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正倉院展☆

今年も正倉院展の季節になりました☆

この正倉院展、年々入場者が増えているみたい。
とりわけ、ここ2,3年は混雑が頓にひどくなっているので、
会期中のいつ、何時ごろに行くのが一番効率がいいんでしょう・・・

で、今年は、
丁度博物館学芸員課程のために前乗りでこられるかすみさんと、
ゆずさんと、私の3人で、
開催初日の27日の朝の8時から並んでみようということになりました。
勿論、開館は9時です。
こんな時間、
マニア(私たちのことですね)(笑)以外は来ないんじゃない、と思いつつ
朝から台風の余波か雨が降る中、私が8時5分過ぎに着いた時、
博物館には既に行列が出来てました。
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ちょっとわかりにくいですが、博物館の通路に前売り券を持った人の列が!

当日券売り場にも別の列が出来ていて、ゆずさんをそこの先頭に発見。
8時10分前にこられたそうで、
その時は前売り券行列のほうも、ほんの2,3人だったとか。
前売り券をお持ちだったかすみさんは、そちらに並んでおられました。
私も当日券の方に並んでいると、あっという間にどちらの行列も膨れ上がり、
8時半に当日券売り場が開いたときに、前売りの行列は三重になっていました。
す、すごすぎ!
幸い、係員さんに聞いたら、かすみさんの横に入ってもいいとのことだったので、
私たち三人は無事に一列目の後尾辺りに並べました。
そのおかげで、いつもの押し合いへしあいの混雑はなく、
見たい物をゆっくり見られてほんとに良かったです☆
主な宝物はこちらからどうぞ天平の煌き

今回の出品は70品目で、目玉はやっぱり「紫檀金鈿柄香炉」
きらびやかで繊細な美しさが満ち溢れて・・・獅子が二匹居て、一匹は振り返ってます☆
「琥碧誦数」(琥珀の数珠)も綺麗でしたが、
奈良時代には殆ど使われなくなっていた勾玉が付いているのが珍しかったですね。
それに、「臈蜜」という、ミツバチの巣から取った蝋を、
直径10センチほどの円盤状に固めたものが、20個ありました~。
鋳造や彩色、艶出しなどの工芸に使われたんだとか。
面白いなあ!

ほかにも墨や筆、硯などの文房具や、臈纈や臈纈の屏風、精密な絵が描かれた墨絵弾弓、
花氈やお盆など、様々な模様の面白さが楽しめるものが沢山出ていました。

ゆっくり見て回っても、出て来た時はまだ10時半頃。
かるほさんとの約束の12時には時間があったので、お庭を見ながらお茶しました。
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雨の庭も綺麗ですね。
正面のハナミズキは、この時期には必ず紅葉しています。

常設展も見て外に出ると、雨が上がって爽やかな空気が・・・
公園から奈良町を抜けて、「よく予約が取れた」と皆様に評判の
「ならまち知路留」に向かいます。
無事かるほさんとめぐり合い、細い路地を、ドンドンドンドンドンドン、奥に行くと・・・・
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ジャスト12時にお店が開いて、中はこんな感じ
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ランチはお魚か
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お肉が選べます。
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いかにも家庭的な料理が、うっすらと甘めのお味付け。
お店の前にも野菜がドンと置かれていましたが、自然な美味しさでしたね。
かるほさん、お世話をかけました、有難う!

計画では、頭塔、白毫寺、写真美術館、新薬師寺、志賀直哉旧居、と見て回る予定だったので、ここから東へ「頭塔」を目指したんですが・・・・
途中で思わぬ展開が(笑)

