょっとビビッたんですが(笑)
中に入るとそれほどの人出でもなく、
しかも、藤が丁度満開!!!!!
では、ここからは藤の写真をお楽しみください・・・・
でも、実物はこの写真の100倍すばらしいです!!
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広い藤園には200本の藤があるそうです・・・
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先週行ったときはまだ咲いてなかった藤が、今盛り☆
川の上に垂れかかり、風に揺れ・・・
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あたり一面に甘い香りが立ち込めて・・・
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藤の花房を潜ったらどこか異世界に繋がってるのでは、と思うほど。

これほどの藤の花の満開に行き合わせたことって、私もmarieさんもはじめてで、
感動で言葉もなかったです。

しかも、ここの藤は、20種類もあるんですって!
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ほのかに紅色がかった白い藤や
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長く長く垂れ下がるものが有るかと思うと
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これは八重だ!
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そしてこれは全体が薄紅色で。

藤色、と一言で言いますが、青みの強い薄藤色、紫の強いもの、紅色のかかった藤色
濃いの、薄いの、と藤色だけでも色々あって
白も、真っ白からどこか紅がかってたり、或は緑がかってたり。
これは桃色だ!というのもあり、
花の形も大きさもそれはもう、色々咲き誇っていました☆

そして・・・・この美しい藤が、実はとっても力強い、と言うか、しぶとい、と言うか。
棚に作ったりせずに自然に伸ばすと、
木に絡み付いてどこまでもどこまでも成長し、
大木の先端で美しい花を咲かせてました・・・・
興福寺と春日大社の祖は藤原氏で、藤は藤原氏の家紋でもあるんですが
この藤のしぶとさは、藤原氏そのものよね、と
と話しあった私たちでした(笑)

この後「荷茶屋」(ここはいつも空いてるので、オススメです!)で
お茶を飲んでまたもやたっぷりお喋りし
やがて日が翳ってきた奈良公園を後に・・・・

藤の花が波うってるように見えるから「藤波」って言う言葉があるのね、と話していて、
万葉集に作者未詳のこんな歌があるのを思い出しました。

しきしまの やまとのくにに ひとさわに みちてあれども ふじなみの
おもいまつわり わかくさの おもいつきにし きみがめに
こいやあかさん ながきこのよを

反歌
しきしまの やまとのくにに ひとふたり ありとしおもわば なにかなげかん

これは勿論恋の歌ですけれど、懐かしい友人と過ごした一日に相応しいかもしれませんね。

連休で、人ごみ覚悟の奈良公園行きでしたけど、
比較的快適に、そして中身の濃い奈良をご案内できたのではないかしら。

心を許した友と過ごした楽しい春の一日でした☆
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