雲仙、柳川、そして大宰府☆その2
友人は運転が上手だし、ナビはあるし、で、助手席の私はペチャクチャ喋って、げらげら笑ってるだけ。
それに、午前中は激しかった雨も、だんだん小やみになってきて、柳川に着いた時には小雨になって来ました。
なんという強運!
さて、柳川は水郷の町、北原白秋の生地としても有名ですが、もう一つ、お雛様の時期はさげもん飾りが有名です。
女の子の初節句には、お雛様だけでなく色鮮やかな「さげもん」を飾るんだそうです。
この日の宿泊には、もと立花藩の藩主の別邸だった御花松濤園を選んだんですが、ここはお雛様やさげもん飾りが美しく飾られてることでも有名だそうです。
到着後、フロントに荷物を預けて、御花資料館や本館のさげもん飾りを拝見しました。
お雛様がどこにあるのか分からないほど、ですね~。
丸い輪の下に可愛い縮緬細工や糸手毬が吊り下げられてます。
松濤園は280本のクロマツに囲まれた池庭で、明治43年に建てられたお座敷があります。
立花伯爵家の迎賓館だったそうです。
さげもんかざりやお庭を見た後、北原白秋の生家へ行くことにしました。
雨もほとんど上がって、御花からは趣のある水郷沿いの道を10分足らずの距離。
「邪宗門」や「桐の花」あるいは「待ちぼうけ」や「からたちの花」などの作詞者として有名な北原白秋は、柳川の大きな造り酒屋に生まれましたが、彼が16歳の時に火事にあって後に破産したとか。
「君かえす 朝の敷石 さくさくと 雪よ林檎の 香のごとくふれ」
この風景を白秋も見たのでしょうね…
さて、翌日は、からりと晴れ上がりました!
部屋から見た池庭の美しかったこと!
柳川では、年に一度は堀の水を入れ替えて掃除するそうですし、家々から堀に降りる階段が今もちゃんとあったし。
堀に面した家々では、それぞれ花や木を植えて、堀からの景観を飾っておられました。
観光のために作った美しさではなく、長年この堀と共に暮らして来られたことを感じさせられましたわ~。
ほんとに素敵な町でした☆
柳川から太宰府へは50キロぐらい。一時間足らずで着きました。
九州国立博物館は天満宮のすぐそば。
洞窟に入っていくような感じで、面白い入り口ですね。
この日は常設展示だけでしたが、これまでの博物館とは違う展示の仕方が面白く、また、たくさんの熱心なボランティアさんがおられてたのも興味深かったです。
帰り道で、古い町屋のお洒落な喫茶店でコーヒーを飲み、
帰路につきました。
二泊三日でしたけど、楽チンで、中身の濃い、ほんとに楽しい旅でした☆
またプレゼントが当たったら、誘ってね~♪
TVの女二人旅って番組みたいですわよ~。
毎回思いますけど、なぎさんとご一緒される方は、きっととっても楽しいでしょうねぇ。
良いなぁ・・・・
私も一緒に旅行できるようなお友達が欲しいものです。
ありがとうございます☆
一緒に旅行に行った友人は、いつも着物でお出かけする着物友達なんです。
柳川のお雛様や舟遊びに着物はぴったりなんですが、いくらなんでも着物で運転はできなくて。
私一人が着物で良い気持ちにさせてもらいました。
持つべきものは友達ですね♪
九州なんて久しく行ってないわ~。
ダンナの上司が定年後に、大宰府で陶芸の店を始めたらしいの。
新幹線が九州まで伸びたら行ってみようかなんていってる。
いいなー、九博!やっぱ新しいだけあって、斬新な建物ですね。
いつかは行ってみたいぞと。
ハウス付の長い長いエスカレータと動く歩道がとても立派なものでしたので、乗車券が必要なのかと思いましたが、無料でした。
こんな大きな博物館ですが、入館料は、学割で120円、これまたびっくりしたのを覚えております。
そうなのよ~♪
大宰府の町を車で走ってたら、水城あととか政庁跡とかいろいろあるみたいでした!
時間がなくて(それに、友達は普通の人やし)(笑)寄れなくて残念でしたわ。
九博の建物はほんとに斬新で素敵でしたよ~。
新幹線が通ると思いのほか近くなるみたいだし、ぜひ、どうぞ!
洞窟に入っていくみたいな入り口や、あのエスカレーターにも驚きましたが、レインボーロードとかいう動く歩道を抜けたところにガラス張りの博物館があって、しかも内部の天井は木で、何度もビックリ!
展示品より興味深かったような気がします(笑)