北円堂と春日大社神苑の藤

いよいよ春の連休が始まりましたね。
昨日まではとっても寒かったけど、今日は朝からいいお天気!
空は真っ青だし、空気はさらっと乾いて、暑くも寒くもありません☆

去年の連休に訪れた春日大社神苑の藤があんまり素晴らしかったので、
東京の友人に、「ぜひ見に来て~!」と吹聴したんですよね。
彼女もすっかりその気になったんですが、今年は藤の開花が早そうで
彼女のスケジュールと藤のスケジュールをどう合わせるか、悩んでしまいました。
神苑に電話したりして、連休前半が良さそう、ということになって
午前10時に東京から着いた友人と奈良駅で待ち合わせました。
え~、この時間に奈良に来るには、彼女は午前五時に家を出ることになります
・・・しかも着物で…・その上日帰り
・・・・・ついでですが、彼女は私より一つ二つ年上です・・・・ぎょえ~~(笑)
これで雨だったら悲惨ですよね??
だから今日の好天はすんごく嬉しかったんです~!!

連休に奈良を案内するコースは、去年とほぼ同じ。
最初は特別開扉をしてる北円堂です。
d0007913_2271698.jpg

並んでる人も無く、思う存分、弥勒如来、無着菩薩、世親菩薩、四天王を眺めました。
千年以上もここにいて、いろんなものを見てきはったのね、すごいわ…・・・・

彼女は東博でやってる阿修羅展に行かれたそうですが
それはもうものすごい混雑で、人波が渦になってたそうで。
「興福寺の宝物館ではあんなにゆっくり拝めたのに~。
ここはこんなに静かで、どれもこれも素晴らしい・・・・
みんな奈良に来て見たらいいのに!」
とため息をついておっしゃってました~。

たっぷり一時間近く北円堂を楽しんで、奈良公園の新緑を楽しみながらブラブラ。
藤を見る前にお昼にしよう、と「夢しるべ風しるべ」の中の志まづへ。
ここからは若草山が一望できます。
d0007913_222806.jpg

日毎膳・・・かな?このほかに天麩羅と筍御飯、赤だし、デザートが付いてました。
d0007913_22281118.jpg

おいしいね、それからね、と、近況を喋りまくりながらもすっかり平らげました☆

ゆっくり気のすむまで食べて喋って、さあ、神苑へ
d0007913_22353929.jpg

満開だといいなあ、咲いてて欲しいなあ、と祈りつつ藤の園に入ると・・・・・
良かった~、咲いてます☆
d0007913_2237384.jpg

満開と言うには少し早く、八分咲きぐらいかな・・・花房の一番先はまだ開いてませんが
藤の花が空から降ってきたようですね♪
d0007913_2237475.jpg
奈良公園の喧騒が嘘のようにあたりは静かで、藤特有の甘い甘い香りが立ち込めて。
d0007913_22375994.jpg
藤の名所はあちこちにあるけど、ここは作られた美しさではなく、いかにも自然ね、と友人。
確かにそうですよね。
多くの名所では、同じ高さに藤棚を仕立て、花の数を競うように咲かせますが、
ここは、地面は下草に覆われてるし、藤の高さも仕立て方も様々で、
藤の特性を生かして手入れされています。
下草の緑が藤の色の美しさを一層引き立ててますよね☆
d0007913_2238975.jpg
藤の種類も様々で、薄紫、濃紫、白、薄紅色、と、青空のもとで咲き競ってます・・・・
去年ほどの満開ではないけれど、彼女はとっても満足してくれたようで、藤の木陰で甘い香りと心地よい風を堪能しました。
d0007913_22381858.jpg

日差しが強かったので、日傘をさしてる私。
この日傘は、お嫁ちゃんが誕生日にプレゼントしてくれた和傘で、今日が初下ろしでした☆

喉が渇いてきたので、荷茶屋で冷たいコーヒーを。
d0007913_22382915.jpg

ここはいつも静かでホントに穴場です!
東京の人にとってはこういう静けさは大層嬉しいもののようで、
何度も何度も「ここは素敵ね。気に入った~」と。
どうしてこんな素敵な所がいつも空いてるのか、私にもわからないんですが
私としてはこのまま空いてて欲しいわ(笑)

ほぼ閉店まで荷茶屋でお喋りして、そのあと五十二段を降り、
猿沢池を回って近鉄奈良駅へ…
またもや時間ギリギリまでお喋りして、お別れしました~。

奈良には東京とはまるで違う時間の流れがある、と彼女。

良い友達をたくさん作って、元気で楽しく長生きしましょうね、と私☆
[PR]
Commented by lilakimono at 2009-04-30 05:51 x
今年もまたなぎさんブログで藤見です~。
緑と紫がこんなに見事に調和してるって、自然の力を感じます。

確かに・・・・私も奈良の時間は他とちょっと違っている気がします。
なぎさんとお喋りしているとあっという間なんですけれど~。

春らしい優しい取り合わせに緑の和傘が良く映りますねぇ。
またお召し物の詳細を是非!!
Commented by かすみ at 2009-04-30 10:15 x
「奈良時間」確かに「あると思います!」
和傘がとってもナイスです。
で私、明日の夜から奈良発ちへ。
二晩とまってきます。藤の苑もめぐろっと。
富本憲吉も今回は娘連れで参ります。
奈良はやっぱりいい。土地も時もそして女人も。

Commented by なぎ at 2009-04-30 14:25 x
りらさん
緑と紫って、着物の取り合わせの基本ですよね~。
引き立て合って、ほんとに綺麗です☆

昨日も歩いても食べてもお茶を飲んでも、ずっと喋り倒してました(笑)
お喋ろしてるとなんであんなに時間がたつのが早いんでしょう。
不思議ですね☆

奈良時間、りらさんも感じられるんですか…
Commented by なぎ at 2009-04-30 14:27 x
かすみさん
明日からこちらへいらっしゃるんですか?!
それなら神苑は是非ものです☆
昨日は満開には少し早かったんで、明後日あたりがちょうど盛りになりそう。
満開の藤の園をたっぷり楽しんでくださいませ☆
Commented by かるほ at 2009-04-30 23:43 x
うわ~紫の藤はホントキレイね。一瞬葡萄棚にも見えます。
そういえば、春日大社の藤は見に行ったことないなあ。
離れてみて、気がつく、まだいったことがない場所。多すぎで挙げ切れず。ぐはっ。

阿修羅ご一行様が東京へ修学旅行(?)にきているから、興福寺国宝館も
さぞかし寂しい思いをしているのではないかと思ったけど、
今の時期なら北円堂さまが頑張ってらっしゃるか★
ホント、あれだけのヒトが奈良にじきじきに見に来てくれたら、
奈良の経済も潤うだろうになあ(笑)来年に期待か?!
Commented by sana at 2009-05-01 20:25 x
わあ~素敵な光景ですねー!
藤の花も色々あって…
ほんとうに自然な良さがあるんですね。美しい…
お着物が映えますね!
和傘!最高です~(^o^)
Commented by 独楽 at 2009-05-01 22:08 x
緑の傘きれいですね~~~。なぎさんのお着物姿もますます美し。神苑の藤も目にしみますね~~。ヤッパリ息子ここに連れてこようかな・・・・
Commented by nagiwi at 2009-05-01 23:57
かるほさん
きれいでしょう!
連休の奈良公園は人が多すぎて大嫌いだけど(笑)このルートだと人込みもそれほどじゃないし、良いと思うわ♪
阿修羅展、もう30万人を超えたって。
東博で並ぶより新幹線+近鉄で来来る方が早いかも?!?(笑)
Commented by nagiwi at 2009-05-02 00:00
sanaさん
大きな藤棚に仕立てて、一面の藤の花が垂れ下がってるのもきれいですけど、この藤の園はほんとにナチュラルで、自然の中を歩いてるようです~♪
和傘って、なんか素敵ですよね☆
Commented by nagiwi at 2009-05-02 00:02
独楽さん
こういうタイプの藤園は少ないと思うし、満開に出会えるのもほんとに今だけだし、ぜひ息子さんとおいでください!
白い藤はことに甘い香りが強いようですよ。
Commented by marie004 at 2009-05-02 07:13 x
まあっ! なつかしいです~!
去年見た藤・藤・藤のすばらしい光景は忘れられません~
神苑はあまりにも広いので、俗世間からすっぱり切り離されている異空間、という感じでしたね。藤をくぐって遊ぶうちに、このまま、飛鳥時代にでもタイムワープできるかも~なんて!

阿修羅さま、女性週刊誌のグラビアで拝見しました。奈良の博物館ではその他大勢だったのに、あちらでは超VIP扱いでした! ご本尊もシンデレラ気分であられましょう~
Commented by nagiwi at 2009-05-06 15:03
marieさん
去年の藤はすごかったですよねえ。
今年はほんの少し早くて、9分咲きぐらいでしたから、去年の方が綺麗だったかもしれません。
興福寺の国宝館は国宝館って言うぐらいで、国宝がごろごろあって、阿修羅も主役にはなれませんよね(笑)
注目を浴びると阿修羅も背筋が伸びたりするのかな(笑)
by nagiwi | 2009-04-29 23:12 | 奈良 | Comments(12)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作高橋睦郎・・・多分)私なぎの物思いの幾つかを・・・


by nagiwi