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大学から

「美術史特殊講義」のスクーリングの成績が送られてきました。
80点で合格。
ああ、良かった☆

次回のスクーリングは
12月23日からの「地理情報システム」ですが、

その前に、
ナントカ「考古学概論」のレポートを出したいと思って
悪戦苦闘中。

いつからやってるねん・・・・とほほ。
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by nagiwi | 2005-11-24 23:15 | 学校 | Comments(5)

着物一枚に

帯三本、ってよく言われるんで、ちょっと試してみました。
っていうか、今の季節にぴったりの着物はこれしかなくて(笑)。
先日の正倉院展に着て行ったこの取り合わせ。
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同じ着物に、これも以前から持っている洒落袋帯を合わせました。
帯締め帯揚げをきりっとした感じで合わせて、
今風の取り合わせになったかしら。
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で、この帯はグンと華やかで強い帯です。
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この着物は、どの帯にもすんなり合って、
しかも負けませんね。

どの取り合わせが一番好きかなあ・・・・
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by nagiwi | 2005-11-21 17:31 | 着物 | Comments(4)

甘樫丘であった

「甘樫丘東麓遺跡現地見学会」に行って来ました。
このあたりは、
日本書紀に蘇我蝦夷、入鹿親子の邸宅が有ったと伝えられる場所。
1994年には、この近くから7世紀中ごろの、
焼けた土器や焦土が出土しています。
その時は建物跡がなかったので、今回はその邸宅跡が見られるかな?と
見学者が集まりました。
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ここは三方を尾根に囲まれています。
今は平坦ですけれど、本来は谷あり尾根ありの所を
切り崩して平らにしたらしいとのこと。
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5つの建物跡が確認されており、一部には焼けた土もありましたが、
蘇我氏の館跡ならきっとあるはずの
大規模な正殿の跡などは今のところ出てないんですって。
土器の出土も少なく、7世紀の遺跡ではあるけれど、
7世紀のいつとはっきり特定するには至らないとのことでした。。
この甘樫丘からは、飛鳥川を隔てて、飛鳥寺や板葺宮が見下ろせます。
下の写真は、発掘場所から北に寄った所から撮ったので、
正面右のほうに飛鳥寺が小さく写ってます。
板葺宮はもっと右。と言うことは入鹿の邸宅と板葺宮は目と鼻の先です・・・・
すごい立地!
自分が建てた飛鳥寺を入鹿は誇らしく眺めたのでしょうね。
で、板葺宮で殺された・・・・
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久しぶりに飛鳥寺にも行って来ました。
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境内はすっかり綺麗になってましたが、飛鳥大仏は記憶の中と同じお顔。
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飛鳥型の灯篭
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入鹿は板葺宮で殺されたとき、切り落とされた首だけこの首塚まで飛んで来たそうな。首塚の後ろは甘樫丘
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今日は寒くて風が冷たかったけど、
少しばかり歩いた飛鳥はやっぱり懐かしい場所。
銀杏が綺麗でした。
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甘樫の丘には犬養孝さんの筆になる歌碑が有ります。
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采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたずらに吹く
志貴皇子のお歌ですね。
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by nagiwi | 2005-11-16 22:02 | 現地説明会 | Comments(8)

二度目の正倉院展に

行ってきました。

正倉院展には着物を着て行くのが、ここ数年の楽しい恒例になってたので、
今年もやっぱり行ってきました☆
同じ思いの人が多いらしく、着物姿の人が年々増えていますね。
秋の奈良公園に、着物はとってもよく似合う♪

奈良国立博物館は
先日、スクーリングの一環で行ったときより、ずっと混雑してました。
例年なら、平日の午後に行けば、ゆっくりとまでは行かなくても、
それなりに落ち着いて見られたのにね、と同行の友人と愚痴りながら、
それでもやっぱり楽しく見て来ました。

奈良国立博物館にはちょっとした中庭が有って、一休みにぴったりです。
紅葉が遅いと言われる今年ですけど、花水木がすっかり紅くなってて、
とってもきれい。
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ここには、小さな池もあり、興福寺の大乗院から茶室が移築されています。
これはその門。
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あたりには礎石らしきものもあって、蹲の傍らにはツワブキの黄色が鮮やか。d0007913_219284.jpg
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池のほとりの楓もかなり色づいてきています。
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奈良公園の南京ハゼも赤々としてて、とっても気持ちのいい日でした。
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で、今日の私の着物はこれ。
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これは亡くなった義母が好んで着ていた物。
私も大好きで、八掛の色を私好みに変えて、仕立て直してもらいました。
いつもの帯の、銀杏と菊の模様のところを出して締めて、帯締めは新品♪
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by nagiwi | 2005-11-08 21:28 | 着物 | Comments(10)

