ANA国内線【PR】

カテゴリ:博物館&資料館

  • じめじめ・・・・
    [ 2011-06-19 23:26 ]
  • 大阪歴史博物館に行ってきました☆
    [ 2010-08-28 21:19 ]
  • 大遣唐使展に行ってきました。
    [ 2010-06-19 00:57 ]
  • 正倉院展始まる☆
    [ 2008-10-26 22:10 ]
  • 正倉院展、再び☆
    [ 2007-11-05 16:35 ]
  • 正倉院展☆
    [ 2007-10-29 02:16 ]
  • 美麗☆
    [ 2007-09-17 02:02 ]
  • 正倉院展に行きました☆
    [ 2006-10-31 01:06 ]
  • 泉屋博古館と
    [ 2006-06-28 00:51 ]
  • 思いっきり並んできました(笑)
    [ 2006-05-28 23:55 ]

じめじめ・・・・

毎日毎日、曇り空~。
梅雨らしい梅雨で、家じゅう湿気づいてるこの頃ですが
友人と、京都国立近代美術館で行われている没後100年青木繁展に行ってきました。

「わだつみのいろこの宮」や「海の幸」などの日本美術史に残る名作を発表し、
28歳という若さで亡くなった天才画家、青木繁。
今年はその没後100年となるそうで、関西では初めての回顧展が行われています。

ずいぶん昔、多分中学生か高校生ごろでしょうか、青木繁の評伝(小説だったのかな?)を読んで、
夭折した天才画家の破滅的ともいえる生き方に魅了された記憶があります。
ただ、その本物の絵を見たことがなかったので、今回、是非とも行ってみたかったのです☆

初めて本物の「海の幸」を見たんですが、それまで図録で見たのより一層未完成な感じ。
下書きの線もそのままに、描きかけ?と思うような人物もあるのに、心に迫ってくるものがありました。
そして、何より見てみたかった「わだつみのいろこの宮」
「海の幸」とは違う静謐さと美しさ・・・
わずか28年の生涯でこれほどの作品を残した才能(って言うか、「海の幸」は22歳の時の作品なんですよね!)を思うと、圧倒される思いでした。

その後、4階のコレクションギャラリーで、青木繁の生涯の親友でもありライバルでもあった坂本繁二郎の作品群を見てきました。
坂本繁二郎は終生馬を描き続けた画家として有名ですが、その作品は、穏やかで心を安らかにさせてくれる感じ。
28歳で亡くなった青年画家と、80歳を超えるまで画家として活躍した画家…
人生って不思議…才能って、なんだろう?・・・・

その後、目の前を疏水が流れる「和蘭豆」でコーヒーを飲んで

三条御幸町の「つばき」で夕食を頂きました。
こちらは日本酒を様々揃えておられるようで(にっこり)お勧めの「加賀鳶」を冷で頂きました。
うにと湯葉
お刺し身盛り合わせ・・・しめサバが美味しい!
鱧!!おだしの美味しいさに絶句☆
稚鮎二匹を頭からがぶり!ほのかな苦みがなんとも言えませんわ~。
蛸とズイキの梅和え
賀茂ナスと太刀魚の揚げだし
アマダイの蒸しもの。
このあと、鯛と紫蘇の実の炊き込みご飯とおみそ汁だったんですが・・・この炊き込みご飯が何んとも美味しくて、お腹が一杯なのにもかかわらず、お代わりしてしまいました。
デザートはわらび餅。

どのお料理も、素材の味を生かした味付け…って言うか、味付けを感じさせない自然さ、と言うべきでしょうか、京料理らしさ満載の美味しさでした☆

冷酒に少し酔って、楽しく帰宅しました♪



by nagiwi | 2011-06-19 23:26 | 博物館&資料館 | Comments(2)

大阪歴史博物館に行ってきました☆

毎日35度以上の猛暑日が続いていますが、こんなに暑い夏って、多分私が生まれてから初めて。
8月も残り数日だというのに・・・・
それでも、奈良では水曜日と金曜日に夕立があって、朝夕は少し風が感じられます。

