重源展に行きました。
東大寺俊乗堂にある「俊乗上人坐像」をはじめ、
快慶作の浄土時阿弥陀三尊像、僧形八幡神坐像、そのほか、
鎌倉時代の仏像が一杯あって、レポートを書くのに有意義・・・だったらいいな。
大抵はガラス越しに見るしかないこれらの仏像ですが、
今回、俊乗上人坐像他二つ三つが、むき出しでど~んと置かれてました。
手を伸ばせば触れられる距離です。
いいわあ。
特に俊乗上人坐像は、通路の中央に置かれてたので、ぐるっと後ろに回れた!
こういうのって滅多にないことなので、まじまじと眺めてきたんですが、
横や後ろから見た肩や首の線が、「いかにも老人」って感じで、
鎌倉期の彫刻の写実性に改めて感動しましたわ~ん。
武家社会の影響をうけた動きのある力強さといい、
この時代の彫刻はほんとに見てて楽しかったです。
そうなんですよ、思い立ったらすぐ行ける、はずなんですが、いつも会期終了間際に駆け込むことになります(笑)。今回はお友達に誘ってもらったので何とか行けたようなものです。
いつでも行けると思うと却って悪いのかしら。