朝から小雨が降る中

学園祭が始まってます。
いつもは通信生だけの静かな大学しか知らないんですが
今日は教室を出ると、賑やかな声や美味しい匂いが漂って、
ああ、ここって大学なんだなあって実感(笑)。
でも、雨で気の毒・・・・

私たちのスクーリングも今日は最終日。
今日は、信貴山縁起絵巻、当麻曼荼羅縁起絵巻、多武峯縁起絵巻の
三つの絵巻物をスライドで見せていただく。

中で一番面白いのは、信貴山縁起絵巻!
命蓮という僧が五色の雲に誘われて信貴山の山中で多聞天を見つけ、
そこにお寺を作ったが、この命蓮、強い験力で鉢を飛ばして食を得ていた、
と言う信貴山草創の物語が今昔物語にあります。

この話が、宇治拾遺物語、信貴山縁起へと、
尾鰭をつけて(笑)発展したんですが、その尾鰭が面白い!

この鉢は、毎日信貴山から山崎の長者のところまで(50km以上あるよ!)
空を飛んで通っては、物を入れて戻ってたんですが、
ある日、長者が中身を入れ忘れたら(この長者、下種で欲深だったらしい)
米倉を中身ごと飛ばして持って帰ってきちゃった(おいおい)。
あわてて後を追った長者が命蓮と掛け合って、
中身の米俵だけ飛ばして帰してもらった、んだって~!
(欲の深い鉢じゃ、と思うのは私だけだろうか)(笑)

このお話のほか、命蓮が天皇の加持祈祷を頼まれたけど、
名誉も報酬も求めなかった、と言うお話と、
長く会わなかったお姉さんが命蓮を尋ねて京や奈良をさ迷い、
やっとめぐり合った、と言うお話の計三つを
全長3メートル余りの絵巻物にしてありますが、
まあ、突っ込みどころ満載(笑)のとても楽しいもので。

ストーリーはユーモラスですし、その絵も、広がりのある風景の中、
庶民の生活が生き生きとした筆致で描かれており、
何より人物の表情が個性豊かで、見てるだけで笑えてきます。
源氏物語絵巻などの「引目かぎ鼻」の顔とはまるで違う、
軽やかな線で力強く描かれた人々は、
隣のおっちゃんやおばちゃんにどこか似てるようでしたわぁ(笑)。

当麻寺縁起と多武峯縁起は、時代的にこれより下がるせいか、
これほどの闊達さと面白さはなく、美しく整った様式的な絵巻物という感じでした。

この三日間、ひたすら話し続けてこられたせいで、
講義が終わる頃には先生の声が嗄れ始めましたが、
どうやら無事に終わって、ほっ。

講義のあと
先生の私物の「信貴山縁起絵巻」(印刷)を見せていただくことが出来ました。
いや~、当然とは言え、スライドとはまるで違う迫力で、みんな感激してました!

これまでさほどの関心もなかった絵巻物ですが、こんなに面白いものだったとは・・・・・・

とっても疲れましたが、とっても楽しいスクーリングが終わる頃には、
雨も上がり、勉強したな~と言う満足感と共に帰途に着きました。

さあ、レポートを書かなくちゃ、ね(汗)。
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by nagiwi | 2005-11-07 00:15 | 学校 | Comments(6)

いつもの事ながら

先生が来られる前には、全員揃う通信教育生(笑)。
昨日遅くまで正倉院展を見て疲れたとは言いながら、
皆さんお元気で、熱心です☆
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今日も暖かな一日でしたけど、
季節は日ごとに過ぎて、

駅の前の南京ハゼの紅葉が綺麗。

通学生の皆さんの
大学祭も始まるらしく、
なんだか
自分たちの大学祭を思い出して
懐かしい気分です。


さて、今日の講義は法隆寺の美術について、スライドを見乍ら始まりました。
最初は「玉虫厨子」
玉虫の羽で飾られたとしてあまりにも有名なこの玉虫厨子の側面には、
上部に、霊鷲山浄土図などの釈尊の世界が、
下部には、これもまた有名な「捨身飼虎図」「施身聞偈図」などの
本生(釈迦となる以前の前世)の世界が描かれています。
何度も見たことがある玉虫厨子ですが
そんなコンセプトで作られてるなんて考えたこともなかった・・・・
虎の前に飛び降りる姿がかっこいい・・・って言う感想を抱いてしまった私ってバチアタリ・・・