その猛暑の中、26日に大阪歴史博物館で行われてた「華やぎの装い 鴻池コレクション展」に行ってきました。
大阪歴史博物館は大阪NHKに隣接してて(って言うか、ひっついて建ってる)
大阪城が一望できます☆
しかも、ここって、1350年前は難波長柄豊碕宮だったのです。
地下には遺構のあとが保存されてて、見学ツアもあるようですが、
今回の私のお目当ては、鴻池コレクション。
大阪随一の両替商だった鴻池家の女性たちの残した華やかな小袖や、化粧道具をはじめとする婚礼調度、また明治から昭和の初めにかけての当主の趣味の品々など、興味深いものが一杯。
それに、あちこちの屋敷の見取り図があったり、一族の方の書かれた回顧録や様々な写真などを取り混ぜたビデオが紹介されたり、浪速のあきんどの日常生活がうかがえるようになっていて、面白かったです☆
見事な婚礼の衣装に、嫁入り道具、広い広い広いお屋敷(50ぐらい部屋がある??)…
そのお金持ちぶりに、目も眩むばかりでした。

昼食は西梅田のル・コントワール・ド・ブノワ
ここは、ブリーゼ・タワー(もとのサンケイホール)の33階で、素晴らしい見晴らしが楽しめます。
手前がJRの貨物ヤード、大川、その向こうは兵庫県まで見はらせたのは、空気が綺麗だったのかな?
こちらのシェフはなんだか有名な人らしい。カリカリのパン(?)とヨーグルトソース
私のオードブルは豚のゼリー寄せみたいなもの。
友人のはいんげんのサラダ
メインの烏賊と枝豆のイカスミソテー
デザートは・・・なんだか忘れましたが、すごく美味しかった~!(汗)

肩の凝らない、でも本格的なフレンチで、サーブしてくれる人も感じが良くて、優雅な気分でしたわ~。

シャンパンで乾杯してるところを写真に撮ろうとしたら、あいてない大きなボトルを持ってきて「どうぞお撮りください」ですって。
親切だわ~☆
と言う訳で、このボトルを開けて飲んだわけではありませんので、そこのところ、お間違いないように(笑)

by nagiwi | 2010-08-28 21:19 | 博物館&資料館 | Comments(6)

大遣唐使展に行ってきました。

奈良博物館でやっている大遣唐使展が今度の日曜日でおしまい。
行こう行こうと思ってる間に、あと三日になってしまい(汗)しかも、連日の梅雨空(大汗)
運転のできない私は、雨脚が強いと駅までの自転車が辛いんです(涙)
天気予報によると、金曜日は一日中大雨、土曜は雨のち曇り、日曜は曇り、
と言うことだったので、土曜日に行こうかな~と空を眺めていたら、
お昼前から小降りになって、空は真っ暗でしたが、有難いことに雨はほんの小雨。

これ幸いと、行ってきました☆

終了近いせいでしょうか、並ぶことはなかったものの、博物館の中はそこそこの人出。
皆さん熱心に見ておられました。

先に行った人から、展示品が多くて見るのに時間がかかるよ~、と聞いてたんですが、
まさにその通り!
これでもか、これでもか、と珍しい物のオンパレード☆

入っていきなり、薬師寺の聖観音と唐代の石仏が並んで立ったはりました。

この聖観音は、小学生の時に初めて見て、仏像の美と言うものを実感した、私にとってもメモリアルな観音さまだったので、間近にお目にかかってほんとにうれしかった~♪
前から後ろから、思う存分拝見してきました。
唐の石仏と聖観音はほぼ同じ大きさですが、素材の関係か、文化の違いか、
聖観音さまの方が優美でしたわ~ん♪

それから、これは手の上に乗るぐらいの大きさの、菩薩半跏像の精緻な美しさには驚かされました☆
先日行った河内観心寺の如意輪観音に少し似た面差し。

安祥寺の十一面観音も綺麗だったし♪
唐の画家が描いた白馬の絵(脚が短い)とか、
興福寺と東大寺の鎮檀具(金塊とか銀とか、水晶とか、真珠とか、ほんまにすごかった!欲しかった!)(笑)や、
トルコ語と漢字で書かれた石碑の拓本(国際的じゃ~!)とか、
唐の皇子の墓室の壁に描かれた仕女(采女みたいなものか?)とか(高松塚に似てる)、
唐三彩の壺やら枕(かたくて寝れなそう)(笑)やら、

興味深いものが次から次で、一つ一つ見るのに必死!


