当尾の里

10月30日に、ボランティアの勉強会で当尾の里に行って来ました。
岩船寺と浄瑠璃寺☆

最近は奈良のガイドというと、奈良公園、鹿、大仏、というメインの場所が多いので、バリエーションを増やそうと行くことになりました。
この「当尾の里」は、京都と奈良の境目にあって、平安時代から鎌倉・室町時代にかけて浄土信仰の霊地として栄えたところ。
今も「石仏の里」として親しまれています。
行政的には京都府になっているため、奈良ソムリエのお勉強には出てこないんですよね。
だから、ここへ行くのはほんとに久しぶり。
前日までは雨でしたが、有難いことにお天気が持ってくれて、15人ほどが集まりました☆
浄瑠璃寺まで奈良交通バスで行き、そこからコミュニティバスで岩船寺へ。
岩船寺から浄瑠璃寺まで石仏の里を楽しみつつ戻る、というコースです。

岩船寺に行ったのは、もしかしたら学生時代が最後だったような…・(汗)
そのころは、草ぼうぼうだった記憶がありますが、今は整備も行き届き、なかなかいい感じ☆
岩船寺は聖武天皇の発願で行基によって建てられたとか。

岩船寺の名前のもとになったと言われる、石の風呂桶風のもの。
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境内には本堂と赤い三重塔が。
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境内を抜けて貝吹岩へ。
ここで僧兵がほら貝を吹いて連絡を取り合ったんでしょうか。
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恭仁京のあったところが一望できました。
これが本堂
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お昼ご飯を境内で食べて、ハイキング開始です☆

これは、眠り地蔵・・・・可愛いです
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そばには笑っているような阿弥陀三尊が
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辺りはきれいに草が刈られて、花が手向けられ、地元の人の信仰の厚さが感じられました。
こんな山道をしばらく歩くと
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阿弥陀如来
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燈明の代わりに狐茄子が供えられていました☆
そばには狐茄子の無人販売所があって、目を引き付けられましたわ。

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道の分かれ目に愛宕灯篭と大きな柿の木。
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藪の中三尊。
これが石仏の里で一番古い石仏らしいです。

二時間ほどで浄瑠璃寺に到着☆
ここは池を挟んで東に国宝の三重塔、西に同じく国宝の九体阿弥陀堂が建っています。
一年に二度春と秋のお彼岸には、太陽が三重塔から登って本堂の後ろに沈みます。
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京都から移築された三重塔。
本尊はお薬師さんで、秘仏になっています。
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三重塔から望む本堂。
池の面に本堂の瓦屋根が映っていますね。
本来は本堂の扉を全部開けて、池に映った九体の仏像を拝んだそうです。
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浄土式庭園の典型ですね。

お彼岸の中日に、太陽が三重塔と薬師仏の真後ろから昇り、阿弥陀堂の中央・中尊阿弥陀仏目指して夕日が沈む。
この世のものとは思われない景色だったことでしょう。

参道の横には無人の販売所
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浄瑠璃寺はバス停のそば。
色んなお土産を買い込んで解散しました。
お天気が持ってくれて、良い一日でしたわ♪









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Commented by Q at 2017-11-10 17:07 x
なぎ様
 浄瑠璃寺・岩船寺は一度行ってみたいところとして私的にリストアップしておりました(笑)。特にきっかけも無く、秘法秘仏の特別開扉の日に合わせるかどうかとか、うだうだして時間を過ごしております(冷汗)。貴記事によると、ウオーキングコースとしてもよさそうな感じですね(笑)
Commented by 茶葉 at 2017-11-11 23:34 x
ボランティアの勉強会だったんですか~。
風情のある素敵なところですねえ!
行基と言えば大仏建立の?大きな業績のある人とは知っておりますが、こちらのことは知りませんでした。
2時間歩くんですね‥
自然に囲まれた古いお寺の高雅なたたずまいが何とも言えず、長い間の地元の人の思いが感じられて、心に迫ってくるようです^^
Commented by nagiwi at 2017-11-13 14:58
Qさま
当尾の里はまだまだひなびた感じで、歩いている人もそれほど多くなく、なかなか良い所でした☆
浄瑠璃寺の九体仏は来年あたりから五年計画で修復に入るそうで、年に一体か二体づつお留守にされるそうですよ。
全仏お揃いになってるのを見に行らっしゃるなら、早い方がよさそうです~!
Commented by nagiwi at 2017-11-13 15:02
茶葉さん
このあたりはまだまだ観光化されてなくて。
お寺も石仏も地元の方の手で丁寧に清められてて、お参りすると気持ちが安らかになりました☆
行基さんは日本中あちこちで頑張っておられたようです(笑)
by nagiwi | 2017-11-09 21:07 | ボランティアガイド | Comments(4)