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風の中の小鳥

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「まことにはかなきものは、ゆくえさだめぬものおもい。風の中に巣をくう小鳥」(作大手拓次)私なぎの物思いの幾つかを・・・

さあ、フィレンツエとローマへ!ローマの夜景を楽しもう☆

イタリア旅行も最後の夜を迎えました。
今回はツアではなく、友人と私、それぞれの行きたい所へ行こう!がモットーだったので、
それなりにロスもあり、計画通りにはいかない所もありましたが、
その代わり、旅程に追いかけられることもなく、気楽な旅が楽しめました☆

ローマを色々検索してみると、いろんな所がライトアップされてるようなんですが、
しかし、どの旅行雑誌を見ても
「ローマの一人歩きは危ない!」「摺りやひったくりが一杯いるから、気をつけよう!」
と書かれています。
確かに、あちこちで物乞いをする人はよく見ましたし、駅の自動券売機でもたもたしてるとス~ッと寄ってくる人もあったりして。
特に地下鉄は怖かった!
何故か、地下鉄のホームは電気が少なくて(ほぼ無い、と言いたい!)昼でも暗いのです(汗)
そして電車の中も薄暗い・・・・・私たちは、観光地のある駅でした乗り降りしませんでしたが、それでも、地上へ出るまではすっごく怖かった…・

ましてや夜ともなると・・・・うう、怖すぎる・・・・
観光の乗り合いバスは明るくて便利そうでしたが、結構早い時間に終わるし。
でもでも、やっぱり夜景はみたいし。
ということで、ローマ夜景満喫ツア、と言う、ローマ在住の日本人女性が車で案内してくださる個人ツアを申し込んでみました。

5時半ごろにホテルにお迎えに来てもらって、乗用車でさあ出発です!

夕闇の迫ってきたローマ市内をドライブすると、それだけでなんだか優雅な気分☆
日本人女性のアテンドさんはとっても良いかたで、お話が楽しい♪
まずはサンタンジェロ城!
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テヴェレ川沿いに立ったこのお城は、そもそもはハドリアヌス帝の霊廟として建てられたのが軍事施設として使われ、14世紀以降は要塞となったそうです。
近くにサンピエトロ大聖堂があるんですが、そことは秘密の通路でつながってて、サンピエトロ大聖堂で襲われた教皇がその通路を使って逃げ込んできたこともあったとか。
こういうシーンって小説「天使と悪魔」にも出てくるんですが、ほんとにあったことなんだそうです!
サンタンジェロ橋の上の彫像の中には、有名なベリニーニの手になる本物もあるとか。
テヴェレ川に街灯が映って夢のよう…「ローマの休日」にも出てくるそうです~
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サンピエトロ大聖堂!
昼間見るのとはずいぶん感じが違います・・・・圧倒的に人が少ないですものね!
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大聖堂前の広場も前日の雑踏がうそみたいに静か。
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この広場は、中心がもう一方の円周上にある2つの正円からできていて、それぞれの中心には円盤の目印があり、その目印に立って眺めると回廊の4列の柱が重なって1本に見えます。
・・・・・・よくわからない説明ですよね・・・・・実際行って見るまで私も意味がわかりませんでした・・・・・・行ってみてください(汗)

次はナヴォナ広場。
1世紀に造られた競技場が元になっているこの広場には、「4大河の噴水」があります。
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これは、4つの大陸の4つの大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化した彫像の噴水だそうで・すが、どれがどの川かは諸説あるようです・・・なぜ、アマゾン川ではなくラプラタ川が入ってるのかしら?(笑)

次のパンテオンへは歩いて。
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どこも、昼間より人が少ない・・・昼間は芋の子を洗うような感じでしたし…・
この近くに「ローマの休日」に出てきたカフェがあったそうです。

ここからベネチア広場に行きました。
ライトアップされたエメヌエーレ二世記念堂・・・昼間見たのとはまた違うわ。
回廊の中が明るいのって、素敵です。
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次は、ガイドブックにもあんまり乗ってないという穴場だそうで。
マルタ島騎士団広場の騎士団長の家の門扉。
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この家の扉のカギ穴から覗くと、ある物が見えます!
それを見てもらうために、わざわざ家を設計し、鍵穴をつけたんだとか。
勿論、覗いてきましたよ~~♪
何が見えたかって?
ナイショで~す☆

最後はコロッセオへ。
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コロッセオは今大規模修理中で、外壁はおおわれてる部分が多いのですが、ここはちょっと裏側なので、大丈夫。
幻想的ですよね!
アテンドさんによると、こういう修復にかかる費用を負担してるのは、政府でもローマ市でもローマ市民でもなくて、
ブランド、だそうです!
ブランドって何?と言う私たちの問いに
今回は「トッズ」グループが2500万ユーロを拠出して修復工事をやってるんですよ、と!
「トッズ」って、バッグや靴のあの「トッズ」だそうで、こういう修復にお金が出せるのはブランドとしての誇り、らしいです。
ちなみに、トレビの泉はフェンディだったとか。
うううう・・・・・ビックリです!

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これはローマの敷石の写真なんですが、大きいほうの石はローマ時代のもの、小さいほうの石は中世以降のものだそうで。
ローマ時代の敷石には、車のわだちの跡が残ってました・・・
一方、小さい敷石は、サンピエトロ大聖堂の前の広場にベリニーニが使ったのが初めてだったそうで。
四角錐の形をしてるので、この上をひとや車が通ると重みで地面jに打ち込まれて強度が増すんだとか。
ローマの市街地の道路は、どこも、この形の敷石で覆われていました。

ここで夜景ツアはお終いだったんですが、いや~、どこも人が少なくて静かなのと、街灯が少ないせいか薄暗くて汚いものが見えないし(笑)、その街灯が暖かみのある色で、ほんとに綺麗でした。
もしかしたら、ローマって、夜見た方がもっと素敵なのかもしれません。

このあと、夕食のレストランを予約してもらっていたので、連れて行ってもらいました。

実を言うと、ローマはそこのレストランに入ってもお味が塩からくて、ちょっと参ってたのですが(フィレンツエの市場の人にも、ローマは塩からいよ、と言われてたんですが、ほんとに塩からかった!)
この日連れて行ってもらった「リストランテ・テーマ」は、ちっとも塩からくなくて、ほんとに美味しかった!
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蛸サラダ☆
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手長エビのリゾット!めちゃめちゃ美味しかったです!!
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ミラノ風カツレツ
イタリアでの食事をアップするのはこれが最初ですよね。
今回の旅行では、食事よりあちこち歩くことに重点を置いたので、昼も夜も、ピザやパスタ、といった軽いものが多くて。
しかもそのピザやパスタの量が、二人では、あれこれ頼んでシェアするには多すぎることがほとんどでした。
この日の夕食でも、これを二人で分けて食べたらもうお腹一杯…・
もう少し一皿一皿が少なければ良いのにね~、とそれが残念でしたわ。

アテンドさんはこのレストランでの注文まで付き合ってくださって、遅くまでほんとにお世話になりました!

少しばかりワインを飲んで、あれこれ二人でお喋りして、夕食が終わったのはもう11時近かったでしょうか。
ホテルには5分もかからない距離だったので、アテンドさんの助言通り広い通りをぶらぶら歩いて戻りました♪
広い通りなら夜中12過ぎても全然大丈夫だけど、うっかり細い道に入ると危ない、らしいです☆
by nagiwi | 2015-04-04 01:43 | 旅行 | Comments(0)

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