井真成の墓碑もありました。

それから、もちろん、吉備大臣絵巻☆
信貴山縁起絵巻よりカラフルで、保存状態が良いのかくっきり鮮やか!
それに、登場人物のどれもこれも、ほんとに表情豊かで、今にも動き出しそうでした☆
いや~、さすがに絶品だわ~、吉備大臣ったら、かわゆい(笑)
良いもの見たな~♪

しかし、全部で250以上の出展作品で、見終えた時には3時間以上たってました。
結構真剣に見たこともあって、ちょっとヘロヘロ。

これは二度以上見た方が良かった、早く来るべきだったわ…と反省。

だってね~、天寿国繍帳を見損ねたんです~。

くちおしや~~~~(涙)






Tags:# 

by nagiwi | 2010-06-19 00:57 | 博物館&資料館 | Comments(4)

正倉院展始まる☆

10月25日、正倉院展が始まりました☆

今回は60回と言うことで、白瑠璃碗や平螺鈿背八角鏡など華やかな品々が!

昨年に続き「初日の9時に正倉院展を見よう!」をモットーに、酔狂会が集まりました。
今年の参加者はかるほさん、ゆずさん、かすみさん、ショータさんと私です・・・
が、私はちょっと出遅れ、博物館に到着したときはすでに入館が始まってて、
結構な混雑でした(汗)
それでも、混雑してない展示物を選んで、館内を飛び回り(?)
気に入った展示品をじっくり見せていただきました。
今回の私のツボは、網状の組紐で腰から下げた水晶や琥珀や瑪瑙の玉♪
ほかにも飾り帯や、金銅製の幡など、美しい工芸品が色々ありました!

1時間半ほどで全員集合し、酔狂会ツアの始まり~♪
まずは吉城園、依水園へ。
依水園には時々行きますが、吉城園に入るのは久しぶりです。
ま、250円ですし~入ってみますか~と軽い気持ちで入ったんですが、
すっかり綺麗に整備されてて、びっくり☆

池の庭を望む豪邸があるかと思うと
庭には滝もあり、かやぶきの茶室へと小道が
茶室のむこうには広々とした庭があって、表の狭い間口からは想像もつかない奥行きで
その上、塀には古い興福寺の瓦が埋め込まれてると言う・・・
なんちゅうことするんや!と一同溜息(笑)
びっくりするほどいい庭だった、と言いつつ隣の依水園にも入ってみると、
やっぱりこの庭の借景はすばらしいわ~
始まりかけた紅葉が緑に映えて、若草山や大仏殿の屋根も庭の一部♪
せっかくなので寧楽美術館にも入ってみました。
ここは、青磁を収集してます。この美術館の屋根、いい格好ですよね。
そろそろお昼なので、かるほさんが見つけてくれたはちみつへと向かいます。
10人も入れないような小さなお店で、少女のような可愛いご主人(?)が
一人で出してくださるお料理の数々が、まったく驚きの連続でした!
タカキビと高野豆腐の粉のハンバーグ、レンコンとミズナのサラダ、
自家製ベーコンとハムの盛り合わせ、雑穀とお豆のご飯、柿の胡桃豆腐和え
紫いものポタージュ、厚揚げの田楽










ここまでもその美味しさと、素材の取り合わせの妙に十分驚いたんですが、
次に大きな鉢が来て、それが一人前のデザートだと知って、驚きは頂点に!
中には、おからのケーキ、小豆とはったい粉の生チョコ風、
そして、サツマイモのみかんマッシュとお米のクリーム塩煮りんご添え・・・
これがまあ、絶品でした☆☆☆このお店、ほんまにすごいわあ☆☆☆
もう、おなかいっぱいになった私たちが次に向かうのは、多聞城跡。
急な階段をヒ~ヒ~言いながら上ると、そこは、若草中学校になってて何も残ってません。
ここは相当高台なので、二月堂が目の高さ(笑)
迷路のような街中を、ただただかるほさんの後をついていくと、
そこに見えたのが奈良少年刑務所!!
すごいですねえ!とっても上等な大学か、
よくできたテーマパークのようですが、これが少年刑務所。
帰ってきてから検索してたら、ここの設計者は山下啓次郎さんという
明治、大正時代の建築家で、司法省に勤め、五大監獄を設計したそうなんですが、
この方はまた、ジャズピアニストの山下洋輔さんのおじいさんなんだそうです。
へ~~!!

