二日目詳報

昨日少し書きましたが、二日目午前中は講義。
「古事記神話における国土形成神話の特質」について、精力的な内容でした。

午後からはバスで平城宮跡へ。
最初は朱雀門です。
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この門はもちろん復元ですが、当時の工法に忠実に作ってあって、「槍鉋(やりがんな)」と言うもので削って有ります。だから、普通はつるっとしてるべき柱の表面には、小さなくぼみが一面に有るんですよ。
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朱雀大路に柳がたなびくさまは、万葉集の、大伴家持が越の国で都を偲んで歌った「春の日に張れる柳を取り持ちて見れば都の大路思ほゆ」を思わせる風景ですね・・・と先生が教えてくださいました。
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これは万葉集の「青丹よしならの都は咲く花のにおうがごとく今盛りなり」の歌碑です。

次に資料館に行った後、大極殿遺構に行きました。
これが大極殿の柱跡。
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僅か2メートル足らずの足の下にもこんなのが埋まってるんだなあ。

そして、これは井戸の枠です。
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分かりにくいですけど、この黒っぽいものは直径1,7メートルの杉の木。
中をくりぬいて井戸枠にしてあるんですよ!!

このほか、あちこちにいろいろな建物が復元されていて、昔に比べてずっと分かりやすくなっています。

こういう柱跡や井戸枠や柱や・・・を見てると、それまでの飛鳥や藤原京と比べて、平城京がとてつもなく大きな規模の土木工事だったんだなあと実感します。
確かに、大きな美しい都、「咲く花の匂うがごとく」と歌われるに相応しい見事な都だったんでしょうね・・・・(うっとり)。

ほんとは、もう少しうっとりしてたかったんですが、トーク・セッションの時間が迫ってたので、大急ぎで大学に戻って、理事長、上野先生、千田先生、牧先生の興味深いお話を聞きました。
どの先生方も、「私は何故この学問に嵌ったのか」とか「印象に残っている先生の一言」などを、生き生きと、情熱を込めて話してくださって、面白かったです~。

その後、食堂へ移動して、茶話会。
先生方も交えてワイワイがやがや賑やか!
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先生も学生も上機嫌で一日が終わりました。
しかし、みんなタフやなあ・・・・・・・・って私もか(笑)
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Commented by smash at 2005-09-04 22:50 x
朱雀門、色鮮やかできれいですねぇ!
柳の緑との対比が目にくっきりと映ります。
710年、という年号のひとつに過ぎなかったわたしの中の平城京が、
こういう写真と説明のおかげで命をもらい、少しばかり大きくなったかなぁ(笑)
先生たちも、「私は何故この学問に嵌ったのか」とか
「印象に残っている先生の一言」など述べたときには、
熱い思いがよみがえったことでしょうね。
先生も学生さんたちも、みんなタフです。なぎさんはもちろん!
Commented by なぎ at 2005-09-05 00:50 x
キレイでしょう!
奈良時代がsmashさんの中で少しでも具体化したらとっても嬉しいです。
この時代の人にしたら、それまでの都とは規模も美しさもまるで違う鮮やかな赤い門と、都大路に植えられた緑の柳に目を奪われたことと思います。こうして写真を見てると、あの時代に生きて、都人になって歩いてみたいなあって・・・・・
Commented by りぃ at 2005-09-05 15:30 x
お疲れ様です。
平城京、とても見所たくさんあって面白そうです。
私は12月に受講予定ですが、そのときも平城京行ってくれるといいなぁ・・・。

あはは。
茶話会の写真、左奥のグレーの服を着て奥向いて話に熱中してるのは、ナニを隠そう私です。
Commented by なぎ at 2005-09-05 22:51 x
りぃさんこそ、御疲れでしょう。
12月の平城京は多分すごく寒いかも(笑)。だって、朱雀門って吹きッさらしだし・・・でも、一見の価値はあると思いますよ(にっこり)。

で、りぃさん、映ってるんですか、おやまあ(笑)!
あの、ロングヘアの方ですか?
私はこの手前から二つ目のテーブルにいたんですよ。
テーブルの上に立って「りぃさん、いらっしゃいますか~、わたしがなぎです~」って呼んでみたら良かったな(笑)。

次回はきっとそうしますわ・・・知らん顔しないでくださいね(爆)


Commented by りぃ at 2005-09-06 09:51 x
平城宮は何度かレンタサイクルで回ったことはあるんですが、復元の周りをうろうろするだけだったので、詳しい説明を先生から聞きながら回れるなんてかなり楽しみです!
サムガリータの私はむちゃくちゃ厚着で参加します!

隣のテーブルだったんですねー!
ニアミス!!

ぜひ、次回は呼んで見てください。
コソッと出口から出て行こうとするのが私かも(爆)
Commented by なぎ at 2005-09-06 23:44 x
平城宮って、それまでと比べて、大きくて色も鮮やかで整備されてて、素晴らしいものだったんだなあって、あそこに立つと実感します。
それに、本や案内板で読むのと、先生の説明を実際に聞くのとでは、印象がまるで違いますよね~。
9月17日からの文化財学演習Ⅱのときも平城京に行くらしいので、楽しみにしてます。
また違う側面が見えるかな?

次回はきっと呼んでみよう(笑)

by nagiwi | 2005-09-04 20:41 | 学校 | Comments(6)