<   2006年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧

平城宮跡の

大極殿正殿復元整備特別公開(第4回)を見て来ました。
この正殿は、間口44メートル、総高さ27メートル、当然、覆屋もでかい!
d0007913_1185953.jpg

内部に入ると、ぷ~んと桧のいい匂いがしました。
基壇の高さでさえ3,6mだって~。
鉄筋コンクリート作りの上に凝灰岩を張ってます。
d0007913_2312632.jpg

今回は素屋根の二重部分の組み立て状況が見られました。
使用されてる木材は桧と欅。国産だそうです~。
d0007913_2324788.jpg

d0007913_2325957.jpg

垂木の色は丹土塗装、天井部分には文様彩色が施されてて、一部見えるようになってました。
公開は明日までだそうです。

加工場の見学も出来ます。
瓦の型取りや積み方の研修もやってました。
d0007913_23104455.jpgd0007913_23112854.jpg









d0007913_2315178.jpg
ここは、宮大工さんが普段から作業するところなんですって。
これが噂の槍鉋です~。
かんなの削りかすが、たてロール(笑)になってるのが判るでしょうか?
持って帰る人が沢山いらっしゃいました。お風呂に入れるなんて声も聞こえましたよ。
いい匂いですもんね!

ちょっと曇ってましたが、せっかくここまで来たんだし、と思って
久しぶりに磐之媛陵へ向かってみました。
最近は、水上池の周りを回って行く自転車道路が出来てるんですね。知らんかった~。
d0007913_23253656.jpg

磐之媛は仁徳天皇の后。
夫が新しい妃を迎えようとしたのに怒って家出し、山城筒城宮にこもって帰らなかったそうです。
でも、万葉集にある歌は、なんとも優しげで。
秋の田の 穂の上に霧らふ 朝霞 いつへの方に 我が恋やまむ
ここに葬られてる人は、ほんとはどんな人だったんだろう、と思いつつ佇んでいると、
さわさわと風の音。

そばには、ウワナベ古墳、コナベ古墳があります。
d0007913_23362814.jpg

ここでも優しい風が吹いてました。
御陵や古墳のそばには、いつも風が吹いてるような気がします・・・・

数十年前、私がこの近くの高校生だった頃、
このあたりは、雑木林や畑に囲まれた、うら寂しい場所でした。
私たちのクラスは、HRの時間に担任の先生に誘われて、何度かここまで散歩に来たことがあって。
細いあぜ道や裏道を、特に何を話すわけでもなく、ただ、ぞろぞろ歩いたものでした。
何をしたわけでもないのに、その思い出は心に深く残っています。
今となっては、目的もなく持ったあの時間が、豊かさに満ちていたのだと思える・・・。
自分に自信もなく、未来に不安が一杯だったあの頃は、少しも気づかなかったのですけれど、ね。

最近はきれいに整備され家も建て込んできましたが、
御陵や古墳は、あの頃と変わらず今も静かでした。
[PR]
by nagiwi | 2006-04-29 23:56 | 奈良 | Comments(12)
昨日、妹と二人で奈良公園を歩いてきました。

私たち二人とも、奈良で生まれて奈良で育ってきたけど、
二人で奈良公園を歩いたのは、初めてのような気がするな~。

空は少し曇りがちで風も肌寒かったけど、
新緑の奈良公園は人も少なく、時々小学生の遠足に出会うだけ。
ブラブラ歩きにはぴったり。

「勉強してるんだから、解説してよ」と言う妹の要請で、
スクーリングで得た知識を動員しながら、
私のお気に入りの場所をご案内させていただきましたわ~ん(笑)。

いつものように水門町から戒壇院に向かい、久しぶりに参拝。
スクーリングでおなじみ(笑)の鑑真和上のために築かれた戒壇院は、
三度にわたる火災で焼失、現在の戒壇堂は1732年に建立されたもの。
d0007913_1115377.jpg

堂内にある四天王像は天平塑像の傑作。
小学生の頃初めて見て、折に触れては見ています。
いつに変わらず、中央アジア風の甲冑姿で静かに立っておられました。

ここも定番の大仏池。少し遅れて萌え出した若葉に包まれて。
d0007913_11201338.jpg


正倉院を見てると、小学生の一団がスタンプ・ラリーをしてました。
正倉院は、お寺か、神社か、倉庫か?ですって(笑)。

ここから二月堂、三月堂に向かいます。
スクーリングのときは、学生でこの道は一杯で、写真を撮ったことがなかったのに、
やっぱり人がいないっていい風情ですね~・・・・って、私もその一団の一員なんですけどね(笑)。
向こうに見えるのが二月堂です。

d0007913_1125401.jpg

二月堂の上から奈良市内を一望。
「久しぶりにドリームランドを見た」と妹は大笑い。

で、三月堂(法華堂)を参拝。
スクーリングのときは、ここを横目に見ながら通り過ぎてたんですよね。
不空羂索観音好きの私としてはとっても残念だったので、私的には今日のメインはここ。
しかも、ここには日光・月光菩薩もある~。
脱活乾漆作りの観音様と四天王、穏やかな表情の塑像の菩薩様・・・・・
どれもこれも、いい表情。好きやな~。

開山堂の門から中を覗いたら、お水取りのお松明の燃え残りが!
d0007913_11431793.jpg


「創建当時の東大寺には100㍍近い塔が二つあったんよ」と
豆知識をひけらかしながら東大寺の正面に。
聖武天皇1250年御遠忌法要を5月に控えた東大寺では、なんだか準備に忙しそう。
d0007913_11492029.jpg


奈良公園は近年とてもキレイに整備されてます。
d0007913_11513187.jpg

この辺りは、小学生が写生に来る定番の場所だったんですが、こんな池、なかったよね~。
昔はもっと鬱蒼としてました。

ここまでで、ほぼ2時間あまり。
このあと、昼食をとって奈良市写真美術館へ。
ほんとは、新薬師寺で十二神将を見たかったんですが、実家へ寄る予定だったので時間切れ。

奈良時代を代表する塑像と脱活乾漆造りの幾つかの仏像を見て、
のんびり歩いた奈良公園。

どの小道も、きれいに舗装され、整備され、新しいお店が一杯出来て
私たちの思い出の中の奈良よりずっとお洒落になってきました。

なんだか空まで明るくなったみたい、と妹。

奈良に活気が戻るって事は、とっても良いことなんだろうけど、
鬱蒼として薄暗い奈良公園や、鄙びて崩れた新薬師寺の土塀がちょっと懐かしい私です・・・・
[PR]
by nagiwi | 2006-04-27 12:10 | 奈良 | Comments(8)

卒論計画書を

出しました。

「計画書」って言うか、殆どメモです。

多分、差し戻されてくると思うけど、

悪いところ、足らないところを指摘されることで
「メモ」から「計画」に進化できると

期待、大。

あくまで自主性のない私・・・・

先生、欠点を強力に指摘して、一杯直して返却してください。
[PR]
by nagiwi | 2006-04-22 11:28 | 学校 | Comments(6)

原谷苑の

桜を見に行って来ました☆
d0007913_22484579.jpg


去年「死ぬまでに一度は見るべきよ!」と薦められて初めて行ったのですが、
すっかり病み付き。
百数十本の枝垂桜が空を埋め尽くし、その他にも、雪柳、連翹、桃、石楠花、椿、と
百花繚乱でした。

みなさん
桜がお好きなら、死ぬまでに一度は見るべきだと思います☆
[PR]
by nagiwi | 2006-04-16 22:54 | 雑記 | Comments(2)
昨日、お出かけをしてる間にテキストが来てたらしく
クロネコ君のお知らせが入ってて。
今朝、再配達されてきました。

「日本仏像史」 わ、文化財修復学の時図書館で借りたわ~。去年登録しとけばよかった。
「西洋の歴史(古代・中世編)」 古代はいいけど、中世になるとあんまり分からん・・・・
「日本永代蔵」 う、このまま読むのか・・・・
「軍記物語の世界」 まあまあ、強いほうかな
「平安朝の結婚制度と文学」 これ、ツボやわ、面白そう!
「民族調査ハンドブック」 字が小さい(泣)
「日本書誌学を学ぶ人のために」 あれ?これも登録したんかな?してんやろねえ・・・・

面白そうな本が何冊かあるんですが、
これを読むより先に、書きかけのレポートを書いて、テストを受けた方が良いいんじゃないか、と
私の良識がささやいている。うみゅ。


って言うか、先に卒論の計画書でしょ、やっぱり(号泣)。
[PR]
by nagiwi | 2006-04-15 13:11 | 学校 | Comments(7)
お花見から夢見心地で帰宅した私を迎えてくれました・・・

中身は勿論、卒論関係のお知らせ。

卒論の指導教員は 植野浩三先生に決定。
文化財学購読のレポートに良い評価を下さったんですよね。
卒論も良い評価がほしい・・・・出せたらやけど(笑)。

何よりもまず、卒論計画書を26日までに提出しなくちゃいけないんですが
これが結構ハード。

論文題目、研究課題、あたりは兎も角、
現状や展望って・・・・

「まだなんにもしてません。」とか
「こんなん、わからへん」では

ダメなんでしょうね、やっぱり(汗)

この計画書が合格しないと、卒論は提出できないの・・・・・

いや、分かってはいたんですが、あと、十日ほど?