少年刑務所と般若寺は目と鼻の先。
コスモスが満開で、人がいっぱい・・・いつからこうなったの?
昔の般若寺はこうでしたよ~。これこそ般若寺やわ(笑)
ちょうど秘仏を公開してたので、拝見してきました。
境内の十三重の石塔の中から白鳳時代の阿弥陀如来が出てきたそうで、
その台座に入っていた三体の胎内仏も一緒に見せていただきました☆

しかし、どこもかしこも、変わってる・・・とキョロキョロしながら、
興福寺の特別拝観に間に合うようにせっせと歩いて。

結構距離がありましたけど、平地を歩くのは大好きだし、歩くのにぴったりの気温です~。

興福寺では、五重塔と南円堂と東金堂とを拝観しました。
どこも混雑してたなあ・・・興福寺が混雑するなんて、ほんとに珍しいわ(笑)

5時までにすべての拝観を終え、県庁の屋上で奈良市内を一望することにしたら、
ちょうど夕日が近鉄の駅と(?)生駒山に沈むところ・・・

やがて日が落ちて、あたりが暗くなり、奈良盆地に明かりが瞬くさまをのんびり眺めました。
ここは、広々と気持ちが良くて、とってもいいロケーション☆
正倉院展開最中は6時まで上れますので、ちょっと休憩したいときにはお勧めです!
皆さんぜひどうぞ!

6時前になると、屋上にいるのは、私たちと警備員さんだけでした・・・

このあと、JR近くの居酒屋さんで、お食事。
お昼と打って変わって、ジャンクな(笑)あれこれを食べながら、
世界経済の話などに花を咲かせ(えへへ)
お開きとなりました。

いや~、当初の計画をもれなく実行するなんて、すごいわあ!
いつもながら、すばらしい計画を立てて、
私たちを先導してくれたかるほさんに、感謝感謝の一日です!

かるほさん、ゆずさん、かすみさん、ショータさん、ほんとにありがとうございました☆


by nagiwi | 2008-10-26 22:10 | 博物館&資料館 | Comments(10)

正倉院展、再び☆

金曜日に、友人と一緒に2度目の正倉院展に行ってきました。
以前は早めに昼ごはんを食べて12時ごろに入館、などということをしていたんですが、
最近はその時間帯が一番混雑するようで。
混雑情報によりますと、11時ごろには1時間程度の待ち時間らしい。

それではいっそ、地元の強みを利用して3時過ぎに入りましょうということになって、
囲炉裏ダイニングたなかで、お昼ごはんをゆっくり頂きました。
掘りごたつでゆっくりお肉やお魚、野菜を焼いていただきます。
久しぶりに会った女二人、時間を忘れて、食べる、喋るで大忙し(笑)
ふと気付いたらもう3時過ぎ!

とは言え、金曜日は正倉院展は7時までなので、
焦ることなく奈良公園をブラブラ歩き、
博物館に着いた時はもう4時前になっていたでしょうか。
博物館前には半分ぐらいの行列と15分待ちの表示がありました。

行列はたちまち3列に折れ曲がりましたが、待つほどもなく入館。
それでも中には結構な人だかり・・・・かるほさんの教えどおり、
一番最初の「羊木臈纈屏風」の前の人だかりをやり過ごして
「臈蜜」から見はじめ、人の少なそうなところから順次見て行きました。
4時過ぎになると、後から入ってくる人が減ってくるので、徐々に見易くなって
例の「紫檀金鈿柄香炉」はじっくりゆっくり、満足です☆

それでも、出てくると、夕方からの「オータム・レイト・チケット」で入場しようと待っている人の行列が出来てました。
これは、午後4時30分(金・土曜日は午後5時30分)以降に入場すると、一般700円、高校・大学生500円、小・中学生200円と割引されるシステムなんですね~。
博物館も色々考えますね!

秋の日は暮れやすく、地下でお茶を飲んで外に出てみたら、もう真っ暗で
少し冷たい風が心地よかったです。

この日の私の着物。

真綿紬に、臈纈の帯。
鳥も花もどこか正倉院風じゃないでしょうか。




by nagiwi | 2007-11-05 16:35 | 博物館&資料館 | Comments(4)

正倉院展☆

今年も正倉院展の季節になりました☆

この正倉院展、年々入場者が増えているみたい。
とりわけ、ここ2,3年は混雑が頓にひどくなっているので、
会期中のいつ、何時ごろに行くのが一番効率がいいんでしょう・・・

で、今年は、
丁度博物館学芸員課程のために前乗りでこられるかすみさんと、
ゆずさんと、私の3人で、
開催初日の27日の朝の8時から並んでみようということになりました。
勿論、開館は9時です。
こんな時間、
マニア(私たちのことですね)(笑)以外は来ないんじゃない、と思いつつ
朝から台風の余波か雨が降る中、私が8時5分過ぎに着いた時、
博物館には既に行列が出来てました。

ちょっとわかりにくいですが、博物館の通路に前売り券を持った人の列が!