それは、かすみさんが道具やさんを覗いたことに始まりました。
なんだか高そうな道具やさんだったんですが、そこはかすみさん。
臆すること無く覗き込み、入っちゃったの~。
しゃ~ないので、私たち三人も後からおずおずと入って、辺りを見回してたら、
奥からお店のご主人が出てこられて、
「その軸は松永弾正の手紙です」
???
「あ、それは室町頃の」「いや、それは乾山」
はい???
床の間の柱は春日大社のものだって言わはるし。
わ、私たち、ここに居てもエエのかしら???とは思いつつ、
好奇心はメラメラと(笑)「これはなんですか」「あれ、素敵ですね」・・・・
そのうち、お茶と紅葉饅頭が出てくるし、
気軽に(!)持ってこられた箱の中からは、
尾形乾山と楽の宗入の合作という黒楽の茶碗!
次の箱からは、さっき正倉院展で見たのとよく似た「風字硯」
そのほかにも色々色々・・・博物館の図録に出てくるような逸品が、
箱の中からポコポコ湧いてくる~!!
こういうのって、手袋をしてみる物じゃないの?と溜息の私たち、
ご主人が、多分何も買わない(買えない)私たちに、
子供が自分の玩具を見せるように、
次々出しては見せてくださるその様子の気軽さと、
出てくる品々のあまりの素晴らしさと、
それらが息のかかる近さにある現実に、
頭の中に霞がかかったようでした。

1時間以上お邪魔して、歩き出してもまだ夢見心地でしたわ・・・
このお店は
道具屋河瀬
あの気さくに楽しげに私たちに色々見せてくださったご主人は、
実は「塔の茶屋」を経営している、趣味人としても有名なお方なのでした。
すごいよね~、流石かすみさんやわあ。

やや呆然としつつ頭塔にたどり着き入ってみると、なんだか異様なこの姿。
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ここは私も始めて来ましたが、僧玄坊の首塚だと思ってたら、舎利塔だったらしい。
発掘されたのは半分だけ、残りはまだ森になってて、こういう風に石仏が顔を出してました。
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続いて、奈良市写真美術館で「入江泰吉と奈良を愛した文士たち」(これ、素敵です!是非ご覧下さい!)を見て外に出ると、
写真館の木々は紅葉が始まってました。
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そこから新薬師寺は目と鼻の先
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いつ来ても優しげなお堂は雨にぬれ、萩はもう咲き終わりでした。
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この辺りは静かな風情のあるお屋敷が並んでて、
手前の塀の上には「新薬師寺修二会」のお松明が乗ってます。
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奈良公園には柿の木がよく似合いますね。

お屋敷町の中に志賀直哉旧居はあります。
ここのサンルームに座ってると、曇り空の一日はそろそろ暮れなずんできて。
少し歩き疲れた私たちですが、ちょっと文豪になった気分を味わいました(笑)

なんだか、思わぬ展開に少しぼ~っとしながら、夕食は「まんぎょく」で。
時間が6時だったせいか、それほど混んでると言う風でもなくて、
ゆったり座り込んでアレコレつまみながら、楽しくお喋り☆
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ここのお料理は酒の肴向きの味付け。
昔の置屋を改装したお店、器はなかなか面白いし、味もいいんですが・・・・出てくるのがちょっと遅いかな。
とはいっても、ずっと喋ってたからあんまり気にはなりませんでしたけどね。

今日一日のことやら、学芸員過程のことやら、ゆずさんご夫婦の馴れ初めやら、私の孫自慢やら、あれこれ楽しくお喋りして、ふと気づいたら他の客さんがもういない・・・・時間を見たら9時前でした。
ほぼ13時間以上も、ご一緒にあちこち歩いたり、お喋りしたり、したことになりますけど、ほんとに楽しかった~。

素敵な自主スクーリングの一日になりましたが、次回は、夕食を食べ損ねた「鬼無里」リベンジをしたいなあ!

