2013年 10月 19日
じいじとばあばのアメリカ横断☆その10 帰国☆
8月14日、二週間余りのアメリカ滞在も終わりをつげ、帰国の途に着きました。
ラスベガスからロサンゼルス、成田~羽田を経由して大阪へ帰国の予定。
今回の旅行ではほぼデルタ航空を利用していたんですが、このデルタ航空って世界第二位の航空会社らしく、どこの空港でもチェックインや乗り継ぎがなかなか便利に出来ています。
特に国内便の場合、タクシーなどで「デルタへ」と指定して空港に着くと、タクシーを降りたその目の前の道路際にデルタのチェックインカウンターがあるんです!
そこで、チケットを見せてチェックインして荷物も預けてしまえるので、空港の中を荷物をゴロゴロ押しながらカウンターを探す手間がかかりません。
これって、ほんとに楽チンです~♪
乗り継ぎも、デルタからデルタへ、なら移動距離も最小限で済むようですし、ほんとに便利でした。
ただ、手荷物は一個から有料だし、機内サービスも最小限で、ほんとに気軽でカジュアルな乗り物ですね。
さすがに国際線も利用する私たちは、ラスベガス空港内のカウンターでチェックイン。
荷物を預けチケットを受け取ったところ、私たちの行く先が成田になってたので「私たち、大阪まで帰るんですが」と聞いてみました。
いえ、羽田で再チェックインだな、とは思ってたんですが、確認のため・・・・・・・だって、往路では大阪から成田経由でアトランタまでのチケットが大阪で発行されたし、聞いてみる必要がある感じでしょ?
そしたら、係員のイケメン中年が(笑)PCであれこれチェックし始め、となりの席のこわもての(笑)女性スタッフにもいろいろ聞き始めて「OK,あなたたちの情報を見つけましたよ!」とにっこり。
荷物のチケットを「大阪行き」と印字し直し、半券をくれました☆
が、搭乗券の方はそのまま「成田行き」になってたので、「どうして?」と聞いたところ、「成田から大阪まではデルタじゃないので、通しのチケットは発行できないけど、荷物はちゃんと大阪まで行きます。ほら、荷物の券にはちゃんと大阪行きって書いてあるでしょ」と断言しました・・・・・・ほんまかなあ、と言う一抹の不安はあった(だって、成田から羽田経由よ??)ものの、相手は航空会社の係員。
それに、これ以上抗弁できるほど英語のボキャブラリーがない(汗)ので、信用することにして機上の人となりました。
それにこの時点で、私にはもっと大きな不安があったんです。
それはロスでの乗り継ぎ時間が40分しかないこと。
ロスまでは国内線、その先は国際線になるわけですが、国内線から国際線への乗り継ぎは2時間ぐらいの余裕を見るのが普通なはず・・・・・
チケットを取った時に「出国の時って、パスポートチェックやなんかで時間が必要なんじゃ?」と聞いたんですが、「ロスではデルタ同士は搭乗口がすぐそばだし、トラブルがあっても国際線は待ってくれます」と言われて。
でも、それにしても、40分は短くない?
国内線でも一時間以上の余裕は見てたわよ?
ロスって大きな空港みたいだし、もし搭乗口が分からなかったら?
乗り遅れたらどうしよう?????
とにかく、ロスではさっさと行動してよ!とトミーちゃんに念を押して飛行機に乗ったんですが、結果的にこれは全くの杞憂でした!
国内線の飛行機の出口を出たその目の前に、国際線の搭乗口が有ったんですよね~♪
乗り継ぎは、通路を横切るだけ☆
乗継って、時間もかかって疲れるのが普通なのに、これなら時間のロスも少なくて、素晴らしい♪
と言う訳で、10時間足らずの飛行の後無事成田に到着、ここからバスで羽田に行って、関空まで帰るんですが…・バスの中で荷物が不安になってきて(汗)その不安はどんどん大きくなるばかり(劇汗)
で、羽田で全日空のカウンターで関空までの予約券を見せてチェックインして、荷物の半券を見せて「これって、大丈夫でしょうか?」と聞いてみました。
半券を見て、PCを見て、全日空の綺麗なおね~さんの顔色が曇り、あちこちに電話をはじめました・・・・・やっぱり、大丈夫じゃないんだわ…・
おね~さん曰く「ラスベガスのデルタの係りの人は荷物を通しで送る手続きをしてません。お客様のお荷物は成田のターンテーブルの上を今も回ってます」
や、やっぱり!!!
そもそも、成田から羽田へと空港が変わるので、関空までの通しの荷物は受けられないのを、印字だけ大阪にしたらしい…・そ、そんなのアリなの?!?
ですが、流石おもてなしの国、日本♪
全日空の綺麗なおね~さんは大変親切で、デルタの係員と交渉して成田の荷物をターンテーブルから引き上げ、税関を通して、我が家に無償で送るようにしてくださいました!(デルタは最初有料で、と言ったらしいのを、これはデルタのミスだから、と無償にしてくれたのよ~、素晴らしいわ~♪)
しかも、これを飛行機の出発時間までにやってのけたんですよ♪
おかげさまで、私たちは予定の飛行機で予定の時間に関空に着き、無事帰宅しました☆
全日空、万歳!!!!
で、この一連の交渉の間、うちのトミーちゃんは一言も発しなかったんですが、荷物が無事我が家に着き、落ち着いた途端
「なんでラスベガスでおかしいと思わなかったの?おかしいやろ!」ですって。
え?私の責任だって意味なの??(怒)
おかしいと思ったのならラスベガスで自分で交渉したらよかったんじゃないの(激怒)!!!
次から空港でのチェックインはあなたにやってもらいますからね!!!
プンプン!!
なんと言いますか、私たちって、最初から最後まで何事もなく過ごすのって無理なのかも・・・・(笑)
さて、このアメリカ横断からもう二ヶ月が過ぎたんですが、時間が経って思い出が落ち着いても鮮明に思い出すことがいくつかあります。
それは、アメリカって大きいんだなあ、っていうこと。
アメリカ本土だけでタイムゾーンが4つもあるし、地図上ではさほど大きく見えないテネシー州一つで日本の三分の一ぐらいの面積。
その大きな国に列車があんまりないから、どこへ行くにも飛行機か車で、しかもこの車が、とにかくでかい!
ショッピングモールもでかいし、レストランの料理も大きいし、何より、アメリカ人自体が大きい!!!
この大きな国に生きてると、サービスも大きくなるっていうか・・・・・日本みたいに細やかな心遣いとかキメの細かいサービスより、例えば、とりあえず買って帰ってダメならジャンジャン交換すればいいじゃん、っていう発想になるのかも。
冷房も一部屋ごとじゃなくて、家でもビルでも、丸ごとガンガン冷やして、寒かったらなんか着たら?(笑)
それには資源が豊かな国だから、っていうこともあるんでしょうね。
開拓時代、ヨーロッパから入植した人たちはこの大地の広さに驚嘆したんじゃないかなあ。
どこまで行っても広がる地平をどんどん進んで、この国を作るなかで形成されたアメリカ人って、細かなことにはこだわらず、自由と自分の力を頼む人たちなんだろう、となんとなく納得しましたわ。
その国で生きている息子たち、孫たち・・・いろんな人に出会っていろんなことを吸収して、楽しく過ごしてほしい、と心からそう思います。
ラスベガスからロサンゼルス、成田~羽田を経由して大阪へ帰国の予定。
今回の旅行ではほぼデルタ航空を利用していたんですが、このデルタ航空って世界第二位の航空会社らしく、どこの空港でもチェックインや乗り継ぎがなかなか便利に出来ています。
特に国内便の場合、タクシーなどで「デルタへ」と指定して空港に着くと、タクシーを降りたその目の前の道路際にデルタのチェックインカウンターがあるんです!