当日券売り場にも別の列が出来ていて、ゆずさんをそこの先頭に発見。
8時10分前にこられたそうで、
その時は前売り券行列のほうも、ほんの2,3人だったとか。
前売り券をお持ちだったかすみさんは、そちらに並んでおられました。
私も当日券の方に並んでいると、あっという間にどちらの行列も膨れ上がり、
8時半に当日券売り場が開いたときに、前売りの行列は三重になっていました。
す、すごすぎ!
幸い、係員さんに聞いたら、かすみさんの横に入ってもいいとのことだったので、
私たち三人は無事に一列目の後尾辺りに並べました。
そのおかげで、いつもの押し合いへしあいの混雑はなく、
見たい物をゆっくり見られてほんとに良かったです☆
主な宝物はこちらからどうぞ天平の煌き

今回の出品は70品目で、目玉はやっぱり「紫檀金鈿柄香炉」
きらびやかで繊細な美しさが満ち溢れて・・・獅子が二匹居て、一匹は振り返ってます☆
「琥碧誦数」(琥珀の数珠)も綺麗でしたが、
奈良時代には殆ど使われなくなっていた勾玉が付いているのが珍しかったですね。
それに、「臈蜜」という、ミツバチの巣から取った蝋を、
直径10センチほどの円盤状に固めたものが、20個ありました~。
鋳造や彩色、艶出しなどの工芸に使われたんだとか。
面白いなあ!

ほかにも墨や筆、硯などの文房具や、臈纈や臈纈の屏風、精密な絵が描かれた墨絵弾弓、
花氈やお盆など、様々な模様の面白さが楽しめるものが沢山出ていました。

ゆっくり見て回っても、出て来た時はまだ10時半頃。
かるほさんとの約束の12時には時間があったので、お庭を見ながらお茶しました。

雨の庭も綺麗ですね。
正面のハナミズキは、この時期には必ず紅葉しています。

常設展も見て外に出ると、雨が上がって爽やかな空気が・・・
公園から奈良町を抜けて、「よく予約が取れた」と皆様に評判の
「ならまち知路留」に向かいます。
無事かるほさんとめぐり合い、細い路地を、ドンドンドンドンドンドン、奥に行くと・・・・

ジャスト12時にお店が開いて、中はこんな感じ

ランチはお魚か

お肉が選べます。

いかにも家庭的な料理が、うっすらと甘めのお味付け。
お店の前にも野菜がドンと置かれていましたが、自然な美味しさでしたね。
かるほさん、お世話をかけました、有難う!

計画では、頭塔、白毫寺、写真美術館、新薬師寺、志賀直哉旧居、と見て回る予定だったので、ここから東へ「頭塔」を目指したんですが・・・・
途中で思わぬ展開が(笑)

それは、かすみさんが道具やさんを覗いたことに始まりました。
なんだか高そうな道具やさんだったんですが、そこはかすみさん。
臆すること無く覗き込み、入っちゃったの~。
しゃ~ないので、私たち三人も後からおずおずと入って、辺りを見回してたら、
奥からお店のご主人が出てこられて、
「その軸は松永弾正の手紙です」
???
「あ、それは室町頃の」「いや、それは乾山」
はい???
床の間の柱は春日大社のものだって言わはるし。
わ、私たち、ここに居てもエエのかしら???とは思いつつ、
好奇心はメラメラと(笑)「これはなんですか」「あれ、素敵ですね」・・・・
そのうち、お茶と紅葉饅頭が出てくるし、
気軽に(!)持ってこられた箱の中からは、
尾形乾山と楽の宗入の合作という黒楽の茶碗!
次の箱からは、さっき正倉院展で見たのとよく似た「風字硯」
そのほかにも色々色々・・・博物館の図録に出てくるような逸品が、
箱の中からポコポコ湧いてくる~!!
こういうのって、手袋をしてみる物じゃないの?と溜息の私たち、
ご主人が、多分何も買わない(買えない)私たちに、
子供が自分の玩具を見せるように、
次々出しては見せてくださるその様子の気軽さと、
出てくる品々のあまりの素晴らしさと、
それらが息のかかる近さにある現実に、
頭の中に霞がかかったようでした。