次は消失した金堂壁画について。
8世紀頃描かれたと思われる金堂壁画は、昭和24年に火事にあいましたが、
その残欠や古い写真などから往時の姿が少し偲べます。
スライドで見せていただいた、焼失を免れた飛天像の
指先や唇がなまめかしかったわぁ。

法隆寺の最後は現存最古の大画面説話である「聖徳太子絵伝」です。
この模写の新しいものを法隆寺で見たことがあったんですが、
まるっきり意味が分からなくてさっさとパスしたことを思い出しました(汗)・・・
何しろ、一枚の画面に時間軸、空間軸が入り混じってるし、
聖徳太子の説話もよく分からないし、
で、チンプンカンプンだったんです(冷汗)。

この法隆寺の三つの美術品のどれにもいえることですが、
私って、あまりにもモノを知らなすぎる!
どれもこれも、仏教や仏教説話を知っていないと、面白みが半減する!

と言うわけで、今日の講義の最後の「信貴山縁起絵巻」にも
怖気を振るったのですが、さすが先生!
信貴山の成立の説話から始まりましたわ。ほっ(笑)。
今昔物語、宇治拾遺、とサクサク説明してくださる先生の声が耳に心地よく、
気分良く、今日の講義が終わりました。
明日はこの信貴山縁起について学びます。

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休み時間も先生は質問攻め。お疲れ様です・・・
これはこういう絵巻などに使われた顔料。
知ったかぶりしていろいろ話したんですが、間違ってた(汗)
明日、訂正しなくちゃ(大汗)
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by nagiwi | 2005-11-05 23:36 | 学校 | Comments(3)

一面の霧の朝

塩出先生による「美術史特殊講義」のスクーリングが始まりました。
一ヶ月以上のインターバルのあと、
100人ほどの教室には、お久しぶりの方々の顔が懐かしく、
また頑張るぞ、と充実した気分がみなぎっていました。

午前中は
美術史とは文字通り「美術の歴史」ではあるけれど、
その「美術品」は
鑑賞のために作られたばかりでなく、
仏教や武具、生活用具など、独自の目的に美術的価値をプラスしたものであること、
「モノ」を対象とする美術史にとって、
「本物を見る」事が何より重要であることなどを学んだ後、
午後から見学に出かける「大和文華館」と「正倉院展」の簡単な説明を受けました。

朝の霧が嘘のように晴れ上がった午後、まず出かけたのが
「大和文華館」の「復古大和絵師為恭ー幕末王朝恋慕」です。
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幕末狩野派に生まれた為恭は大和絵に傾倒、
王朝をテーマに、美しい色合いと柔らかな筆致で、様々な作品を描きました。
その雅やかな数々の作品が、桃山時代の蔵をイメージしたという
大和文華館の雰囲気とマッチしてあでやかでした。
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自然を損なわないお庭の風情も見事でしたね。
この為恭、伴大納言絵巻を見るため、
所有者だった京都所司代に近づきすぎ、勤皇方の長州藩士に殺されたとか。
殺された場所が、天理丹波市・・・・うちの近所やわ。
ひいひいひいおじいさんぐらいの時かなあ(汗)。

その後、奈良国立博物館で行われている「正倉院展」へ
奈良公園の木々も少し色づき始めて、大仏殿のシビの輝きが綺麗!
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で、これが正倉院。
東大寺も、興福寺も、何度も焼失してるのに、これだけは燃えずに残りました。
そのおかげで私たちは今、天平の宝物を目の当たりに出来るんですね。
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こちらから「正倉院の至宝」が見られます。
正倉院への招待
今回一番印象に残ったのは、やっぱり、紅牙撥鏤棊子!
綺麗、可愛い、細かい!
勿論、紫檀の棊局は言うに及ばず、
螺鈿の鏡も、犀角の如意も、何もかもすごかったけど・・・・
あの美しさはとても説明できないので、
皆さん、是非ご自分の目でごらんになってくださいませ☆

今日の教訓
あらかじめきちんとした予備知識を持って見学すると、感動が違う!
そして、気合を入れて見ると、どっと疲れる・・・・・(笑)
見終えて出てきたら、あたりはどっぷりと暗く、
ライトアップされた博物館が綺麗でした。
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奈良国立博物館は、正倉院展開催中の金曜日は、7時まで開いています。
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by nagiwi | 2005-11-05 00:18 | 学校 | Comments(5)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi