風の中の小鳥

秋の気配

今年は秋の訪れが早いようで、朝夕はめっきり涼しく、夜中は肌寒さを感じるほど。
各地で豪雨と水害の被害が激しいようですね。
お見舞い申し上げます。

そんな一日、奈良国立博物館で行われている「白鳳 花ひらく仏教美術」を見てきました。
奈良公園では、もう角を切られた牡鹿が松の木に頭をすりつけてました。
マーキングかな?
それとも頭がかゆい?
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この日は良いお天気で、博物館もそこそこの人出。
それでも正倉院展に比べたら、見やすい見やすい!
それに、私、博物館パスポートを持ってて☆うっふん、お得です~☆

奈良国立博物館は平成27年に開館120年を迎えるそうで、これを記念して白鳳美術を取り上げたそうです。
1895年に奈良帝室博物館として開館し、森鴎外が一時館長を務めたこともありますが、1952年に奈良国立博物館となりました。

今回の白鳳展ですが、おなじみの仏様がずらりと揃っておられて、仏像はやっぱり白鳳時代だわ、と思っている私には至福の時間!
野中寺の弥勒菩薩や東京博物館から出品された法隆寺の金銅仏の数々、
また東京深大寺の釈迦如来さま、鳥取、滋賀などからお出ましの諸仏など、
お目にかかる機会の少ない皆様を拝して満足感一杯でした。

が、今回の目玉(失礼!)はやっぱり薬師寺の月光菩薩と法隆寺の聖観音(夢違観音)でしょうね。
どちらも見慣れたお姿ですが、やっぱり綺麗だわ~~♪
特に月光菩薩は光背もないお姿で見られるのは珍しい!
やっぱり圧倒的な迫力です☆
そして、お肌の美しいこと!
これは鋳造の技術の素晴らしさと保存状態の良さの両方から来てるんでしょうが、
他の金銅仏とは肌のつやが違います☆
白鳳時代は金銅仏が隆盛を極めた時代ですし、法隆寺も薬師寺もその時代の頂点のお寺で。
そのお陰でこんなに美しい仏像が出来上がったんでしょうね~。
いや~~、改めてその美しさにときめいてしまいましたわ!

そして今回もう一つ感動したのは、橘夫人念持仏の厨子の床と後屏☆
(いや、念持仏も素晴らしいんですよ、もちろん)(汗)
でも、この床には、精緻な蓮池が彫り込まれてるんですが、そのデザインがまあ、素晴らしいの一言!
この模様は、法隆寺の大宝蔵院の中庭に瓦で再現されてて、行く度にいつも、良いなあ、と思ってたのですが、
今回そのオリジナルをまざまざと拝見し、余りの素晴らしさに息を飲みました。
また、後屏には菩薩が華麗に浮彫で表されていて。
高貴な女人の念持仏を入れる厨子って、ここまで流麗で美しいものだったのだなあ、と
再認識しましたわ。

その他、美しい鎮檀具や舎利容器など、心ときめく品々を眺めて、大満足でした☆
これは八窓庵の有るお庭。
まだ緑に包まれてますが、正倉院展のころにはそろそろ紅葉が始まりかけるでしょう・・・・・
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その週末には弟の参加している声楽交友会ベルカントの演奏会が、なら百年会館で有りました。
最高齢は89歳の女性。
その方のソプラノの美しいこと!
年を取ることは美しいことです・・・・・・
そして、弟の歌が毎回少しづつですが向上してるのが嬉しく、有難いことでした。
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by nagiwi | 2015-09-16 17:13 | 奈良 | Comments(0)
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