そこで、チケットを見せてチェックインして荷物も預けてしまえるので、空港の中を荷物をゴロゴロ押しながらカウンターを探す手間がかかりません。
これって、ほんとに楽チンです~♪
乗り継ぎも、デルタからデルタへ、なら移動距離も最小限で済むようですし、ほんとに便利でした。
ただ、手荷物は一個から有料だし、機内サービスも最小限で、ほんとに気軽でカジュアルな乗り物ですね。
さすがに国際線も利用する私たちは、ラスベガス空港内のカウンターでチェックイン。
荷物を預けチケットを受け取ったところ、私たちの行く先が成田になってたので「私たち、大阪まで帰るんですが」と聞いてみました。
いえ、羽田で再チェックインだな、とは思ってたんですが、確認のため・・・・・・・だって、往路では大阪から成田経由でアトランタまでのチケットが大阪で発行されたし、聞いてみる必要がある感じでしょ?
そしたら、係員のイケメン中年が(笑)PCであれこれチェックし始め、となりの席のこわもての(笑)女性スタッフにもいろいろ聞き始めて「OK,あなたたちの情報を見つけましたよ!」とにっこり。
荷物のチケットを「大阪行き」と印字し直し、半券をくれました☆
が、搭乗券の方はそのまま「成田行き」になってたので、「どうして?」と聞いたところ、「成田から大阪まではデルタじゃないので、通しのチケットは発行できないけど、荷物はちゃんと大阪まで行きます。ほら、荷物の券にはちゃんと大阪行きって書いてあるでしょ」と断言しました・・・・・・ほんまかなあ、と言う一抹の不安はあった(だって、成田から羽田経由よ??)ものの、相手は航空会社の係員。
それに、これ以上抗弁できるほど英語のボキャブラリーがない(汗)ので、信用することにして機上の人となりました。
それにこの時点で、私にはもっと大きな不安があったんです。
それはロスでの乗り継ぎ時間が40分しかないこと。
ロスまでは国内線、その先は国際線になるわけですが、国内線から国際線への乗り継ぎは2時間ぐらいの余裕を見るのが普通なはず・・・・・
チケットを取った時に「出国の時って、パスポートチェックやなんかで時間が必要なんじゃ?」と聞いたんですが、「ロスではデルタ同士は搭乗口がすぐそばだし、トラブルがあっても国際線は待ってくれます」と言われて。
でも、それにしても、40分は短くない?
国内線でも一時間以上の余裕は見てたわよ?
ロスって大きな空港みたいだし、もし搭乗口が分からなかったら?
乗り遅れたらどうしよう?????
とにかく、ロスではさっさと行動してよ!とトミーちゃんに念を押して飛行機に乗ったんですが、結果的にこれは全くの杞憂でした!
国内線の飛行機の出口を出たその目の前に、国際線の搭乗口が有ったんですよね~♪
乗り継ぎは、通路を横切るだけ☆
乗継って、時間もかかって疲れるのが普通なのに、これなら時間のロスも少なくて、素晴らしい♪
と言う訳で、10時間足らずの飛行の後無事成田に到着、ここからバスで羽田に行って、関空まで帰るんですが…・バスの中で荷物が不安になってきて(汗)その不安はどんどん大きくなるばかり(劇汗)
で、羽田で全日空のカウンターで関空までの予約券を見せてチェックインして、荷物の半券を見せて「これって、大丈夫でしょうか?」と聞いてみました。
半券を見て、PCを見て、全日空の綺麗なおね~さんの顔色が曇り、あちこちに電話をはじめました・・・・・やっぱり、大丈夫じゃないんだわ…・
おね~さん曰く「ラスベガスのデルタの係りの人は荷物を通しで送る手続きをしてません。お客様のお荷物は成田のターンテーブルの上を今も回ってます」
や、やっぱり!!!
そもそも、成田から羽田へと空港が変わるので、関空までの通しの荷物は受けられないのを、印字だけ大阪にしたらしい…・そ、そんなのアリなの?!?
ですが、流石おもてなしの国、日本♪
全日空の綺麗なおね~さんは大変親切で、デルタの係員と交渉して成田の荷物をターンテーブルから引き上げ、税関を通して、我が家に無償で送るようにしてくださいました!(デルタは最初有料で、と言ったらしいのを、これはデルタのミスだから、と無償にしてくれたのよ~、素晴らしいわ~♪)
しかも、これを飛行機の出発時間までにやってのけたんですよ♪
おかげさまで、私たちは予定の飛行機で予定の時間に関空に着き、無事帰宅しました☆
全日空、万歳!!!!
で、この一連の交渉の間、うちのトミーちゃんは一言も発しなかったんですが、荷物が無事我が家に着き、落ち着いた途端
「なんでラスベガスでおかしいと思わなかったの?おかしいやろ!」ですって。
え?私の責任だって意味なの??(怒)
おかしいと思ったのならラスベガスで自分で交渉したらよかったんじゃないの(激怒)!!!
次から空港でのチェックインはあなたにやってもらいますからね!!!
プンプン!!
なんと言いますか、私たちって、最初から最後まで何事もなく過ごすのって無理なのかも・・・・(笑)
さて、このアメリカ横断からもう二ヶ月が過ぎたんですが、時間が経って思い出が落ち着いても鮮明に思い出すことがいくつかあります。
それは、アメリカって大きいんだなあ、っていうこと。
アメリカ本土だけでタイムゾーンが4つもあるし、地図上ではさほど大きく見えないテネシー州一つで日本の三分の一ぐらいの面積。
その大きな国に列車があんまりないから、どこへ行くにも飛行機か車で、しかもこの車が、とにかくでかい!
ショッピングモールもでかいし、レストランの料理も大きいし、何より、アメリカ人自体が大きい!!!
この大きな国に生きてると、サービスも大きくなるっていうか・・・・・日本みたいに細やかな心遣いとかキメの細かいサービスより、例えば、とりあえず買って帰ってダメならジャンジャン交換すればいいじゃん、っていう発想になるのかも。
冷房も一部屋ごとじゃなくて、家でもビルでも、丸ごとガンガン冷やして、寒かったらなんか着たら?(笑)
それには資源が豊かな国だから、っていうこともあるんでしょうね。
開拓時代、ヨーロッパから入植した人たちはこの大地の広さに驚嘆したんじゃないかなあ。
どこまで行っても広がる地平をどんどん進んで、この国を作るなかで形成されたアメリカ人って、細かなことにはこだわらず、自由と自分の力を頼む人たちなんだろう、となんとなく納得しましたわ。
その国で生きている息子たち、孫たち・・・いろんな人に出会っていろんなことを吸収して、楽しく過ごしてほしい、と心からそう思います。
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by
marie004
at 2013-10-20 17:10
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なぎさん、個人客で外国の空港で乗り継ぎするなんて、それだけで交通機関オンチのわたしは尊敬してしまいますわ~!!
そのくらいのトラブルはつきものじゃないでしょうか?
ご主人もきっと心の中では、「ウチのよめはん、すごいわ~」と感心してらっしゃいますよ!
そのくらいのトラブルはつきものじゃないでしょうか?
ご主人もきっと心の中では、「ウチのよめはん、すごいわ~」と感心してらっしゃいますよ!
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by
nagiwi at 2013-10-22 00:55
marieさん
お店や空港で何か話しをする必要が出来ると、うちの夫はそーっと後じさりして離れて行くのよ(怒)
でもって、終わるとニコニコして寄ってくる(笑)
こ~ゆ~話をよそでしたら、「うちもそうよ!」と言う奥様が何人かおられました。
どことも旦那様はトラブルから逃げ出すのね(むすっ)
お店や空港で何か話しをする必要が出来ると、うちの夫はそーっと後じさりして離れて行くのよ(怒)
でもって、終わるとニコニコして寄ってくる(笑)
こ~ゆ~話をよそでしたら、「うちもそうよ!」と言う奥様が何人かおられました。
どことも旦那様はトラブルから逃げ出すのね(むすっ)
by nagiwi
| 2013-10-19 01:29
| 旅行
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Comments(2)