1時間以上お邪魔して、歩き出してもまだ夢見心地でしたわ・・・
このお店は
道具屋河瀬
あの気さくに楽しげに私たちに色々見せてくださったご主人は、
実は「塔の茶屋」を経営している、趣味人としても有名なお方なのでした。
すごいよね~、流石かすみさんやわあ。

やや呆然としつつ頭塔にたどり着き入ってみると、なんだか異様なこの姿。

ここは私も始めて来ましたが、僧玄坊の首塚だと思ってたら、舎利塔だったらしい。
発掘されたのは半分だけ、残りはまだ森になってて、こういう風に石仏が顔を出してました。


続いて、奈良市写真美術館で「入江泰吉と奈良を愛した文士たち」(これ、素敵です!是非ご覧下さい!)を見て外に出ると、
写真館の木々は紅葉が始まってました。

そこから新薬師寺は目と鼻の先

いつ来ても優しげなお堂は雨にぬれ、萩はもう咲き終わりでした。

この辺りは静かな風情のあるお屋敷が並んでて、
手前の塀の上には「新薬師寺修二会」のお松明が乗ってます。

奈良公園には柿の木がよく似合いますね。

お屋敷町の中に志賀直哉旧居はあります。
ここのサンルームに座ってると、曇り空の一日はそろそろ暮れなずんできて。
少し歩き疲れた私たちですが、ちょっと文豪になった気分を味わいました(笑)

なんだか、思わぬ展開に少しぼ~っとしながら、夕食は「まんぎょく」で。
時間が6時だったせいか、それほど混んでると言う風でもなくて、
ゆったり座り込んでアレコレつまみながら、楽しくお喋り☆

ここのお料理は酒の肴向きの味付け。
昔の置屋を改装したお店、器はなかなか面白いし、味もいいんですが・・・・出てくるのがちょっと遅いかな。
とはいっても、ずっと喋ってたからあんまり気にはなりませんでしたけどね。

今日一日のことやら、学芸員過程のことやら、ゆずさんご夫婦の馴れ初めやら、私の孫自慢やら、あれこれ楽しくお喋りして、ふと気づいたら他の客さんがもういない・・・・時間を見たら9時前でした。
ほぼ13時間以上も、ご一緒にあちこち歩いたり、お喋りしたり、したことになりますけど、ほんとに楽しかった~。

素敵な自主スクーリングの一日になりましたが、次回は、夕食を食べ損ねた「鬼無里」リベンジをしたいなあ!

皆さん、またよろしくお願いします☆




Tags:# 

by nagiwi | 2007-10-29 02:16 | 博物館&資料館 | Comments(14)

美麗☆

奈良博物館で行われている美麗 院政期の絵画を見に行ってきました。
先日の「美術史特殊講義」のスクーリングで、
この特別展をしっかりご覧になってこられた丸先生さまの予習講義と、
菜一輪での美味しいお夕飯つき(笑)、と言う誠に充実した催し。

当日午前中に来客のあった私は、
11時にはお昼ご飯を出すと言う荒業を使って、早々にお引取り頂くことに成功(をいをい)、
何とか約束の4時半に東向き商店街に中の「弁天」に到着!
丸先生、かるほさん、ゆずさん、猫さんと久しぶりの再会を果たしました。

あれこれ近況報告の後、色々なプリントつきの講義開始~☆
「院政期」というのは、
11世紀、12世紀に白河、鳥羽、後白河上皇三代の院政が行なわれた時代のことで、
丁度、貴族社会から武家社会への転換期にあたりますが、
この時代には造寺造仏が流行し、法華経信仰が羽振りを利かせた結果、
壁画や柱絵、仏教説話などの仏画が盛んに描かれたんですね。
そして、「尽善尽美」 即ち本質的な価値としての「善」と、
表層的価値の「美」を二つながらに追求するのが仏画のキーワードだそうです・・・・・
なるほど!だから仏画ってあんなに美麗なんですね~☆
丸さんは講義のプリントだけじゃなく、ちゃんと天皇表を用意してくださっていて、
時代背景がよく分かりました。

11世紀に仏画は大陸様式から脱却して、
抑制された装飾からなる調和の取れた日本的様式を完成しますが、
12世紀には切り金を使うなどしてだんだん装飾的傾向を強め、
やがて武家社会の確立と共に動きのある闊達な絵画へと変貌を遂げていくんですね。
これは仏像もおんなじだわ・・・

基礎知識を頭に入れて人影まばらな奈良博へ行きました。
金曜日は7時まで開館してるので、ノンビリ見られるはず・・・だったんですが
いや、もう見ごたえのあること!
丸さんの講義どおり、12世紀に入ると仏画が突然光りだして。
あれ?と思ってつくづく見ると、あちこちに切り金が多用されていて、
それがゴージャス感をかもし出してるんですよ、すごいわあ。

でっかい曼荼羅や仏涅槃図、きらびやかな孔雀明王、馬頭観音、そのほか、信貴山縁起や、平家納経、寝覚め物語に和漢朗詠集、餓鬼草子もあるし三十六人集もあると言う、
国宝オンパレード~!!
あと30分のチャイムが鳴ったので焦りまくって駆け足で見ましたが、
なんか見落としたんじゃないかと残念でした!!

入館者の皆さんも、この時間帯に入ってるのはその筋の方(笑)ばかりらしく、
みてて心地よかったです・・・・いつもこのぐらいの込み具合ならいいのになあ!

外へ出てみると日はどっぷり暮れ、静かな奈良公園。いい感じですね~。
東大寺から焼け門へ抜け菜一輪まで、
興奮が落ち着き空腹を再認識するのにぴったりの距離でした(笑)。

そしてこの菜一輪が、すごい!
本格的なオーガニック(マクロビオティック?)を食べるのは初めてだったんですが、
いや~、野菜ってこんなに美味しいんだ、こんなにいろんな味がするんだ、と
一口ごとに唸らせられました。
残念ながらカメラを忘れて携帯で撮ったので、画像が小さくてわかりにくいです・・・・これは突き出し。山椒の風味がキリリ
メインの一皿。中央が玄米、あとはポテトサラダや、きたあかり(ジャガイモ)のこれでもか、というほど細い千切り、車麩のステーキ、葱味噌を添えたゴーヤ、ひも唐辛子、きゅうりのぬかづけ・・・・どれもこれも心憎いほどの美味しさだったんですが、写真がボケてます(汗)
デザートの巨峰とトマトのコンポート・・・もう溜息ものです
撮り忘れましたがお鍋ごと欲しいようなかぼちゃスープもありました・・・・
みんな「美味しい」以外の言葉を口にせず、ひたすら噛み噛み。
でも、時々横を見ると、猫さんが食い入るようにお料理を見て食材をチェックしておられました(笑)

食べてる間は全員無口だったんですが、食べ終わった途端全員喋りだして(笑)
いや~、おいしかったなあ。

野菜の力とそれを引き出す料理人の腕と、すごいものだなあと感嘆しながら、
近鉄奈良駅まで歩いて帰宅の途に付きました。

いや~、すばらしい日でしたわあ。
丸さん、皆さん、有難うございました。
そして、菜一輪さん、ご馳走様でした☆

by nagiwi | 2007-09-17 02:02 | 博物館&資料館 | Comments(12)

正倉院展に行きました☆

先週から始まっている恒例の正倉院展に行ってきました。
今年の展示は地味だ、という話も聞いたので、
もしかしたら空いてるかも、という淡い期待を抱いていたのですが、
その期待はもろくも打ち砕かれ
12時過ぎにこの行列・・・ずら~っと並んでます(涙)

こりゃあかん、2時過ぎ迄待ったら少しはましになるだろう、
それまで時間を潰そうと、喫茶店を探したんですがどこも満員。
そこで、春日大社神苑のほうへブラブラ歩きがてら行きました。
10月末だというのに汗ばむほどの陽気ですが、
公園の南京ハゼは色づき始めてます。

神苑の入り口横の「荷茶屋」でアイスクリームを食べて一服。


東大寺辺りのレストランや喫茶店が満員でも、ここまで来ると大丈夫です☆

2時ごろに博物館に戻ったら、流石に行列は無かったですが
入ってみたら、結構混雑してる・・・むむむ、もう少し遅めでも良かったかな。
今回は、聖武天皇ゆかりの品を中心に出展されてるそうで、
勅書銅版や御璽が押しまくってある国家珍宝帳にはじまって、
袈裟などの仏具、大仏開眼会に使われたものなどのほか
鞍や鐙など馬具が幾つか出てて、珍しいものが多かったですな。

国家珍宝帳には「藤原仲麻呂」の直筆サインがあって
その墨色が鮮やかなのに感動!
・・・・仲麻呂って字は上手くない、とは同行の友人の弁です(笑)

私的には、蘇芳で染めた犀角の刀子と、幡脚端飾がお気に入り~☆

出てくると、少し日差しも翳ってたんですが、面白いもの発見☆
博物館旧館の北側の松の枝の切り口に、南京ハゼが生えてます!!