ぎょえ~~!!たいへんだあ。

思い返してみると、確か一度は書いたことがあるんですよね<卒論
奈良大の入学手続きのために成績証明書を取り寄せたら、
結構良い点がついてて、
勉強もせずにやっつけた卒論だったのになあ、と、
ゼミの先生に改めて感謝(笑)

どんな学生にも良い点を下さるという評判の、
神様みたいな先生でした。
学生と研究をこよなく愛された先生も、今はもうお亡くなりになったんですが、
十年以上前最後にお目にかかったとき、
もう80歳近かった先生が
「いつも新しいことを学びたい、と思っています。この気持ちがある限り私は青春なんですよ」
と話してくださって。

若いときには分からなかったその言葉の意味が
年々身にしみるようになってきました・・・

何年かかっても良い、やらなくちゃ。
やりたいな。
ね?
[PR]
by nagiwi | 2006-04-13 12:14 | 学校 | Comments(6)

花曇の中

平安神宮にお花見に行って来ました。

明治時代の代表的な日本庭園として知られている平安神宮神苑は、
明治から昭和にかけて「植治」と呼ばれ、幾多の名園を残した
小川冶兵衛の手になるものです。
京都疎水の水をふんだんに取り込んだ池泉回遊式庭園。

川端康成の「古都」や谷崎潤一郎の「細雪」にも、こよなく美しいものとして描かれている
150本あまりの紅枝垂桜が、今を盛りと空を埋め尽くしていました。

d0007913_11395785.jpg


d0007913_11355343.jpg


紅枝垂桜を堪能したあと、疎水の染井吉野を十石舟に乗って楽しみました。
これは定員12人の小さな船なんですが、船上から見上げる染井吉野は
陸から見る桜の何倍も見事で、25分の船旅は終わるのが名残惜しかったです。

d0007913_11583224.jpg

ここで言う「十石」はどの位の重さかというと、
一石=十斗=百升=千合 
で一石は約150kg、十石だと1500kgになりますね。
ふ~ん、これで定員12人って事は、一人の体重を100kgまで想定してるってことね(笑)。

途中で少し通り雨がありましたが、
天候不順のお陰で染井吉野の開花が遅れ、
遅咲きの紅枝垂桜と染井吉野の両方が楽しめた、ラッキーな一日でした。
[PR]
by nagiwi | 2006-04-13 11:59 | 雑記 | Comments(6)

春は花

夏は橘 秋は菊 いずれに露は 置かんとすらん   
とか
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり
などという和歌があるように

さまざま春の花がある中で
やっぱり 満開の桜には心を浮き立たせる魅力があるような。

で、
昨日、愛知県の岡崎城に花見に行って来ました。
これまで愛知県にはほとんどご縁がなかったのですが、
今年から息子一家が住むことになって。
連日の天候不順がようやくおわり、長閑な春が戻ってきた昨日
ちょうど九分咲きの桜を見に行ってきました。

岡崎城は徳川家康の生まれた所だそうで
東海随一の桜の名所だそうです。
d0007913_1212348.jpg

乙川堤、伊賀川堤にずらりとならんだ染井吉野は
全部で1700本もあるらしい!
d0007913_1214471.jpg


川べりやお堀ベリに並んだ桜並木は
京都や奈良の桜の名所に比べると
どこかおおらか。

あの川べりを毎日散歩したら楽しいだろうなあ、と
まだ少し冷たい川からの風に吹かれながら
ほのかな桜色の花を愛でてきました。

名物の味噌田楽と冷たいビールが美味しかったです☆
[PR]
by nagiwi | 2006-04-07 12:14 | 雑記 | Comments(9)

履修登録♪

忙しさの後風邪を引き込んで、なかなか本調子にならなかったんですが、
ようやく、フッカ~ツ致しました!

ここ6~7年、インフルエンザと花粉症以外の病気にかかったことがなかったので、
久しぶりの風邪ッピキに自分で戸惑ってしまいましたわ~ん。

で、皆様より一歩遅れはしましたが、
今日履修登録を投函しました。ほっ。

スクーリング

文化財学購読Ⅱ
文化財学演習Ⅲ
日本史特殊講義
歴史地理学
仏教考古学
臨床心理学

テキスト科目

前年度からの繰越分(涙)
観光論
史料学概論
シルクロード学

今年度新規分
美術史概論
西洋史概論
江戸文化論
歴史文学論
平安文学論
民俗学
(このうち幾つ取れるのか?@自分)

卒論

あと、博物館学芸員の申込書も入れました・・・・

だ、だいじょうぶかあ????まだ熱があるのかも??????
[PR]
by nagiwi | 2006-04-03 17:22 | 学校 | Comments(7)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi