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風の中の小鳥

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「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・

1月のガイド☆

1月に入って、三が日は私のガイドはお休みでしたが、
10日に予約が入りました~。
ゲストはオーストラリアのお父さんと十代(10歳と13歳)の男の子二人。
オーストラリアは今、夏休み?冬休み?だそうです!
午後一時にJRで待ち合わせて
「どこに行きたいですか?」と聞くと、奈良や京都の資料の束を出してきた!
下調べ十分って感じ、すごいです~☆
ルートとしては、いつもの、興福寺、春日大社、東大寺、コースになりましたが
三人とも、とっても熱心にこちらの話を聞いてくださって、質問も沢山、
驚いてほしいなあ、と私が思うところで必ず驚いてくださるという、素晴らしいゲストでした~♪
13歳の僕くんが特に熱心で
「仏教と神道のほかに儒教もあるんでしょ?」
はい、あります~でも、そこまで聞いた人はいなかった~
東大寺では
「タイの寝仏とどっちが大きい?」
「寝仏さんが立ったらそっちが大きいかも?」
タジタジでしたわ・・・・・
そして、往路に見た興福寺の五重塔を帰路に再度見て
「え?東大寺にあった七重の塔はこの二倍の高さだったってこと?すごい~~!!」
と。
いや~~、私の話をみんな聞いて覚えててくれて、反応してくれて、
素晴らしいリアクションですよね!

一つ気の毒だったのは、男の子たちが例の東大寺の柱穴潜りに並んだんですが、
二人の直前に大人の人が試して、しかも、完全につっかえちゃって(汗)
片一方の肩がなかなか抜けなくて顔色が悪くなってしまい(劇汗)
最初は笑ってた見物人たちも、あれ?ヤバイ?みたいになって。
何とかお友達に引っ張りだされたんですが、それを見て10歳の弟君が怖くなっちゃったみたいで。
お兄ちゃんは挑戦して潜れたのですが、弟君はやめちゃって、しかもそのことにちょっと傷ついたのかな
その後すっかり大人しくなってしまって。
それをうまくフォローできなかったわ(しょぼん)
あの穴って、子供向きのアトラクションなんだから、大人は考えてやりなさいよね💢

しっかり歩いて沢山説明できて、新年第一回のガイドは実に楽しいものになりました☆

そして14日に依水園のピンチヒッターに行ってきました。
この日は、この冬最大の寒波がやってきた日で、
靴下を二枚にブーツを履き、セーターを重ね着し、使い捨てカイロをもって行きました!
有難いことに、あの寒さの中なのに、ゲストが途切れることなく来られて、
ず~~っと、歩いてしゃべって、してたので、そこまで寒く感じませんでした。
この日ご案内したのは、オーストラリアから、マレーシアから、サンフランシスコから、
そしてニューヨークからのお客様たちでした☆
この寒さの中、奈良に来たら依水園に行かなくちゃ、と来てくださった方ばかりで、
ほんとにありがたかったです。
冬は寒くていやだけど、観光客が少なくて落ち着いてガイドできるのが嬉しいです♪

冬枯れの奈良もなかなか良いものですよ。




Commented by かるほ at 2017-01-19 23:28 x
おお、あの寒さの中、ガイドお疲れさまでした。
テレビで清水寺の雪景色を見ましたが、どうせ寒いなら珍しい景色が見られる方がラッキーよね。
とポジティブシンキングなお客様だといいけど。
まあ、冬に依水園に来るような人たちだから大丈夫よね。

大仏殿の柱穴は大人になってから知ったので、
あれを通り抜けるなんて恐ろしいことチャレンジしたことはないわ~。
姪たちを連れて行ったときは、軽々潜り抜けて楽しんでたけど。
己を知らない大人は迷惑だわね。
内ぐりと同じ長さの紐か針金を置いておいて、
「これをくぐれない人は、実際に体験してもくぐれないものを想われます」
くらい書いておかないとダメかも。
Commented by nagiwi at 2017-01-21 14:25
かるほさん
真冬の奈良に来て、しかも依水園を見ようなんて言う人は、下調べができてることが多いので、案内しがいがあります☆
今はオーストラリアでは、学校が夏休み(笑)だそうで、オーストラリア人は家族連れが多くて
半袖のシャツの上にダウン着てたりするのよね。
見てるこっちがさむいよ~。

あの大仏殿のくぐり穴は、昨今大人にも大人気☆
でも、私が見た「つっかえた人」はほんとにちょっとヤバかった。
だって、顔だけ出てるんだけど、その顔色が真っ青になってきたのよ・・・・・
肩さえ通れば、少々お腹が出てても大丈夫なんだけどね(笑)
by nagiwi | 2017-01-15 16:21 | ボランティアガイド | Comments(2)

「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・


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