皆さん、またよろしくお願いします☆
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by nagiwi | 2007-10-29 02:16 | 博物館&資料館美術館 | Comments(14)

長男が結婚しました☆

13日、無事長男の結婚式が終わりました!
花嫁は実は強力な雨女だということで、雨が降ることは覚悟してたんですが、
これがまあなんと見事な秋晴れの一日となりました。
白無垢、色打掛、ドレス、と、どれもこれもとっても綺麗で、みてるだけで楽しかったです。
これは、ホテルの庭で写真を撮ってるところ。
このホテルで結婚式をする大きな魅力の一つが、このロケーションの中での写真なので、
お天気が良くてほんとに良かったです~
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ここは古式ゆかしい建築も魅力。
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着物姿が映えますね☆

次男のところの孫には着物と袴で正装させ、
新郎新婦に花束を持っていってもらうように頼んであったんですが、
窮屈な着物を少しも嫌がらず、お花もトコトコ持って行ってくれて、
なんとも可愛かったです!
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最後近くに息子の中学時代からの親友のスピーチがあったんですが、これがまあ、秀逸で。
私も思わず泣いてしまったんですが、隣を見ると夫も眼鏡をはずして泣き出しモード!
あかん!あんた泣いてる場合と違うよ!挨拶がある!と思った途端、
涙が引っ込んでしまって・・・・気持ち良く泣くチャンスを失いました(笑)
幸い、心配してた夫の挨拶はスピーチから少し時間が会ったので、実にスムーズに進み、
ほっとしたのも束の間、「次は新郎の挨拶です」と司会の人が紹介されたら
「え?そんなの聞いてない」という息子の声!!
何とかヘドモドしながら終わりました(汗)
でも、まあ、結婚式が済んでるからには、息子の恥は私の恥ではなく花嫁さんの恥(笑)
私の夫はちゃんとお勤めを果たしたんだから、息子はどうなろうと知ったことじゃありません・・・
こういうふうに思えるのが息子の結婚の一番の利点です(笑)

披露宴が終わって出てきたら、
かるほさん、かすみさん、ゆずさん、河内大王さんが来て下さってて、
うまくお目にかかれました☆
って、私が厚かましく来てくださいとお願いしたんですよね(汗)
久しぶりに皆さんにお逢いしてとっても嬉しかったです!
夫も息子たちもご紹介させていただけて、ほんとに良かった~。
皆さん、何のおもてなしも出来なくてすいませんでした&ほんとに有難うございました。


そのあと、着替えて二次会にも参加。
中高時代の恩師も来てくださって、質問コーナーあり、歌あり、フラメンコあり、一気飲み競争あり、という賑やかな二次会でした。
夫は挨拶が済んだお陰ですっかりリラックス、先生と二人で一気飲み競争に参加し、若者を圧倒して優勝!先生は二位でした。
コップを置こうとしてるのが夫、その左が先生です(汗)。
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ちなみに、一気飲みの中身は、
お酢、生クリーム、生卵5個、タバスコ、青汁、水1㍑、などなど・・・(汗)
夫が飲んだのは、お酢で、先生のはタバスコでした・・・・年寄り二人が負けん気で争って・・・・みんなに大うけでしたわ(爆)

8時ごろにはお開きになって、みんなで帰宅、今日も朝から写真を見ては大笑いでしたわ~ん。

結婚式に私が用意した着物、色々です。
これは孫の着物と袴。
今から25年ぐらい前、うちの息子たちもこれを着て、私の弟や妹の結婚披露宴に出ました。
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息子の友人の一人が甚句を歌ってくれるというので、着物姿の方が気分が出るかと、
夫の大島と私の祖父のものだった袴を出してきて、その人に着てもらいました。
なかなか似合ってました☆
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次男のお嫁ちゃんに着てもらった私の昔の留袖。
古いものですが、姿の綺麗なお嫁ちゃんにとってもよく似合ってました。
私の妹曰く、「お姉ちゃんが着るより着映えがする」・・・・
あのなあ!当たってるだけに悔しい!(笑)
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こちらが私の留袖です。
一応、奈良大生らしく(?)正倉院模様です~♪
帯は稲穂。
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で、これは二次会に出席した着物。
雪輪の小紋にいつもの帯で、次男と一緒にホテルの階段でとってもらいました。
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おかげさまでほんとにいい一日でした。

これで私は母親業から無事卒業。
あとは大学を卒業することに専念しなくては(汗)。
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by nagiwi | 2007-10-14 23:47 | 雑記 | Comments(32)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi
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