風の中の小鳥

節分の懸想文

毎日とっても寒い日が続いてますが、暦の上ではもう春。
昨日は節分でしたね~。

毎年、節分だからと言って特に何もしないんですが、
今年は友人に誘われて、京都の須賀神社に懸想文を貰いに行ってきました。
ん?懸想文って何?と思われた方が多いんじゃないでしょうか。
私も、友人に教えてもらうまで、何にも知らなかったんです・・・・・・

懸想文、って言うのは、恋文ってことですが・・・・。

この須賀神社っていうのは、聖護院の前にあるほんとに小さな神社なんですが、
節分の2月2日と3日には、境内に、こんな恰好をした懸想文売りが出るんです。
覆面をして、肩に担いだ梅の枝に懸想文を通しています。
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江戸時代、京の風俗行事の一つとして懸想文売りが街を賑わしたそうで、
この懸想文というのは、恋文ではなく、縁談や商売繁盛などの欲望を叶えてくれるものらしい。
これを鏡台に入れておくと美人になったり恋人ができるし、
箪笥に入れておくと着物が増えると言われたそうです…
ここまでくると、なぜ私が須賀神社に行ったか、お分かりですね~(笑)
そう、着物が増える、って聞いては行かずにいられません!

これが懸想文。
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江戸時代に懸想文売りになったのは貧乏な貴族の若さまで、
顔が見えないように覆面してたんだそうです。
売り手の恰好は江戸時代からちっとも変ってないんですね~。
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これが中身です。
この懸想文売りと言う風俗が残ってるのは、京都でもこの須賀神社だけらしいですよ。
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勿論、私は着物の箪笥にこっそりとしまっておきました☆
着物が増えるとうれしいなあ(笑)
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この日の私の着物姿ですが・・・ぼけぼけですね(汗)。

いかにも京都らしい行事でした!
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by nagiwi | 2010-02-04 19:33 | 着物 | Comments(6)
Commented by lilakimono at 2010-02-05 01:20
な、な、なぎさん!!
これ、来年は送ってください!!
っと・・・・身も蓋も無く勢い込んでしまいましたわ~。

売り手の装束が面白い!
描かれている絵も良いですねぇ。
Commented by marie004 at 2010-02-06 08:30 x
懸想文というので、ラブレターを売っているのかと思いました。
雅な風習が今でも残っているんですね。美人、恋人、着物のうち、なぎさんは着物を選ばれたんですね。たくさんお持ちのようですのに(笑)
Commented by nagiwi at 2010-02-06 11:40
りらさん
承りました☆
こんな風俗が江戸時代からずっと残ってるって、さすがに京都ですよね~。
懸想文、良い感じでしょ。
来年はぜひ送らせていただきます!(笑)
Commented by nagiwi at 2010-02-06 11:41
marieさん
中身は折りたたまれたラブレターなんですよ。
それを箪笥や鏡台に入れておくとご利益があるんですって。
なんでご利益があるのかは不明ですが…

人間の欲には、これで良いということがありません(笑)
Commented by かるほ at 2010-02-07 23:56 x
懸想文は知ってたけど、こういう行事があるとはねえ…。
エライひとも、身分の高い人も、お金が無くなるといろんなおふだを売ったのね。
免罪符しかり、懸想文しかり。

>人間の欲には、これで良いということがありません(笑)
まったくもって同感同感★
※しっかし怪しい人相だよね~夜の京都では会いたくないわ(ははは)
Commented by nagiwi at 2010-02-09 01:23
かるほさん
江戸時代にはこういう恰好をした貧乏公家のおぼっちゃまが、あちこちで懸想文を売ってたんでしょうね~。
江戸時代も下ってくると、天皇家でも家計は大変だったらしいから、ましてやお公家さんだとお小遣いがなかったのよ、きっと。
怪しげな格好だけど、目元だけしか分からないから、却ってハンサムに見えるかも(笑)
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