わかるかなあ?

2時でもまだまだ人は多かったので、
これからおいでになるご予定の皆さんにオススメは
午後3時以降かな。

おまけ
今日の私の着物
グレーのお召しに洒落袋帯。
この着物はかなり地味なので(死ぬまで着られるはず)(笑)、
帯揚げに朱、帯締めにも朱と緑を取り合わせて、ポイントにしました。


着物を着てトットと歩いたら、汗をかきました・・・・

by nagiwi | 2006-10-31 01:06 | 博物館&資料館 | Comments(14)

泉屋博古館と

京都国立近代美術館をハシゴしてきました。

泉屋博古館は、住友家が所蔵する中国古銅器と鏡鑑のための博物館だそうで。
京都は鹿ケ谷にありました。(東京にも分館があるらしい)

ここは中庭。東山が借景されてます。

常設展ではその青銅器や鏡をどっさり展示してて、
紀元前15世紀頃なんて言うのが、いっぱい、いっ~ぱい。
あんなに沢山の中国産の鏡や青銅器を見たのは初めてです!
青銅器、面白い~!
が、名前が難しくて読めない(汗)・・・・説明文が分からない・・・でも、良かった・・・
城陽市久津川車塚古墳出土 の画文帯同向式神獣鏡などの鏡も数枚ありました。

いや~、すんごい見事なコレクションで、ノックアウトされた気分☆

で、午後からは藤田嗣治展
こちらはもう、説明するまでもないほど有名な作品が、ずらりと勢ぞろい。
乳白色の女性と猫、と、戦争画、は知ってましたがほかにもいろんな傾向の絵を画いてらしたんですね・・・

本来は、藤田嗣治がメインだったんですが、午前中の青銅器が頭の8割を占めてて、
今も渦巻いてます。




by nagiwi | 2006-06-28 00:51 | 博物館&資料館 | Comments(8)

思いっきり並んできました(笑)

みぴあ~ちぇさんから「死ぬ気で行ってきて」との助言を頂いた
京都国立博物館の「大絵巻展」に、友人と二人で行って来ました。

みぴさんのアドヴァイスを無視して、日曜日の真昼間に行ったら、
天罰が当たったというべきか
アッタリマエというべきか、
ものすごい人出。
入場券売り場で「入場するのに3時間待ちですけど」と言われる始末です。

ここでおばさんが怖いのは、お喋りしてたら3時間ぐらいあっという間やね、と
意見が一致するところ(笑)。
今日はお天気もよく、風爽やか。
立ち話にはぴったりでした・・・とやせ我慢しておこう(笑)
独立行政法人になったせいでしょう、並んでると日よけに、と傘を貸してくれました。
写ってる黄色い傘はみんな借り物。すごい親切やわ~。

幸い、2時間足らずで入場できましたが、中がまたすごい・・・・
みんな一列に並んで、ずるずる移動していくんです。
絵巻物ってどれもそんなに大きくないし、人垣の後ろからだと見えないからなんでしょうね。

そもそも、美術史特殊講義で見せていただいた「信貴山縁起絵巻」が見たくて行ったんですが
会期後半は「尼公の巻」。
弟を捜し歩く小さいおばあさんのまあるい背中がリアルで、
いいわあ、いいわあ、と思わず口から出ました。

ほかにも50ほどの絵巻物が出展されてて、それぞれ特徴があって圧倒されました~。
病草紙、餓鬼草紙、地獄草紙の猥雑な面白さと、
伊勢物語絵巻や北野天神絵巻の美しさ追求路線、
一言で絵巻といっても、ほんまに色々ある~。

出て来た時は、さすがに人いきれと絵巻の多さに酔った様になって、
それにお腹もペコペコで、殆ど半死半生(笑)

とは言え、念願の信貴山絵巻を見て、実に満足の一日となりました。

あ、割引券をプリントアウトして学生証を見せて入場するように、という
アドヴァイスの方はしっかり守れました(笑)。

大人普通1300円のところ、800円也。
京都駅からはタクシーに乗ったんですが、
某タクシーは着物を着てると1割引。480円で行けました☆






by nagiwi | 2006-05-28 23:55 | 博物館&資料館 | Comments(14)
line

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi
line
XML | ATOM

skin by excite