2013年 02月 23日
ベトナムで骨休め・・・その2 ホーチミン 町歩き
16日は6時起床の予定で携帯にアラームをかけて寝たのに、なぜか、午前四時半にいきなり電話が!
17日の朝に頼んでおいたモーニング・コールが一日早かったんですよ…・・こういうとこ、ちょっとアジア的?
もう一寝入りして6時起床、BREEZE SKY BARで朝ご飯です。 朝食は、普通のパンやソーセージのほかにチャイニーズのメニューがあったので、そこを重点的に取ってみました。 パンケーキとパッションフルーツ 勿論、このほかにヨーグルトや珈琲なども頂きました☆
朝のサイゴン川
ホーチミン空港に着陸する時上空から見た川は、平らな大地の上を、これでもか、と言うほど何度も蛇行を繰り返し、どちらが上流か、下流かもわかりませんでした。
このサイゴン川も、どちらが上流?
この日もまたベトナム人の彼女が案内して下さるというので、9時にホテルのロビーで待ち合わせ、さあ、街歩きの始まりです☆
ホテルから少し行くと、とってもおもしろい飾り付けのホテルが!
これって二匹の金色の蛇で、口からお金を吐き出してます☆
ドンコイ通りの真ん中にあるので、この後何度もこの前を通ることになって、この蛇とすっかりお友達になった気がしました(笑)
市民劇場の前では音楽を演奏していて、沢山の単車や人が聞き入っていました。
ドンコイ通りにはいろんなお店が並んでいて、とっても楽しい。
ここは骨董屋さん・・・
ひまわりの咲きそろう新しいビルと、屋上に古い瓦ぶきの家がたってるビルが、隣り合わせにある風景。
アジアらしい?
フランス統治時代に建てられた建物はどれも風情があって、観光客でいっぱい。
ネオゴシック様式のサイゴン大教会。
ベトナムにはカソリック信徒も多いそうです。 出入り口が三つあって、それぞれの上部に、フランス語、ベトナム語、漢字で「この教会は1880年に建築された」と書かれているらしい これは漢字。
教会の斜め向かいには中央郵便局があります。
この天井はヨーロッパの駅みたい
ヤシの木、白い壁、緑と茶色の彩り、いかにもコロニアル風の住宅です。
そして、統一会堂へ。
ここは南ベトナム政権時代には大統領官邸でした。そして、1975年4月30日、ここにベトナム解放軍が無血入場し、ベトナム戦争が終結したのは、私の世代には記憶に新しいことです。
今はベトナム戦争終結のシンボル的な場所になって、観光客であふれていました。
部屋数は100以上あるそうで、広い吹き抜けと軒の深い建物はベトナム人の建築家の設計になるらしい。
冷房がないのにもかかわらず涼しい風が吹き抜けて、風土に合ってる感じで居心地が良かったです。 国書を渡す部屋。全室漆塗りの豪華さです。 ベトナム各地から大統領に献上された品々。
この建物には、大統領家族の豪華な居住スペースがあり、映画室やダンスホールまでありました・・・・一方、地下には、ベトナム戦争の作戦会議室や、無線器具、ベトコンの分布地図、脱出用の地下トンネルなどがあって、戦争のさなかだったことが実感されます。
・・・・・激しい戦時下にあった大統領一家が過ごした豪華な時間を思うと、負けて当然な気が。
最上階のダンスフロアの横にはヘリポートがあって。 赤い丸は爆撃を受けたしるしだそうです。
このまっすぐな道を北ベトナム軍の戦車がやってきて突入し、サイゴンは陥落したんですね。
今は遠くに新しいビルが並び緑濃い美しいこの通りに、かつては鳴り響いた銃撃の音を思うと・・・・・・・平和の有難さが痛感されます。
そろそろお腹が減って来たので、お昼ご飯に「コムニュ・サイゴン」へ。
この日はサイゴンビールを頂きました☆
生春巻きとお魚の煮物、そして空心菜の炒め物 このお店の名物は、空を飛ぶお焦げ御飯です。なんのこっちゃ、って感じでしょ(笑)
かわらけのような素焼きのお鍋でご飯を炊き、こんがり焦がしたあと蓋を割って取りだして、お焦げ御飯をウェイターに放り投げると、見事にキャッチ!します☆
それに、たれとネギ油をかけてくれるんですが、ちょっと硬いご飯に魚の煮物を載せたりして食べると、なかなかいい感じ。 そして、この水草(?)クレソン(?)スープがめっちゃ気に入りました!
それに、すご~~くお安かったし…・
昼食後、戦争証跡博物館へ。
ベトナム戦争には、南ベトナムを支援したアメリカ、北ベトナムを支援したソ連、中国など各国の政治的な思惑が背景にありました。その結果、ベトナム国内だけで200万人近い人々が犠牲になったそうです。戦争証跡博物館は、 この悲惨な過ちを二度と繰り返してほしくないという願いを込めて、ベトナム戦争に関する写真や保管物が展示されています。 展示室には戦争の原因や経過を追った資料をはじめ、死体の横で無表情に立つ米兵、塹壕から追い出される農民や子供、枯れ葉剤の影響で奇形になった子供など、人間性ってなんだろうと考え込む写真が沢山・・・・世界中のジャーナリストがここに集まり、命がけで記録を残したその成果です。
写真を見ながら、あまりにも無残な戦争に打ちのめされるとともに、ファインダーのこちら側でシャッターを押した人たちのジャーナリスト魂と苦悩とを思わずにいられませんでした。
そして、そのジャーナリストの何人かは戦場で命を失った・・・・・・
他にも、拷問用の道具やギロチンまであって…・辛くても見なくてはならないものが世の中にはありますね…・
博物館のあと、ベンタン市場へ。
ここでお土産の絹のバッグを三つばかり買い込んだ後、漆工場へ。
漆塗りはベトナムの伝統産業の一つらしく、いろいろ面白いものがあったんですが、その中でも、卵の殻で象眼したお盆が気に入り、購入。
この後、「Funny」へアイスクリームを食べに行きました☆ ベトナム名物のシクロ(
前輪2輪後輪1輪の自転車タクシー)形のアイスクリームです☆ 最近、シクロは観光用だけに許可されているそうで、あんまり走ってませんでした。
そして、ドンコイ通りのお店に片っ端から入って、いろいろ買い込んじゃった、うふ。
物欲さまの降臨じゃ~~(笑)
一度ホテルに帰ってシャワーを浴び、サイゴン川クルーズへ。
サイゴン川には、お魚の形のド派手なクルーズ船や、木製のクルーズ船など、いくつかのクルーズが楽しめます。
私たちの船は木製の二階建て?三階建?
クルーズ船を背景に波止場に佇むわが友人の艶姿です(笑)
中では綺麗なお姉さんたちが踊ったり歌ったり。 お食事はバイキング。結構油ものが多いですが、脂っこくなくて、美味しい♪ 串焼き、揚げ春巻き、生春巻き、エビのちくわ風(エビのすり身をサトウキビに巻きつけて揚げたものらしい)炒飯、その他蓮の実のぜんざいもありましたよ~♪
二時間ほどのクルーズ、サイゴン川を渡る風が心地よくて、良い気分でした☆
船から見たマジェスティックホテル。後ろのビルが綺麗ですね~♪
川べりからホテルへの道を渡るのは、観光客には至難の業。
ガンガン単車が通る中を、単車を無視して(!)ゆっくり自分のペースで渡ると良いらしいです・・・・・ある意味、人の迷惑を顧みないおばさん向きかも???(爆)
ホテルの人に翌日4時半のモーニングコールを頼み、(翌朝7時半の飛行機でダナンに行くため)お部屋に帰ってもう一度お湯につかり、携帯のアラームをセットして、ベッドに飛び込むやいなやぐっすり眠ってしまいました・・・・・が・・・・・戦争の写真が夢に出ました・・・・・
17日の朝に頼んでおいたモーニング・コールが一日早かったんですよ…・・こういうとこ、ちょっとアジア的?
もう一寝入りして6時起床、BREEZE SKY BARで朝ご飯です。
朝のサイゴン川
このサイゴン川も、どちらが上流?
この日もまたベトナム人の彼女が案内して下さるというので、9時にホテルのロビーで待ち合わせ、さあ、街歩きの始まりです☆
ホテルから少し行くと、とってもおもしろい飾り付けのホテルが!
これって二匹の金色の蛇で、口からお金を吐き出してます☆
ドンコイ通りの真ん中にあるので、この後何度もこの前を通ることになって、この蛇とすっかりお友達になった気がしました(笑)
市民劇場の前では音楽を演奏していて、沢山の単車や人が聞き入っていました。
ドンコイ通りにはいろんなお店が並んでいて、とっても楽しい。
ここは骨董屋さん・・・
ひまわりの咲きそろう新しいビルと、屋上に古い瓦ぶきの家がたってるビルが、隣り合わせにある風景。
アジアらしい?
フランス統治時代に建てられた建物はどれも風情があって、観光客でいっぱい。
ネオゴシック様式のサイゴン大教会。
教会の斜め向かいには中央郵便局があります。
ヤシの木、白い壁、緑と茶色の彩り、いかにもコロニアル風の住宅です。
そして、統一会堂へ。
ここは南ベトナム政権時代には大統領官邸でした。そして、1975年4月30日、ここにベトナム解放軍が無血入場し、ベトナム戦争が終結したのは、私の世代には記憶に新しいことです。
今はベトナム戦争終結のシンボル的な場所になって、観光客であふれていました。
部屋数は100以上あるそうで、広い吹き抜けと軒の深い建物はベトナム人の建築家の設計になるらしい。
冷房がないのにもかかわらず涼しい風が吹き抜けて、風土に合ってる感じで居心地が良かったです。
この建物には、大統領家族の豪華な居住スペースがあり、映画室やダンスホールまでありました・・・・一方、地下には、ベトナム戦争の作戦会議室や、無線器具、ベトコンの分布地図、脱出用の地下トンネルなどがあって、戦争のさなかだったことが実感されます。
・・・・・激しい戦時下にあった大統領一家が過ごした豪華な時間を思うと、負けて当然な気が。
最上階のダンスフロアの横にはヘリポートがあって。
このまっすぐな道を北ベトナム軍の戦車がやってきて突入し、サイゴンは陥落したんですね。
今は遠くに新しいビルが並び緑濃い美しいこの通りに、かつては鳴り響いた銃撃の音を思うと・・・・・・・平和の有難さが痛感されます。
そろそろお腹が減って来たので、お昼ご飯に「コムニュ・サイゴン」へ。
この日はサイゴンビールを頂きました☆
生春巻きとお魚の煮物、そして空心菜の炒め物
かわらけのような素焼きのお鍋でご飯を炊き、こんがり焦がしたあと蓋を割って取りだして、お焦げ御飯をウェイターに放り投げると、見事にキャッチ!します☆
それに、たれとネギ油をかけてくれるんですが、ちょっと硬いご飯に魚の煮物を載せたりして食べると、なかなかいい感じ。
それに、すご~~くお安かったし…・
昼食後、戦争証跡博物館へ。
ベトナム戦争には、南ベトナムを支援したアメリカ、北ベトナムを支援したソ連、中国など各国の政治的な思惑が背景にありました。その結果、ベトナム国内だけで200万人近い人々が犠牲になったそうです。戦争証跡博物館は、 この悲惨な過ちを二度と繰り返してほしくないという願いを込めて、ベトナム戦争に関する写真や保管物が展示されています。
写真を見ながら、あまりにも無残な戦争に打ちのめされるとともに、ファインダーのこちら側でシャッターを押した人たちのジャーナリスト魂と苦悩とを思わずにいられませんでした。
そして、そのジャーナリストの何人かは戦場で命を失った・・・・・・
他にも、拷問用の道具やギロチンまであって…・辛くても見なくてはならないものが世の中にはありますね…・
博物館のあと、ベンタン市場へ。
ここでお土産の絹のバッグを三つばかり買い込んだ後、漆工場へ。
漆塗りはベトナムの伝統産業の一つらしく、いろいろ面白いものがあったんですが、その中でも、卵の殻で象眼したお盆が気に入り、購入。
この後、「Funny」へアイスクリームを食べに行きました☆
前輪2輪後輪1輪の自転車タクシー)形のアイスクリームです☆
そして、ドンコイ通りのお店に片っ端から入って、いろいろ買い込んじゃった、うふ。
物欲さまの降臨じゃ~~(笑)
一度ホテルに帰ってシャワーを浴び、サイゴン川クルーズへ。
サイゴン川には、お魚の形のド派手なクルーズ船や、木製のクルーズ船など、いくつかのクルーズが楽しめます。
私たちの船は木製の二階建て?三階建?
クルーズ船を背景に波止場に佇むわが友人の艶姿です(笑)
中では綺麗なお姉さんたちが踊ったり歌ったり。
二時間ほどのクルーズ、サイゴン川を渡る風が心地よくて、良い気分でした☆
船から見たマジェスティックホテル。後ろのビルが綺麗ですね~♪
川べりからホテルへの道を渡るのは、観光客には至難の業。
ガンガン単車が通る中を、単車を無視して(!)ゆっくり自分のペースで渡ると良いらしいです・・・・・ある意味、人の迷惑を顧みないおばさん向きかも???(爆)
ホテルの人に翌日4時半のモーニングコールを頼み、(翌朝7時半の飛行機でダナンに行くため)お部屋に帰ってもう一度お湯につかり、携帯のアラームをセットして、ベッドに飛び込むやいなやぐっすり眠ってしまいました・・・・・が・・・・・戦争の写真が夢に出ました・・・・・
by nagiwi
| 2013-02-23 17:33
| 旅行
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